線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

神岡鉄道観光化、再来年5月をめどに計画

2006年12月18日 11時02分43秒 | 私鉄(北陸)
11月30日で営業を終了した神岡鉄道ですが、飛騨市は観光鉄道として再生する方針を掲げていました。
このたび、鉄道再開が正式に決まったそうです。
どうも、DMVの導入も検討課題になっているようです。

『神岡鉄道観光鉄道化、08年5月めどに 飛騨市計画』 岐阜新聞12月16日付け

記事をまとめますと、以下のとおりです。
・施設を飛騨市が保有、運行は鉄道事業会社に委託する上下分離方式を採用
・財源として、三井金属鉱業からの寄付金15億円を充当。うち5億円が開業資金、10億円は
 経営が行き詰まった場合の軌道撤去費に。
・車両は新型とし、軌道と道路で利用できるマイクロバスサイズの車両などの導入も検討。
 おくひだ号や機関車も予備車として保存。
・誘客の柱は神岡鉱山の産業遺産や神通峡の渓谷美

“軌道と道路で利用できるマイクロバスサイズの車両”つまり、DMVでしょうか。
新型車両が導入されるのは以前報じられていましたが、おくひだ号ことKM151やKM101、
それにKMDD13も残すのは予想外です。

市長曰く、
「5年で黒字化できなければ存続の意味は無く、軌道は撤去せざるを得ない。成功させる自身はある」

産業遺産の観光と聞いても、あまりピンときません。
どこまで人をひきつけられるのか、注目です。

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