sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:テルマエロマエ、のロバ

2012-08-25 | 映画
照る前路前、じゃない「テルマエロマエ」先月見たのですが
こういう映画も見ますよ。こういう映画も好きです。
でも
今日は全然映画の感想ではなく、ロバの話です。

映画の中で何シーンか、ちょっと画面に出て来るんだけど、
なぜだか突然、ロバいいなぁと思ったのです、ロバ。
「プラテーロとわたし」というロバ文学が家のどこかにあったな、
探して見よう。
これはやさしいいい本です。

動物園や映画や図鑑や絵本で、いくらでも見てきたはずなのに、
なんで今、唐突にロバに惹かれたのか。
改めて見ると、かわいいからかな、ロバ。
ロバ飼うのは難しいかな。
馬より飼いやすそう・・・安いだろうし。安くないかな。

ググってみた。
中国では古来ロバは大変ポピュラーで
世界の3分の1が中国にいるとされ、
老いて使えなくなると革から膠を取り、身は食べちゃうというくらい、
無駄なく使える動物なのに、
日本にはロバはほとんど普及しなかった。
なぜ普及しなかったのかわからない日本畜産史の謎と言われてる!(wikiより)

「日本畜産史の謎」という大きな表現に
うちの18歳とふたり、ウケまくりました(笑)
しかし、ろば、こんなに使えて、しかもかわいいのに、なんでだろう?

ちなみにロバを食べるのは中国人くらいのようだけど、
硬くて臭いも強いロバの肉を食べるために
やはり、かなり調理の工夫がされてたようです。(さすが中国人!)
その他の国では粗食に耐える飼いやすく安い労働力として広まってたわけで、
そういう意味で、日本に定着しなかったのはやっぱり謎かなぁと。
近代以前というか遣唐使の時代に少数輸入されたりしてるのにねぇ。

そしてその時代、日本でのロバ輸入の最古の記憶では
「うさぎうま」と呼ばれてた!らしいです。
「うさぎうま」・・・萌えます。
ますますかわいい。

ロバの利点は粗食に耐え、暑いところでも寒いところでもよく生き、
飼育がラクでコストがかからないところで
欠点は馬ほど従順じゃなく頑固な所。
そういう、人間に都合の悪い頑固さのせいで、
物語の中では愚鈍な生き物のように描かれるのかもしれないし、
農耕民族には牛の方が向いてるのかもしれません。
まあ、牛もかわいいけどね。

ロバが見たくなってきた。
動物園にいるかな?

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