水曜講座リモート化のご案内

2021年04月15日 | 広報

水曜リモート講座「『正法眼蔵』とやさしい瞑想によるやすらぎの時間」

 

 道元禅師『正法眼蔵』の継続講座をリモート化しました。現在のシリーズは「梅華(ばいか)」巻です。

 「梅華」巻は、「老梅樹がにわかに開花する時、花が開いて世界が起こる。花が開いて世界が起こる時節、すなわち春が来るのである。(老梅樹の忽開華のとき、華開世界起なり。華開世界起の時節、すなはち春到なり。)」といった句など、思想の深さはもちろんですが、文学的にも美しい文章に満ちています。味わいながら学んでいます。

 参加者のみなさんには、やさしい瞑想とあわせ、悩みの多い日常を離れ、深いやすらぎを感じることのできる時間になっています。

 これまでは高松市の会場で対面で行なってきましたが、諸般の事情で、今回、5月からリモート化することになりました。

 これで、これまで距離の関係で講座にご参加いただけなかった全国の方々にも気軽にご参加いただけるようになりました。

 ぜひ、お問合せ・お申込みください。

 講義は「梅華」巻の途中からになりますが、途中からでも学んでいただく価値が十分ありますし、これまでの講義をDVDまたはCDで学ぶことも可能です。

 

▼講師:研究所主幹・岡野守也

▼テキスト:随時配布。

▼時間:19時半〜21時

▼参加費(2回分):一般5千円、年金生活・非正規雇用・専業主婦の方4千円、学生2千円

 5月19日 6月16日(2回)

 

●お問合せ・お申込みは、氏名、住所、連絡用の電話番号、メールアドレスを明記して、研究所あてFAX087‐899‐8178、メール okano*smgrh.gr.jp(*を@に換えてください) またはHPのフォームで。

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『サングラハ』第176号が出ました!

2021年04月13日 | 広報

 研究所の会報誌『サングラハ』の最新号が出ました。

 内容目次は以下のとおりです。

 当ブログの読者のみなさんには、ぜひさらに一歩学びを進めてお読みいただきたいと願っています。

 

 目   次

 

■ 近況と所感  …………………………………………………… 2

■ 六波羅蜜を学ぶ(6) ………………………………岡野守也…… 3

■ 痴呆、認知症そして老耄(認知障)(8) ……………大井玄……… 24

■ 仏弟子たちのことば(8)  …………………………羽矢辰夫…… 32

■ 未来の世界国家(4)………………………………増田満……… 34

■ 国際比較で見る日本のコスモロジー崩壊(4)……三谷真介………42

■ 講座・研究所案内 ………………………………………………… 54

■ 私の名詩選(75) 西行の桜の歌七首………………………… 56

 

 編集後記


 今号、岡野主幹の「六波羅蜜を学ぶ」は、第五・禅定波羅蜜が扱われており、その実践編として『坐禅儀』講義ダイジェストが語られています。

 主幹のコスモロジー各論は都合により今回休載です。

 大井先生の「痴呆、認知症そして老耄(認知障)」では、認知症の人が、情動的な判断力の点で「こちら側」にいることがわかる、鮮やかな事例と調査結果が非常に印象的です。

 羽矢先生「仏弟子たちのことば」は、ブッダのカッサパ三兄弟の二回目。

 増田さんの「未来の世界国家」では、ハラリの新たな倫理の模索に関する議論が展開されています。

 WVSに関する筆者の記事では、本文はともかくデータが何を語っているか、読み取っていただければ幸いです。

                   (編集担当)

 

●お申込み、お問合せはHPのお問合せフォームでどうぞ。

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