11月に金沢へ運ばれてきてから3ヵ月弱。
ようやく、元京王3000系あらため北陸鉄道7700系の営業運転が開始されました。
野町駅に到着した7701F。
石川線用ということで、形式は「7700」に。
鶴来方先頭車がクハ7711、野町方先頭車はモハ7701になりました。
浅野川線用の8900系と大きく異なる点は足回りです。
整備しやすくするためか、7000系と同じ台車、制御器、抵抗器等を用いています。
また、2Mの8900系と違い、組成は1M1Tになっています。
北国に必須のスノープロウは7000系と同一の小型のものを備えています。
参考:浅野川線8900系
他にも変化は多く、ドアチャイムと側面の開閉ボタン、SIV(クハに装備)は、石川線用としては初装備です。
また、これまで石川線では2両目の行先表示を出さないのが慣例でしたが、7700系では
表示されるようになっています。
掲げられている記念ヘッドマーク。石川線全線開通80周年とあります。
少し石川線の歴史をたどってみます。
石川線の最初の区間、新野々市(現:西金沢)~鶴来が石川鉄道によって開業したのは1915年。
当時はナローゲージ・蒸気動力だったそうです。
改軌、電化が1921年に行われ、その翌年、馬車鉄道だった金沢電気軌道線の改軌・電化により
白菊町(現在廃止)~新野々市で直通運転が開始され、白菊町~鶴来がつながりました。
そして1927年、金名鉄道により鶴来~神社前(現:加賀一の宮)が蒸気動力で開業され、
石川線全通、となりました。
もっとも、電化によって加賀一の宮までの直通が実現したのはその2年後のこと。
かつての「石川総線」は元の会社がいくつもあり、非常に面倒くさいです。
北陸鉄道、という形になったのは、戦時1943年のことでした。
ようやく走り始めた7700系。末永い活躍を。
ようやく、元京王3000系あらため北陸鉄道7700系の営業運転が開始されました。
野町駅に到着した7701F。
石川線用ということで、形式は「7700」に。
鶴来方先頭車がクハ7711、野町方先頭車はモハ7701になりました。
浅野川線用の8900系と大きく異なる点は足回りです。
整備しやすくするためか、7000系と同じ台車、制御器、抵抗器等を用いています。
また、2Mの8900系と違い、組成は1M1Tになっています。
北国に必須のスノープロウは7000系と同一の小型のものを備えています。
参考:浅野川線8900系
他にも変化は多く、ドアチャイムと側面の開閉ボタン、SIV(クハに装備)は、石川線用としては初装備です。
また、これまで石川線では2両目の行先表示を出さないのが慣例でしたが、7700系では
表示されるようになっています。
掲げられている記念ヘッドマーク。石川線全線開通80周年とあります。
少し石川線の歴史をたどってみます。
石川線の最初の区間、新野々市(現:西金沢)~鶴来が石川鉄道によって開業したのは1915年。
当時はナローゲージ・蒸気動力だったそうです。
改軌、電化が1921年に行われ、その翌年、馬車鉄道だった金沢電気軌道線の改軌・電化により
白菊町(現在廃止)~新野々市で直通運転が開始され、白菊町~鶴来がつながりました。
そして1927年、金名鉄道により鶴来~神社前(現:加賀一の宮)が蒸気動力で開業され、
石川線全通、となりました。
もっとも、電化によって加賀一の宮までの直通が実現したのはその2年後のこと。
かつての「石川総線」は元の会社がいくつもあり、非常に面倒くさいです。
北陸鉄道、という形になったのは、戦時1943年のことでした。
ようやく走り始めた7700系。末永い活躍を。