『名画で読み解く イギリス王家12の物語』
中野京子さんの<名画で読み解く>シリーズ第4弾です。
<名画で読み解く>シリーズは(この前ハプスブルク家を読んだけれど)
他に「ブルボン王朝」「ロマノフ家」「プロイセン王家」があります。
ぜんぶ読みたい!
ぜんぶ読まなきゃ!!
ところで、
今回読んだ『名画で読み解く イギリス王家12の物語』は
表紙が「ジェーン・グレイの処刑」なんですね。
『もっと知りたい 怖い絵展』(既読)のムックと同じ絵画なので、
すでに読んだ気になっていました。
はい、読んでなかった〜!
読め!読む!!(なんかテンションおかしくなった)
イギリスは「君臨すれども統治せず」のお国柄もあって、
エリザベス1世以降の王様に関しては、全然印象になかったです。
ヘンリー8世のクズっぷりから始まる
メアリ1世からのエリザベス1世が有名すぎて、
そこでわたしのなかのイギリス王家が終わってましたね。
もうね、王様、いたんだ!!くらいのレベルで知らなかった。
いるよな、そりゃ。
ハノーヴァー家から改名してウィンザー家になり、
地続きで現在のエリザベス2世へと繋がってるのを読み、
歴史って現在進行形なんだなあ、と感動もしました。
続いているよな、そりゃ。
内容は、テューダー家、ステュアート家、ハノーヴァー家の
3王家の物語。
チャールズ1世がピューリタン革命(1642)で処刑されたのは
フランス革命(1789)より100年以上前なんですね!
王様が民衆によって処刑されるって
物凄い出来事だと思うのだけど、
フランス革命が有名すぎて霞んでいる…。
とはいえ、イギリス・ピューリタンの政治が全然「ピュア」にならず、
揺り戻しで再び王政に戻るのも、歴史の皮肉っぽい。
中野さんの本は、絵画が大きく綺麗に印刷されてるのも良いよね。
以下、収録作品。
第1部 テューダー家
ハンス・ホルバイン『大使たち』
アントニス・モル『メアリ一世像』
アイザック・オリヴァー『エリザベス一世の虹の肖像画』
第2部 ステュアート家
ジョン・ギルバート『ジェイムズ王の前のガイ・フォークス』
ポール・ドラローシュ『チャールズ一世の遺体を見るクロムウェル』
ジョン・マイケル・ライト『チャールズ二世』
第3部 ハノーヴァー家
ウィリアム・ホガース『南海泡沫事件』
ウィリアム・ビーチ-『ジョージ三世』
ウィリアム・ターナー『奴隷船』
フランツ・ヴィンターハルター『ヴィクトリアの家族』
フランツ・ヴィンターハルター『エドワード王子』
ジョン・ラヴェリ『バッキンガム宮殿のロイヤルファミリー』
『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子
中野京子さんの<名画で読み解く>シリーズ第4弾です。
<名画で読み解く>シリーズは(この前ハプスブルク家を読んだけれど)
他に「ブルボン王朝」「ロマノフ家」「プロイセン王家」があります。
ぜんぶ読みたい!
ぜんぶ読まなきゃ!!
ところで、
今回読んだ『名画で読み解く イギリス王家12の物語』は
表紙が「ジェーン・グレイの処刑」なんですね。
『もっと知りたい 怖い絵展』(既読)のムックと同じ絵画なので、
すでに読んだ気になっていました。
はい、読んでなかった〜!
読め!読む!!(なんかテンションおかしくなった)
イギリスは「君臨すれども統治せず」のお国柄もあって、
エリザベス1世以降の王様に関しては、全然印象になかったです。
ヘンリー8世のクズっぷりから始まる
メアリ1世からのエリザベス1世が有名すぎて、
そこでわたしのなかのイギリス王家が終わってましたね。
もうね、王様、いたんだ!!くらいのレベルで知らなかった。
いるよな、そりゃ。
ハノーヴァー家から改名してウィンザー家になり、
地続きで現在のエリザベス2世へと繋がってるのを読み、
歴史って現在進行形なんだなあ、と感動もしました。
続いているよな、そりゃ。
内容は、テューダー家、ステュアート家、ハノーヴァー家の
3王家の物語。
チャールズ1世がピューリタン革命(1642)で処刑されたのは
フランス革命(1789)より100年以上前なんですね!
王様が民衆によって処刑されるって
物凄い出来事だと思うのだけど、
フランス革命が有名すぎて霞んでいる…。
とはいえ、イギリス・ピューリタンの政治が全然「ピュア」にならず、
揺り戻しで再び王政に戻るのも、歴史の皮肉っぽい。
中野さんの本は、絵画が大きく綺麗に印刷されてるのも良いよね。
以下、収録作品。
第1部 テューダー家
ハンス・ホルバイン『大使たち』
アントニス・モル『メアリ一世像』
アイザック・オリヴァー『エリザベス一世の虹の肖像画』
第2部 ステュアート家
ジョン・ギルバート『ジェイムズ王の前のガイ・フォークス』
ポール・ドラローシュ『チャールズ一世の遺体を見るクロムウェル』
ジョン・マイケル・ライト『チャールズ二世』
第3部 ハノーヴァー家
ウィリアム・ホガース『南海泡沫事件』
ウィリアム・ビーチ-『ジョージ三世』
ウィリアム・ターナー『奴隷船』
フランツ・ヴィンターハルター『ヴィクトリアの家族』
フランツ・ヴィンターハルター『エドワード王子』
ジョン・ラヴェリ『バッキンガム宮殿のロイヤルファミリー』
『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子