「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

久しぶりの練習!

2014年10月28日 | ゴルフ
来週にゴルフの予定が入ったので、一緒に回るメンバーで練習に来ました。

約半年ぶりにクラブを握ったんですが、なかなか上手に当たりますよ(^^)b

気をよくして130球も打ってしまいましたわ!

とってもオモシロい快作!『アヒルと鴨のコインロッカー』by伊坂幸太郎

2014年10月25日 | 小説レビュー
『アヒルと鴨のコインロッカー』by伊坂幸太郎

~引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。「BOOK」データベースより


東野圭吾漬けの日々を送っていましたが、少し文体に飽きてきた感(作品はどれも素晴らしいんですよ)が出てきたんで、目先を変える意味で、違う作家さんに挑戦しました。

伊坂幸太郎も、もちろん有名な作家ですよね。『重力ピエロ』、『陽気なギャングが地球を回す』、『ゴールデンスランバー』など、映画化されている作品も多くあります。

オススメしてくれた人も「サラッと読めるよ」と、言ってくれた通り、サクッと読めました。

表現が巧くできませんが、「ポップ」、「軽妙」という形容詞が当てはまりそうです。

重たく深刻になりそうな雰囲気が出始めると、「スッ」とかわされるような、「おいおい!これからやん!?」と、突っ込みそうになる展開です。

でも、決して否定的・批判的な捉え方をしているわけではありません。

キャラ設定、背景、町の雰囲気などが、そうさせるのであって、非常に読みやすいストーリーです。でも、そこかしこに、「寂しさ」や「不安」が見え隠れして、情緒的な作品に仕上がっています。

最後に「そうやったんや!」って、大どんでん返しが待ってます。快作ですねぇ!!

★★★★☆4.5です!

映画では、椎名を濱田岳、河崎を瑛太が好演しているようです。

またひとつ、観たいDVDが増えましたわ(^-^;

最後に伊坂名言をひとつ・・・、
「生きるのを楽しむコツは二つだけ、クラクションを鳴らさないことと、、細かいことを気にしないこと」

映画のラストが甦ります(ToT)『手紙』by東野圭吾

2014年10月23日 | 小説レビュー
『手紙』by東野圭吾

~強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。 「BOOK」データベースより


とうとう、東野圭吾シリーズも第6段となりました。立て続けに読みまくっています

読みはじめてすぐに「あれっ?この本読んだ?」と、頭のなかに次々と断片的にシーンが浮かびます。

そして、「そうや!山田孝之や!」と、二人の兄弟の顔が浮かびました。



そうです、映画をテレビで観てたんです(^-^;
嫁さんが録画していたものを始めは何となく観ていて、途中から引きずり込まれ、最後には涙涙(T-T)でした。

なので、何となくストーリーはおぼろげに見えていましたが、やっぱり小説は素晴らしいです!

例えば映画を目で見て、台詞が耳に入ってきて、刺激される感覚は、役者の好演や演出の妙によって、たまらなく心を揺さぶられます。

でも、どれだけ役者が名演技をして、素晴らしい挿入歌が入り、美しい背景が写し出されていても、僕の頭の中の想像の世界観とは、比べられないものがあります!

本当に小説は素晴らしい!こんなにも人を惹き付けてやまない物語を書いてくれる作家さんに心から感謝と拍手を送ります!

★★★☆3.5です。

しかも、こんなにも素晴らしい娯楽が無料やなんて!
皆さん、図書館を利用しましょう!図書館を利用したことがない人は、絶対に人生損をしてますよ!

父として、夫として(T-T)『秘密』by東野圭吾

2014年10月21日 | 小説レビュー
『秘密』by東野圭吾

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。 「BOOK」データベースより


「東野圭吾 第5段」として選んだ作品は、「秘密」です。

こちらも映画化されてるので、よく知っている方も多くおられると思います。

まぁ、読み終えて「東野圭吾らしいねぇ~」と、思わせる、スッとした終わり方です。

僕自身も、娘を持つ一人の父親として、また夫として、自分に置き換えながら読んでいました。

色んな表現方法や描写の仕方があると思うのですが、僕が東野圭吾を好きな理由の一つに「しつこくない」というところがあります。

重いテーマを非常に軽快にというか、さっぱりというか、気持ちよく読ませてくれますね。

★★★☆3.5です。

本当に素晴らしい作家さんだと思いますよ!
次の作品は何にするか?また、図書館で探したいと思います。

無事に予選リーグ1位通過!

2014年10月19日 | 家族・友達
さて、次女達の学年のチームとして、初の公式戦となる「新人大会」が先週から始まりました。

先週一日で終わる予定が、台風19号の接近によって延期となり、今日、残りの試合が行われました。

先週の一勝に加えて、今日の二勝で、リーグ戦を全勝一位通過しました。

11月からトーナメント戦が始まります!気合いを入れ直して、まずは京都市ベスト4を目標に頑張ってもらいたいものです。

いやぁ~!元気出た

2014年10月17日 | グルメ
昨日は、思いがけず先輩から電話があり、「今晩、メシ行かへんか?」との嬉しいお誘い(*´∀`)♪

19:00過ぎから、肉料理の名店「安参」に入りました。

もうねぇ~、出てくるお肉の美味しいこと!何を食べてもホンマに抜群の味でしまた。

そのあとも飲みに連れて行ってもらい、本当に楽しく夢見心地の時間を過ごさせていただきました。

いつもいつも本当に楽しい楽しい先輩方で、最後の最後まで、良く飲んで、良く笑った6時間でした。

また、今日から現実に戻って、真面目にコツコツ頑張りますよ!本当に元気を一杯いただきました!有り難いことです。
m(。≧Д≦。)m

最後にホロリ(T-T)『プラチナデータ』by東野圭吾

2014年10月14日 | 小説レビュー
『プラチナデータ』by東野圭吾

~国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。
その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。
果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。「BOOK」データベースより


東野圭吾第4段「プラチナデータ」を読み終えました。

長編なので、さすがに長々と起承転結の「起承」で引っ張ります(^-^;

しかし、「転」がきてからは、一気に読ませる筆者の筆力には相変わらず脱帽ものです。

ストーリー的には、「近未来(数年後?)そう遠くない未来には、実際にこういうことが起こってるやろな」と、いうお話です。

しかし、東野圭吾という小説家は、本当にストーリーをつくるのが上手です

「プラチナデータ」は、なかなか感情移入しにくいキャラ設定やったんで、中盤まではダラダラと読んでしまいましたが、クライマックスに向かっていく展開は拍手もんです!

そして、最後の最後で「ホロリ」とさせられましたし、読み終えたあとの充実感はかなりのものですよ。

★★★☆3.5です。


こんな小説があったとは!絶賛です!『容疑者Xの献身』by東野圭吾

2014年10月08日 | 小説レビュー
『容疑者Xの献身』by東野圭吾

~天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。 「BOOK」データベースより


「読書の秋」です!まさに、読みまくってます。

お昼休みに図書館で借りてきて、お昼ごはんを食べながら少し読んで、帰りの電車で少し読んで、家に帰ってから一気に読み終えました。

東野圭吾が絶賛される理由がわかった気がします(*´∀`)♪

面白いという言葉で語りきれません!小説家の頭の中は、どんな風になっているんでしょうか?どうしたら、こんなにも読者をひっぱり込み、最後に「ええっ!?そうやったんかっ!!」というエンディングに華麗に落とし込むことができるんでしょう?

まさに、極めて「論理的」に思考できる頭脳をお持ちなんでしょう!

久しぶりに、読み終えたあと一切モヤモヤのない(あくまで個人的感想ですが)、ある意味で清々しい気持ちになれる作品でした。

これは、かなりオススメですよ!

★★★★★5つです!!

もちろん映画化されていて、謎解き物理学者・湯川を福山、対する数学者・石神を堤真一、ヒロイン・靖子を松雪ですか?これは映画も相当面白いんでしょうね!
観たいDVDが沢山出てきて大変ですよ(^-^;

悲しい結末・・・娘を持つ父親としては「さまよう刃」by東野圭吾

2014年10月07日 | 小説レビュー
『さまよう刃』by東野圭吾

~長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。
花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。
謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。
犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。
正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。
重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。 「BOOK」データベースより


東野圭吾作品を初めて読みました。「さすがはベストセラー作家!」という、一気に読ませるストーリー展開に、数時間で読みきってしまいました。(なんかもったいないですねぇ)

題材は、非常に重たく苦しい、まさに救いようのない悲しみ、それこそ「慟哭」に溢れています。

そして、現実に世界中で日常的に起こっている未成年者の犯罪、法治国家日本、警察、銃刀法 等々、読者に対して多くの問題提起をしてくれています。

クライマックスの大変な緊迫感と、「あっ!」と、驚くラストのオチに、とても深い感銘を受けました。

「やっぱり小説は良いですねぇ」ということです。

★★★★4つです。

「みなさん本を読みましょう!」

※ちなみに映画化されてまして、主役を寺尾聰が好演しているようです。まさにハマり役やなと思いますね。
また、DVDで観てみたいと思います。