コスモス・セラピー:前期最終回

2013年05月29日 | 広報

 *下は、超新星爆発つまり星の死の画像です。

 なんと驚くほどダイナミックで美しい終わり方でしょうか。

 こうした超新星爆発は、それですべてが終わるのでなく、より複雑な新しい元素を創発・誕生させ、そしてやがてそれらの新しい元素を含んだ新しいより複雑な星を創発・誕生させます。

 50億年前くらいの天の川銀河の中での超新星爆発がなければ、90種類以上の複雑な元素からなる、私たちの太陽系、そして地球は創発・誕生しなかっただろうと言われています。

 太陽系、地球が誕生しなかったとすると、私が誕生することもなかった――超新星爆発は私の誕生の不可欠の条件だった!?







 先週の土曜日、東京集中講座の「唯識を理解する」が終わりました。参加者のみなさんはあらためて唯識のおもしろさ、的確な人間洞察、質の高い人生のヒントになることなどを実感してくださったようです。

 今月23日(日)はさらに「唯識を深める」講座です。

 さて、今週末6月1日(土)は、今年前期最後のコスモス・セラピーです。

 今回は、宇宙の歴史の中での破壊・死が次の創発・誕生につながることなど、コスモス・セラピーの重要なポイントに焦点を当てながら学びます。

 6月1日(土)13時~17時

 会場はフォーラムミカサ エコ (JR神田駅西口4分、内神田東誠ビル7F)

 まだ、空きがありますので、参加ご希望の方は、至急お申し込みください。

 参加費:一般7千円、会員6千円、年金生活・非正規雇用の方・専業主婦4千円、学生2千円

 申し込み:住所、氏名、性別、年齢、職業、連絡先電話・ファックス番号、メールアドレス、携帯番号・携帯メールアドレスを明記して、サングラハ教育・心理研究所 okano@smgrh.gr.jp  またはファックス0466-86-1824 宛




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農業革命”スマートアグリ”?

2013年05月24日 | 持続可能な社会

 持続可能な国づくりの会のブログに、表題のような記事を書きましたので、関心のある方は、ぜひお読みください。

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唯識の講座の案内

2013年05月13日 | 仏教・宗教

 昨日、坐禅入門講座が終わりました。「人間は、なぜ坐禅をしたほうがいいのか。ある意味で、しなければならないのか」、参加者のみなさんがとてもよく了解してくださったようで、有意義な集いでした。

 夏休み前の、私の講座は、唯識が3回(5月25日、6月23日はサングラハ教育・心理研究所、6月9日はヨガスタジオアルモニ)、コスモス・セラピーがあと1回だけになりました。

 今年の7、8月は都合により完全に夏休みにしますので、少し間があいてしまいます。季節のいい間にご一緒に学びませんか。

 サングラハの講座は過去記事を、ヨガスタジオアルモニの講座は、下記をご覧ください。
 




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ムダでも言っておきたいこと

2013年05月09日 | 持続可能な社会

 正村公宏『人間を考える経済学――持続可能な社会をつくる』(NTT出版)を読んで思ったことを、「持続可能な国づくりを考える会」のブログに書きました。

 よかったら、読んでみてください。



人間を考える経済学 持続可能な社会をつくる
クリエーター情報なし
NTT出版


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坐禅入門講座のご案内

2013年05月05日 | 仏教・宗教

 昨日は連休の真っ最中の東京集中講座「コスモス・セラピー シリーズ2」でした。とても充実した講座だった、と主催者としては思っています。

 岡野が行なう次の講座は、下記のご案内の「坐禅入門」講座です。





 ヨガのインストラクターであり、サングラハ教育・心理研究所の会員でコスモス・セラピーの初級インストラクターでもある亀田里奈さんの主宰しておられるヨガスタジオアルモニ(小田急本厚木駅南口徒歩1分)のご依頼で、久しぶりに坐禅入門の講座を行ないます。

 なぜ、どういうふうに坐禅をするのかのていねいな講義と、柔軟体操をしたうえで、軽い坐禅実習(驚策なし)を行ないます。

 坐禅に興味はあるが、たたかれたり、きびしく叱られたりしそうで、実際やってみるにはためらいがあるという方に、ごく気軽に入門していただくための講座です。

 どうぞ軽い気持ちでお出かけ下さい。帰り道、もっと軽くて爽やかな気持ちになっていることでしょう。

 なお、お問い合わせ、お申し込みは、当研究所ではなく、ヨガスタジオアルモニのほうです。おまちがいなく。


*その後の講座は、5月25日(日)「唯識を理解する」(当研究所主催)、6月1日(土)「コスモス・セラピー シリーズ3」(当研究所主催)、6月9日(日)「唯識入門」(ヨガスタジオアルモニ主催)、6月23日(日)「唯識を深める」(当研究所主催)と続いています(サングラハ教育・心理研究所のHP参照)。

 どうぞご参加ください。




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吉福伸逸氏の死を悼む

2013年05月02日 | 広報

 昨日、旅行から帰ってパソコンを開くと、ケン・ウィルバーやトランスパーソナル心理学の存在を教えてくれた先輩であり畏友ともいうべき吉福伸逸氏が亡くなられたというメールが入っていました。

 ご自宅で、ハワイ時間4月29日午後5時頃(日本時間4月30日12時頃)、享年69歳、肝臓がんのため、しかも発見されてから3週間あまりという急なことだったとのことでした。

 少し早すぎる死で、とても惜しまれます。

 吉福氏が創立したC+F研究所を引き継いでいる高岡よし子さんとティム・マクリーンさんのブログに、亡くなられた時のことが書かれています。

 彼の生き方にふさわしい、しっかりと意識的に死を受容した静かな死に方だったようで、遺された人間への最後の大きなプレゼントになった、という気がします。

 私は、1984年の春に初めて会って以来、彼がハワイに移住するまで、大きな影響・恩恵を受けました。

 「アメリカのトランスパーソナルの流れの中の最善の部分だけを選んで日本に導入しよう」という合意の元に、彼はセラピスト・翻訳家として、私は編集者として、徹底的な討論を繰り返し緊密な連携を取りながら、一緒にとてもいい仕事をさせてもらいました。

 私の出版した最初の著作も、彼を通じて学んだトランスパーソナル心理学のまとめでしたし、最初に話のあった出版社と交渉がもつれ、他に出してくれる出版社を探していた時、青土社を紹介してくれたのも彼でした(『トランスパーソナル心理学』青土社)。

 仕事だけでなく個人的にも、人生の危機の時にしっかりとサポートしてもらいました。

 一時は盟友ともいうべき存在だったのですが、残念ながら、日本社会に対するいわば戦略・路線の違いのため、それぞれお互いの道を行こうという感じで仲良く別れることにして、その後は音信不通ぎみでした。

 しかし、年齢のせいもあるのでしょう。歩む道の違いはともかく、懐かしくなってきて、そろそろまた会って話をしたいなと思いはじめていたところだったので、不意をつかれた感じで、知らせを見て、一瞬言葉がありませんでした。

 会いたい人には会いたい時に会っておくべきだ、とわかっていたつもりでしたが、まだ機会はあるような気がして油断をしていました。残念です。

 しかし、宇宙はすべての存在の故郷であり、死は宇宙への帰郷だ、と私は思っていて、やがて私も帰った時には先に逝った親しい人々にまた会えると信じていますので、吉福さんにもまた会えるでしょう。

 それまでのしばらくの別れ、「じゃあ、また」と挨拶を送る気持ちで、仏壇の前で「般若心経」を唱えました。

 それにしても、親しかった人との別れはさみしいものです。


 以上、ブログを読んでくださっている、彼と関わりのあったみなさんにお知らせし、ご一緒に彼の死を悼みたく、追悼の気持ちをつづりました。

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