(昨日、私の2回目のワクチン接種が終りました。1回目は2日目に腕に少し違和感を感じましたが、2回目の方が症状が出るということで心配していました。
しかし、昨夜寝る前に飲んだ痛み止めのロキソニンが効いたのか、幸いにも余り痛みはなかったです。無事に2回が終り一安心。ツレアイは来週土曜日が2回目です)
今日、スーパーに行くと魚売り場には、タコが沢山置いてあり、“今日は、半夏生。タコを食べよう”との手書きの宣伝が目に入りました。
今日は、夏至から11日目で半夏生の日となっています。
半夏生という名前は、この時期に生えてくる毒草「烏柄杓(からすびしゃく)」の別名が「半夏(はんげ)」であったため(※)、半夏生と呼ばれるようになったと言われています。
(※ 「カラスビシャク(別名:ハンゲ)」はマムシグサに似たサトイモ科の植物で、「半夏」という漢方薬の原料です。先日紹介した「ハンゲショウ」はドクダミ科植物で、違う植物なのですが、同じ時期に咲き、似た名前なので、非常にややこしいです。)
さて、昔からこの期間に「天から毒が降り、地から毒草が生える」という言い伝えがあり、農家は半夏生までに田植えを終わらせるという習慣があったようです。
その他、山菜や野菜の収穫をこの時期にしないことや井戸には蓋をすることといった風習があったそうで、結構恐れらていたようです。
所で、何時頃からか判りませんが、関西ではこの半夏生の日には“田んぼの稲がタコの足のように大地にしっかり根付くようにという願い”から豊作を願いタコを食べる習慣になったようです。
(疑り深い私としては、節分に海苔巻を食べたり、バレンタインディにチョコレートを食べる習慣は、主に関西の業者の発想と言われているだけに、このタコを食べるという習慣は、大阪や明石あたりの漁業関係者の企みではなかったかと勝手に思っています・・・)
経緯は別として、タコにはタウリンが含まれているので、蒸し暑くて疲れやすいこの時期にピッタリな食べ物であることは事実でしょう。
前置きが長くなりましたが、今夜の我が家の食卓には、タコとキュウリの酢の物がありましたし、その他夏の疲れを防ぐためにテンプラなどが並びました。
タコブツとキュウリの酢の物。(残念ながら、タコは北アフリカ産です)
テンプラ①(ジャガイモ/ナス/ゴボウ)
テンプラ②(セロリの葉と小エビのかき揚げ、稚鮎の空揚げ)
セロリの葉のかき揚げは初めてでしたが、すごく美味しかったです。
サラダ(セロリとイカの燻製) これはかってツレアイが私の酒のアテに良く作ってくれたサラダです
カラスビシャク(サトイモ科)
ハンゲショウ(ドクダミ科)
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