平安枝垂れ桜がほぼ満開

2017年04月04日 | 日々の暮らし





 ほぼ満開の花を見ていると、

 道元禅師『正法眼蔵』のいろいろな言葉、

 例えば、「現成公案」巻の「華は愛惜にちり、艸は棄嫌におふるのみなり」、

 「仏経」巻の「いはゆる経巻は、尽十方界これなり、経巻にあらざる時節なし……あるひは百艸の文字をもちゐ、あるひは万木の文字をもちゐる。このゆゑに尽十方界に、森森として羅列せる長短、方円、青、黄、赤、白、しかしながら経巻の文字なり、経巻の表面なり」、

といった言葉が浮かんできます。

 桜の花が咲き、散ることも、心のあり方しだいで、お経の文字として読めてくるということでしょう。

 そういう見方をしたり、単純に綺麗だなと感動したり、この季節を満喫させていただこうと思います。

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平安枝垂れ桜が咲きはじめました

2017年04月01日 | 日々の暮らし




 一昨日、待っていた庭の平安枝垂れ桜がようやく二輪咲きました。

 やや大きめの名前どおりの雅びた雰囲気のある花で気に入っているのですが、花数が期待したほど多くないのが残念で、植えてくれた植木屋さんに聞くと、木がもう少し大きくなるまで待ってください、とのことでした。

 一昨日は、とても暖かい一日だったので、夕方には二十輪くらいまで開きました。





 ところが昨日は一日冷たい雨。今朝見ると、開花はほとんど進んでいません。

 今日はいくらか暖かくなりそうなので、もう少し開くでしょうか。

 満開を心待ちにしているところです。

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