老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

PC・メールの変換ミス

2016年10月11日 20時48分18秒 | その他
 パソコンや携帯/スマホのメール機能を使った情報交換がすっかり定着しましたが、誰もが変換ミスで冷や汗をかいたり、謝ったことが一度ならずあると思います。
もっとも最近に使用した言葉などが優先変換されるために、新しい文章では全く必要ない言葉が選ばれてしまうからです。

 私も、ボランティア関係の色々な文書をパソコンで作成したり、連絡する機会が多いのですが、誤変換にはほんとにヒヤヒヤします。出来るだけ読み直すようにしていますが、急ぐ時や気の置けない知人との交信にはチェックも不十分になり、間違ったままで発信してしまうことになります。

◆最近の知人たちとのメール交信で気付いたり、飲み会で披露された間違いの一部を紹介します。
    日赤(日本赤十字)⇒ 日石      
    公衆衛生     ⇒ 口臭衛生  
    給食委員     ⇒ 求職委員   
    共済会      ⇒ 恐妻会    
    代表が      ⇒ 大氷河   
    増加       ⇒ 造花     
    圃場       ⇒ 捕縄   (※圃場=植物の育成場所です)
    感じが良く    ⇒ 幹事が欲   
    夕方以降     ⇒ 優雅対抗    
    行けなくなった  ⇒ 生けなくなった (何も死ぬほどのことではないのですが)
    した後      ⇒ 舌の地     
    励ます      ⇒ 禿増す     
   「紅顔」の美少年   ⇒ 厚顔・睾丸・抗がん 
    帰省中      ⇒ 寄生虫     
    謝る       ⇒ 誤る
    体調不良     ⇒ 隊長不良
    経済波及効果   ⇒ 経済は急降下
    書く仕事     ⇒ 隠し事
    新聞紙      ⇒ 新分子
    噛み切った    ⇒ 紙切った
    空いています   ⇒ 相手います
    短期       ⇒ 短気
    学校へ行こう   ⇒ 学校閉校
    今日中に返信願います  ⇒ 狂獣に変身願います
    思い出深い    ⇒ 重いデブかい
    鳥獣戯画     ⇒ 超10ギガ
    謹賀新年     ⇒  金が信念
    
◆以上なんかは、半ば冗談交じりの変換ミス特集ですが、最近は視覚障がいの方々が使われる音声変換PCもあり、誤変換はより深刻な問題です。ある視覚障がい者施設にお勤めの知人から聞いたお話しですが、
 視覚障がい者の情報ツールとして、パソコン・携帯メールはもはや当たり前のものとなりました。パソコンの音声ソフトも年々改良され使いやすくなっていますし、携帯電話も音声仕様のものが売り出されています。そしてこの便利な機器で、障がい者・健常者の区別なく情報のやり取りができるようになっています。まさにバリアフリーの世界です。
但し、中途失明の視覚障がいになると、年々漢字を忘れてしまうという声が多いのです。目が見えている私たちでも、パソコンばかり使用していると、いざという時に漢字が書けないのと同じく、目にしないと忘れていくのです。また漢字の概念がない先天性の全盲者もいます。最終的に目で確認できない視覚障がい者は、ここで笑えぬ失敗があります。
同音語を変換する時に、たとえば「花」だったら花壇(かだん)の花(か)と言う風に、音声で「鼻」と区別するのですが、ことのほか漢字変換ミスが多くなってしまうのです。こうなるとちょっとした頭の体操ですよね。まさに見えない人の変換ミスのない文章は、努力のたまものだと思います。

◆変換ミスではないのですが、私の聞き間違いの傑作は
数年前にツレアイがTVで見ている韓国ドラマを隣でPCしながら聴いていると、盛んに「オマエサン」という言葉が聞こえるので、“えらいオマエサンが多い番組やなあ”と言ったら、何とツレアイから“耳故障かいな、「Oh my Son」と言うてんねんで…”とのことでした。(まさ)

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