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老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ポルトガル旅行記  その⑪  ポルト (5月29日)   

2025年07月03日 19時35分13秒 | 旅行/色々な風景
 昨夜着き、今日も泊るというこのツアーで唯一の連泊なので、昨夜は洗濯などに忙しかったです。

 今日は朝から昼過ぎまでポルトガル第2の都市であるポルトを歩いて回りましたが、すっかり疲れました。
古くからの町で見所も多いのですが、見学時刻が予め決まっているので、坂の多い町を大急ぎで歩かねばならず、高齢者には大変でした。

 午後遅くからは自由行動だったので、タクシーで町はずれにある大学の付属植物園を楽しんできましたが、市内の様子をお知らせします。

 歴史地区は世界遺産になっていますし、見所が多いので少し長くなります。(まさ)

<ドナ・マリア・ピア橋>  28日に車窓から

ドウロ川に架かる手前の美しいアーチ式の鉄橋です。
1877年にパリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルが設計して1877年に建築された、錬鉄製の鉄道橋で、1991年にサン・ジョアン橋(奥に見える橋)が建築されるまで使用されていました。

<ドン・ルイス1世橋>
同じくドウロ川に架かる綺麗な橋で、ギュスターヴ・エッフェルの弟子が設計し1886年に開通した2階建ての橋で、現在上層はトラムと人用、下層は自動車と人用になっていますが、上層と下層はかなり高さが違い進入路も全く違います。
今回は先に上層部を中ほどまで行き、引き返して市内をあちこち見てから、今度は下層を渡って対岸まで行きました。


上層部 トラムと人
同上 ドウロ川に映るアーチ状の橋
同上 橋から見たドウロ川の下流方向


2回目は下層部に向かって坂道を下っていきました

下層部から上層部を見上げる
川に浮かぶのは、かってこの川で上流からワイン樽を運んできた船の復元

下層階から見返ると急な坂にケーブルカーも見えます

渡り切って橋を見る。 綺麗な橋です

対岸にもワインを運んだ船が展示

<レロ書店> 世界でも一番美しいと紹介されたこともある書店ですが、物凄い見学者でした。

書店 多くの人が並んでいて、只今は10時に予約の人の入場時間です
書店内部 曲線が多い建築です
同上
同上

同上 2Fから見下ろしますが、沢山の人で本は買えそうもありません

外に出るとまだまだ沢山の人が行列
行列整理の女性スタッフのタトゥー

<サン・ベント駅> 中心部にある大きな駅ですが、アズレージョで有名です。

駅の構内 自由には入れます

アズレージョ 保護のために薄いネットが張ってあり少し見難かったです

同上

<ワイナリー サンデマン>
 「ポルトワイン」は世界的に有名ですが、ドウロ川上流で栽培・絞られたワインは樽に詰められてポルト迄運ばれて、貯蔵・調整されて主にイギリスに輸出されていたようで、お馴染みの「サンデマン」が有名です。
ポルトガル語のポルト(Porto)は「港」の意味で、英語のポート(Port)と同源であるため、イングランドではポートワインと呼ばれ有名になったらしいです。

 通常のワインと異なり、日持ちを良くするために発酵途中で蒸留酒などを添加するようです。
従って若干アルコール度が高く(20%くらい)酒精強化ワインとも言われていますが、甘味もあります。

 日本でも初期のサントリーの柱であった「赤玉ポートワイン」という商品がありましたが(現在では、「赤玉スイートワイン」という名に変わっているようです)、これはアルコール度数も低く“滋養強壮”をうたい文句にしていたように記憶しています。


サンデマンのワイナリーを見学
貯蔵されている樽 最低3年の保存のようです
お馴染みのサンデマンのブランドマーク 黒いマントを着ていますが黒いマントはポルトガルでは大学生の象徴です

ワイナリーの床は、樽の木片を利用しているようです
試飲

<モニュメント・デ・サン・フランシスコ教会> 14世紀に設立された修道院の附属教会です
外観

内部 金泥細工で有名です

<その他 街中の様子>
古い街です
ポルト大聖堂  レロ書店の近くです

クレリゴス教会 同じくレロ書店の近くで、この塔はポルトガルで一番高いです
水飲み場

工事中の所もあります
ボルサ宮殿

市電に乗る人の長い行列
砦の跡もあちこちに
黒いマント姿の学生も

サント・イルデフォンソ教会 アズレージョで有名な教会です





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