2018年も安定のポンコツでしたが、
それなりに読書を楽しめたので良い一年でした。
しかし年々、純文学を読む忍耐というか読解力というか
何かが失われていっている気がしないでもない。
文章を追いながら、別のことを考えたりもするし。
まあ、そんなポンコツ感も安定と言えば安定である。
◆2018年ベスト!!!
『火星の人』アンディ・ウィアー
事故により火星に一人取り残された宇宙飛行士(兼、植物学者でエンジニア)
マーク・ワトニーの、ガチ火星サバイバルです。
ワトニーかっこいい…。
第46回星雲賞海外長編部門 受賞
「SFが読みたい! 2015年版」ベストSF2014海外篇1位
等、賞歴もありますが、とにかく文句なしにおもしろいので、おススメです!
◆2018年次点!!
『泣き虫弱虫諸葛孔明』酒見賢一
酒見先生によるありがたくも時々眉唾な孔明論。
私は『三國志』を人生で読んだことが無かったので、
ものすごく興味深く且つ面白く読みましたし、
めちゃくちゃ勉強にもなった!とありがたい想いでいっぱいです!
が、『三國志』に造詣の深い友人に薦めたところ、全くハマらなかった…。
やはり好みがわかれるようです。
でも私は好きです!壱部から参部までが特に楽しいです!
<第壱部>
<第弐部>
<第参部>
<第四部>
<第伍部>
◇2018年読んで良かった!!
『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ
「犯罪」にまつわる短編集で、
作者はベルリンで刑事事件担当の弁護士として働いていた人物。
どれもこれも、文学でいて写実っぽい。なんだか妙に深い。
ページ数も少ないので、だまされたと思って読んでみてほしい一冊です。
『平成大家族』中島京子
2018年は中島京子さんの良さを再発見できた年とも言えそう。
この作品が一番好きですが、『妻が椎茸だったころ』も同じくらい好きかも。
全作品読破できていないので、今年も楽しませていただきます。
『雪沼とその周辺』堀江敏幸
連作短編集として谷崎潤一郎賞を受賞しています。
良い文学体験が味わえる、静かでキレイな一冊です。
気もちが凪いでいる時期に美味しいお茶と一緒に読みたいです。
(しかし残念ながら、始終ざわつき気味な私である…)
『スペース金融道』宮内悠介
『ナニワ金融道』宇宙版みたいなエンタメ小説です。
が、SF的なガジェットや、宇宙だろうが変わらない金融関連の知識は
とてもおもしろいです。
あと主人公が何かと酷い目に遭う愛すべきダメ男で、
猿渡くんが好きな人には特におススメです!
(そういうジャンルあるのかな…)
◇まだお時間おありでしたら、こちらもおススメです
『スタッキング可能』松田青子
『ルピナス探偵団の当惑』『ルピナス探偵団の憂愁』津原泰水
『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀
『ぼくのともだち』エマニュエル・ボーヴ
というわけで、今年も楽しい読書がたくさんできるといいなあ。
それなりに読書を楽しめたので良い一年でした。
しかし年々、純文学を読む忍耐というか読解力というか
何かが失われていっている気がしないでもない。
文章を追いながら、別のことを考えたりもするし。
まあ、そんなポンコツ感も安定と言えば安定である。
◆2018年ベスト!!!
『火星の人』アンディ・ウィアー
事故により火星に一人取り残された宇宙飛行士(兼、植物学者でエンジニア)
マーク・ワトニーの、ガチ火星サバイバルです。
ワトニーかっこいい…。
第46回星雲賞海外長編部門 受賞
「SFが読みたい! 2015年版」ベストSF2014海外篇1位
等、賞歴もありますが、とにかく文句なしにおもしろいので、おススメです!
◆2018年次点!!
『泣き虫弱虫諸葛孔明』酒見賢一
酒見先生によるありがたくも時々眉唾な孔明論。
私は『三國志』を人生で読んだことが無かったので、
ものすごく興味深く且つ面白く読みましたし、
めちゃくちゃ勉強にもなった!とありがたい想いでいっぱいです!
が、『三國志』に造詣の深い友人に薦めたところ、全くハマらなかった…。
やはり好みがわかれるようです。
でも私は好きです!壱部から参部までが特に楽しいです!
<第壱部>
<第弐部>
<第参部>
<第四部>
<第伍部>
◇2018年読んで良かった!!
『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ
「犯罪」にまつわる短編集で、
作者はベルリンで刑事事件担当の弁護士として働いていた人物。
どれもこれも、文学でいて写実っぽい。なんだか妙に深い。
ページ数も少ないので、だまされたと思って読んでみてほしい一冊です。
『平成大家族』中島京子
2018年は中島京子さんの良さを再発見できた年とも言えそう。
この作品が一番好きですが、『妻が椎茸だったころ』も同じくらい好きかも。
全作品読破できていないので、今年も楽しませていただきます。
『雪沼とその周辺』堀江敏幸
連作短編集として谷崎潤一郎賞を受賞しています。
良い文学体験が味わえる、静かでキレイな一冊です。
気もちが凪いでいる時期に美味しいお茶と一緒に読みたいです。
(しかし残念ながら、始終ざわつき気味な私である…)
『スペース金融道』宮内悠介
『ナニワ金融道』宇宙版みたいなエンタメ小説です。
が、SF的なガジェットや、宇宙だろうが変わらない金融関連の知識は
とてもおもしろいです。
あと主人公が何かと酷い目に遭う愛すべきダメ男で、
猿渡くんが好きな人には特におススメです!
(そういうジャンルあるのかな…)
◇まだお時間おありでしたら、こちらもおススメです
『スタッキング可能』松田青子
『ルピナス探偵団の当惑』『ルピナス探偵団の憂愁』津原泰水
『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀
『ぼくのともだち』エマニュエル・ボーヴ
というわけで、今年も楽しい読書がたくさんできるといいなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます