「未来の党」結党を歓迎-支持する!

2012年11月29日 | 持続可能な社会

  読者のみなさんには申し訳ないと思いつつ、日本のあまりにひどい現状とそれに対する国民総体の反応の不十分さ、言っても言っても話が通じないという感じでややあきれて物も言えない、という状況が続いていました。

 そんな中、27日、旅行中、滋賀県の嘉田由紀子知事が脱原発を掲げた新党「日本未来の党」を結党したというニュースを見ました。帰ってきて新聞を読みながら、「ようやく」という感じです。

 繰り返してきたように、自然の営みと調和した持続可能な政治・経済・社会のシステムを創り上げていくというはっきりした方向性のある政党が必要だ、と思い続けていましたが、ようやくそれに近い政党ができたのかな、と喜んでいます。

 存在の4象限理論の視点からするとさらに条件を整えていく必要はあると思いますが、ともかく、これで今回の衆議院選挙で支持できる政党が出来たことを歓迎したいと思います。

 議席獲得数について、『夕刊フジ』が20、『日刊ゲンダイ』が100だそうですが、私は100以上と予想・期待しています。

 未来の世代のために脱原発を願っている国民の数からすると、そうなるはずだ・そうなってほしいと思うからです。

 納得できたみなさん、ぜひ支持して、国民の1人として国政に影響力を及ぼしましょう!


 結党の宣言、「びわこ宣言」を引用・紹介させていただきます(http://kadayukiko.net/?p=1410)。

                         平成24(2012)年11月27日
  びわこ宣言

 政治は未来をつくるもの。
 右か左かではない、私たちが目指すものは日本の未来の安心。

 国民のみなさんに日本の未来を選択する、その選択肢を提示したい。

 国政への危機感、中央集権体制を変え、現世代につけまわしをしてきた旧体制を変えなければならない。
 3.11後初の国政選挙であるにもかかわらず、「原発のない社会」に向けての議論は不透明のまま。自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠たり福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表。

 福島の事故は、放射性物質を大気や水中に広げることで地球を汚した、この重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは、国家としての品格を失い、地球倫理上も許されないことである。

 原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県、琵琶湖である。琵琶湖は近畿圏1,450万人の命の水源であり、その琵琶湖をあずかる知事として、このまま国政にメッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない。

 今、ここに、国民のみなさんの信頼を取り戻し、国民のみなさんが希望を持つことができる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる「びわこ宣言」を行います。未来を拓く新しい政治を始めましょう。

コメント (7)
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