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食品の放射線基準と、福島県農家の深刻な立場

2012年02月16日 17時45分02秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
今、食品の放射性セシウムの新基準に関して、立場で意見が対立しているようだ。
同じ原発被害者でありながら立場により、意見が対立するというより複雑な話になってきた。

朝日新聞の記事では、厚生労働省がまとめた食品中の放射性セシウムの新基準について、文部科学省放射線審議会が16日、「必要以上に厳しい」として、被災地の食生活や農業への影響に配慮するよう異例の注文を付けた。」ことを紹介し、更に先月12日の放射線審議会の総会で、福島県のコープふくしま理事の佐藤理さんは「新基準が施行されれば、広範な田畑の作付けが制限され、福島の農業が壊滅的打撃を受ける」という意見も紹介している。

一方で、「厚労省の担当者は「どんな年代でも、どんな食生活をしても大丈夫なような基準値案になっている。厳しすぎるということはないはず」」という厚生省の意見と、更に阿南久・全国消費者団体連絡会事務局長は「消費者からすれば、基準値を緩めるということは絶対に認められない」という意見も紹介している。

どちらの言い分も、よくわかる。
現実問題、新基準は非常に厳しい。
低レベル放射線の害より、タバコとかその他調べると身の回りにはたくさん、ガンを誘発する可能性のものがあり、しかも人体で、ガンは常に発生していて、常に免疫により正常化されているという。
飛行機に乗ったり高地に行けば、宇宙線が増える。
紫外線による、皮膚へのダメージも大きい。
食品の中にも、ガンを誘発しなくても、大量に食べると人体に悪影響を与える食品もある。

これらの危険度と、低レベル放射線の閾値の決定との関連は比較出来ないけれど、評価からすれば興味深い問題を含んでいる。
安全基準と、合理的経済性の問題である。
安全性とは、突き詰めれば確率の問題で、この点に関しては経済性とも共通の問題なのだ。

ただ、放射性物質に関していえば、一度体内にとりこまれた場合、普通の物質では、新陳代謝で数ヶ月から数年すればほとんどの物質は、代謝され体外に出されるが、中には長くとどまるものもあるという。
その場合は常に内部被曝を受けることになり、宇宙線と違い非常に危険である。

このようなことを考えた場合、厚生労働省の言い分は正しいように思う。
逆に厳しい品質管理を施すほど、日本の食品の安全性が強調でき競争力がつく。
福島や原発被災地に関しては、東電と国が安全なレベルまで農地の除染を効率的にできる新技術開発し、開発が完成するまでは、充分な被害補償と、その間に放射性物質の影響を受けない代替作物を開発し作るしかないのではないだろうか。

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昨日記120215水(曇り8/3 ブログ  読書)

2012年02月16日 12時38分05秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昼食後、一昨日放送のあった、クローズアップ現代の放送内容に関してブログに書く。
日本の人口減少問題とも密接に関係し、晩婚礼賛派で子どもがほし女性にとっては、知らずにいると悲劇を招きかねない話だ。

この話は、35歳過ぎてからの平均的傾向ということであろうし、40歳過ぎても妊娠している女性もいる。
歳をとってからの、体力や様々な能力が、人によって大きく違うのと同じような話であると思う。

夕方から、年金振込みのチェックを兼ね銀行へ出金に行く。
帰りに、ファストフードに寄り2時間弱読書する。
読み続けていた考古学の纏向遺跡関係の本を読了する。
古代史考古学関連のことを前からブログやHPにまとめたいと思っているが、遺跡や遺物の数が無数にあり、時代も場所も様々で学説もいろいろあるので、少しずつ時代や地域をスポット的に決めてまとめようかと思うが、なかなかまとめきれないでいる。
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2月15日(水)のつぶやき

2012年02月16日 02時00分45秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
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昨日記120214火(雨・曇り7/4 インフレターゲット 船中八策 プール) blog.goo.ne.jp/sksoo/e/36b8bc…

16:34 from gooBlog production
35歳を超えると妊娠が難しくなる。 goo.gl/vW1nO

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