四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

一般質問報告№2。鴻巣市大間の焼却灰と残渣の最終処分埋め立て「上尾道路の事業化」で全量撤去!原則原因者責任で

2023-09-17 16:25:29 | 日記

●今日は午前管理組合理事会。午後は、補聴器の調整でした。難聴気味で耳鼻科で「補聴器」を使った方が言われ、ここ2週間試聴しています。なるほどよく聞こえますが、雑音も多く脳が調整して聞こえが良くなるには2カ月から3カ月が必要とのことでした。それでも昨日の一般質問では、自分の声も良く聞こえるし市長の答弁もよく聞き取れ先ずは良好な試聴かと思っています。

●さて、昨日に続き一般質問の投稿です。昨日は新ごみ処理施設整備の広域化についてでした。今日はそれに関連し、現在共同処理している「埼玉中部環境資源組合(北本市・鴻巣市・吉見町で構成)」がごみの焼却処理した後の灰や残渣の最終処分を、一時的に鴻巣市大間に埋め立てたが、このたび「上尾道路」が整備されることから国から全量撤去が求められています。

●添付した「令和2年12月の上尾道路の進捗状況報告(関東地方整備局)」によれば、昭和44年上尾道路の都市計画決定。平成3年大間第Ⅰ期焼却灰と残渣の処分埋め立て。平成6年第Ⅱ期処分埋め立て。平成10年埋め立て完了。平成23年上尾道路(Ⅱ期)事業化。現在用地買収が行われています。埋め立てた場所は、上尾道路にかかっており全量撤去処分すべきとなりました。費用はⅠ期分30億円、Ⅱ期分30億円合計60億円です。

●この件は、埋め立てた時から上尾道路が整備されると撤去しなければと言われていたようですが、国の事業(国道)だから、国が撤去するだろうとか、半分は国が撤去するだろうという「かなり虫のいい」観測が流れていたようです。特に、添付の資料は令和2年12月に関東地方整備局が作成した内容で「再評価:事業費増加の要因」とされていて、令和3年頃の正副管理者会議でも、30奥円位で・・・との理解だったようです。

●しかしながら、私が情報公開で取得した正副管理者会議録、令和5年5月の会議では、全量すべて「原則原因者が撤去」との国から通知。管理者(吉見町長)は、各市でストックするための検討を担当課に指示するよう発言しています。全量撤去費用60億円で処理することはできないから、応分の負担で灰と残渣をストック(埋め立て保管)することなのでしょうか。埋め始めたのが、平成3年ですから上尾道路の事業化すれば撤去処理が発生することは、30年前から確定されていたでしょう。この間、北本市長も、鴻巣市長も、管理者である吉見町長に危機管理意識があったのか。

●私の一般質問が終ったら、すぐに桜井議員が駆けつけてきました。そして湯沢議員とで、「これは知らなかった次の組合議会で質します」と問題意識と危機感もっていました。他の議員はこれをどう受け止めたのか・・・リアクションはありませんでした。国が原則原因者がという方針では、財源も、場所も、簡単ではいかないことも予想されます。特に三宮市長は5月に行われた”ごみ減量市民会議の総会”のあいさつでこのことに触れているようです。知らないのは担当部署では、組織機能(ガバナンス)に問題あり。間違いであってくれたらいいが・・・幸運を祈ります。

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