老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

大阪くらしの今昔館

2017年07月02日 20時02分40秒 | 旅行/色々な風景
 家から直ぐ近くの天六(天神橋筋6丁目)に「大阪くらしの今昔館」という大阪市立の住まいのミュージアムがあるのは知っていましたが、1Fに銀行があるビルの高層階にあるとのことで、今まで何度もビルの前を通りながらも入ったことがありませんでした。

 先日この近くに買い物に行ったついでに、丁度時間もあったので寄って見ました。
エレベーターで8階まで上がり、入口に着くと中国系のインバウンドで混雑していましたが、大阪市の施設とあって市内居住の高齢者は無料の特権があり、儲けた様な気持で入場しました。

 先ずはエスカレータで10階部分に上がると、ビル内に江戸時代の町並を見下ろす形になっており、瓦屋根の美しさや物干し台のアクセントや火の見櫓が新鮮でした。

 その後8Fに降りて、先程見降ろした町家をそぞろ歩きするのですが、館内に着物のレンタルがあるようで、多くの女性が着物姿で古い街並みを楽しんでいました。

 町並みは、2つのゾーンに分かれており、一つは風呂屋・道具屋・呉服屋などの当時のお店の様子で、もう一つは当時の裏長屋の様子が再現されています。
前者の方は人混みがすごかったので、私は裏長屋の方に集中しました。

 その他にも、昭和の珍しい風景の模型や、初期の電化製品なども展示されており、非常に面白かったです。次回はもう少し時間を掛けてゆっくりと見て回りたいと思っています。(まさ)


10Fの展望フロワーから見下ろした町並み

着物姿の見物客で溢れています

長屋の風景(井戸)

同上(雪隠)

同上(カマドのある風景)

同上(露地での着物の洗い張り)

鶏籠

路地裏の犬の置物。名前は天六と言う地名にあやかって「てん」と「ろく」でした

昭和初期の町並み模型

戦後間もない時期の家電や氷冷蔵庫