公開講座: なぜスウェーデンにそれができたのか~人も自然も幸福な国

2009年04月13日 | 持続可能な社会

 日本を「人も自然も幸福な国」にしたい! というのは、誰もが願っていることではないでしょうか。

 そしてただ願うだけではなく、実現に近づけるには、まず具体的にどうしたらそれができるのかを知る必要があります。

 私たちは、これまでお伝えしてきたとおり、スウェーデンはきわめて重要なヒントになると考え、これからの日本のためにスウェーデンから学びたいと思ってきました。

 今回の講座は、いよいよ「なぜそれができたのか」というところに焦点を当てて、皆さんと学習-討議していきたいと思っています。

 ぜひ、ご参加ください。





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疲労しきる前に休もう

2009年04月01日 | メンタル・ヘルス





 しばらく休養と次の仕事の準備のためにブログを休んでいました。

 次の仕事に関して読んだ、下園壮太『うつからの脱出――プチ認知療法で「自信回復作戦」』(日本評論社、2004年)にいわれてみれば当たり前だけれども、意外に気づいていない大切なことが書かれていました(p.6-7)。

 これだけではなく、この本はとても参考になりました。うつの予防にも治療にもとてもいい本だと思います。


 「軍隊に行軍というものがある。重い荷物を背負って、長距離を歩くのだ。当然、その間には休憩を取るのだが、どのような割合で休息をとればいいのかを米軍が研究した。
 一時間ごとに一〇分の休憩を入れる方法、三時間ごとに三〇分、五時間ごとに五〇分。どれも割合は同じである。
 しかし結局、一時間に一〇分のこまめな休憩を取るほうが、兵士の疲れの蓄積が少なく、結果的に長距離を歩けることがわかった。五時間歩いたあとで五〇分休憩をとっても、ほとんどの兵士が疲労を回復できなかったのである。
 つまり人間は、疲労が少ないときは少しの休憩で回復するが、いったん疲労しきると、少々の休憩では回復しないのである。」


 つまりそれに似て、いったん疲労しきって、少々の休憩では回復しなくなった精神疲労が「うつ」だというのです。

 2008年度の後半は忙しくて、ついそれに気持ちが追われて、疲れていてもずっと仕事を続けてしまい、心身ともにかなり疲れがたまってしまったようです。

 疲れきって「うつ」、というところまではいきませんでしたが、やや危なかったかもしれません。

 新年度は、少し意識してこまめに休憩を取りながら働こうと思っています。

 不況のさ中、つい「それどころではない」という気になりがちですが、休憩しないで疲れきってしまうと戦になりませんから、お互いに必要な休憩をこまめにとりながら、不況脱出までの長期戦をへたばらないように戦いましょう。

 関東地方もそろそろ桜が満開、ちょっと仕事を休んで花見というのもいいですね(画像は、福岡城址・大手門の桜です)。



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コメント (5)
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