物書きの端くれらしい一日

2006年03月19日 | Weblog

 今日は、藤沢のミーティング・ルームで一日原稿を書いていました。

 能の専門雑誌『観世』(檜書店)5月号に掲載予定の「『葵上(あおいのうえ)』への仏教心理学的アプローチ」という原稿です。

 けっこう面白い原稿になったと自分では思っています(関心のある方、読んでみてください)。

 締め切りぎりぎりセーフでメールを送ってから、一言今日のブログ記事も書いておこうと思ったわけです。

 たまたま原稿を9分どおり書いて、後は家で仕上げようと、夕食に帰ると、高校の同級生から「お前の本を電車の中で読んだ。同級生で他にも読んだというのが何人もいるぞ。たまには同級会に出てこいよ」という電話がありました。

 PHP文庫の『よくわかる般若心経』を、たぶん駅のホームのキオスクで見つけて買ってくれたようです。

 彼の口ぶりからは、私が一流の物書きになっているという善意の誤解がうかがわれて、くすぐったい気分でした。

 残念ながらそこまでは行っていないと思っていますが、まあここのところけっこう原稿の締め切りに追われるなど、「物書きの端くれ」にはなったなという感じです。

 今日もまた物書きの端くれらしい一日を過ごしました。

 ま、どうでもいい話なんですが、自利利他的な意味で何とか超一流の物書きになれるといいなと思っています。


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コメント (8)
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