岩波書店の雑誌で購読しているので毎月送られてくる「図書」を読んでいて、思わぬエッセイに遭遇した。
そのエッセイは、の内容の一部が、村上春樹氏の「1Q84」の背景と少し重なるような感じがするのだ。
「1Q84」については1と2までしか読んでいないし、小説のあらすじを言うのは、ルール違反と勝手に思っているが、その背景についての議論は問題ないだろうと思う。
その小説の背景のカルト集団については、読みながらオウム真理教とかヤマギシズムとか、それ以外の少女暴行容疑の新興宗教といった実在のカルトを連想していた。
ヤマギシズム(山岸会)については、1959年の「世界急進Z革命団」等で大きなニュースや社会問題になり、その後も散発的なニュースになっていたので経過は分っていたが、その後はニュースに出なくなった。
自然農法の山岸会の農産物は、一時直販の形で、卵等の移動販売していたような気がする。
1Q84を読み進めるにつれて、これらの要素を様々なカルトの話を合成して背景を構成しているのだろうと思った。
その中でも山岸会に似た要素は多いのではないかと思っていた。
昨日カフェで「図書」に掲載されているエッセイを読み進めていて、小澤浩氏の「ユートピアが消えていく」というエッセイに少しだけ山岸会のことが書いてあった。
当時有名な知識人が山岸会に肩入れしていたことも知っていたが、エッセイにもそのことが書いてあった。
そして、組織分裂のこと等も、小説の背景に似たところがある。
そのような意味で、強い興味を持って、小澤浩氏のエッセイ「ユートピアが消えてゆく」を読んだ。
参考
岩波書店発行の「図書」は月刊誌
http://www.iwanami.co.jp/tosho/index.html
そのエッセイは、の内容の一部が、村上春樹氏の「1Q84」の背景と少し重なるような感じがするのだ。
「1Q84」については1と2までしか読んでいないし、小説のあらすじを言うのは、ルール違反と勝手に思っているが、その背景についての議論は問題ないだろうと思う。
その小説の背景のカルト集団については、読みながらオウム真理教とかヤマギシズムとか、それ以外の少女暴行容疑の新興宗教といった実在のカルトを連想していた。
ヤマギシズム(山岸会)については、1959年の「世界急進Z革命団」等で大きなニュースや社会問題になり、その後も散発的なニュースになっていたので経過は分っていたが、その後はニュースに出なくなった。
自然農法の山岸会の農産物は、一時直販の形で、卵等の移動販売していたような気がする。
1Q84を読み進めるにつれて、これらの要素を様々なカルトの話を合成して背景を構成しているのだろうと思った。
その中でも山岸会に似た要素は多いのではないかと思っていた。
昨日カフェで「図書」に掲載されているエッセイを読み進めていて、小澤浩氏の「ユートピアが消えていく」というエッセイに少しだけ山岸会のことが書いてあった。
当時有名な知識人が山岸会に肩入れしていたことも知っていたが、エッセイにもそのことが書いてあった。
そして、組織分裂のこと等も、小説の背景に似たところがある。
そのような意味で、強い興味を持って、小澤浩氏のエッセイ「ユートピアが消えてゆく」を読んだ。
参考
岩波書店発行の「図書」は月刊誌
http://www.iwanami.co.jp/tosho/index.html