「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

中学バレーが終わりました

2016年07月31日 | 家族・友達
長女が中学に入学してから、次女が引退する今日まで、四年半にわたる中学バレーボール部に携わった時間の幕が、ひとまず降りました。

最後の夏は、府大会の決勝トーナメント一回戦で終わってしまいましたが、本当にここまで、よく辿り着けました。

部の存続すら危ぶまれた時期もありましたし、まさに「涙あり、笑いあり、怒りあり、失望あり、喜びあり」の本当に中身の濃い四年半でした。

熱い指導をして下さった顧問の先生や、保護者の皆さん、そして家族のように一緒に過ごしたチームメイト達、また、陰日向にお世話になった方々、このブログにコメントを寄せていただいた方々・・・、本当に多くの温かいご厚意に包まれて、支えられて、今日までこれました。

この場をお借りして、あらためて深く深く感謝申し上げます。
ありがとうございました!

長女も高校でバレーボールを続けていますし、次女も続けるかも知れません。

まだまだバレーボールとの縁は切れそうにありませんが、今日を大きな節目として、一段落付けたいと思います。

しばらく、土日はのんびりと過ごしたいものですね(^_^;)

さぁ!府大会です!

2016年07月30日 | 家族・友達
京都府の女子中学校バレーボール部の頂点を決める戦いに、各地区の予選を戦い抜いてきた9チームが集いました!

その中に並んでいる次女達の凛々しいユニフォーム姿に感慨深いものがあります。

まずは、今日のブロック予選2試合をキッチリと勝ち抜いて、1位通過して、明日の決勝トーナメントに進んでもらいたいです!

ガンバレp(^-^)qガンバレ

透明感と心地よさ『パイロットフィッシュ』by大崎善生

2016年07月29日 | 小説レビュー
~人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない。
“別れ”に涙を流したことのあるすべての人に捧げる、愛しくせつない、至高の青春小説。「BOOK」データベースより


映画化される『聖の青春』が読みたくて、BOOK・OFFで大崎善生のコーナーを探していたら、この作品にスゴく惹かれて手に取りました。

何の先入観もなく、先日読んだ『ダブルファンタジー』で溜まってしまった心の澱を浄化するために読み始めたんですが、すぐに「これを選んで良かったぁ〜(*´∀`)」と思えました。

読んでいて、とても心地よく、文章がスゥーっと心に染み込んでいきます。

登場人物の透明感と、サラリともフワリともいえるセリフ、そして作者の描く美しい情景。どれをとっても心地よく、大好きな作品になりました。

後半で「ハッ!」とさせられるシーンもあり、ストーリー的にも読みごたえが有ります。

読み終えたあとに、もう一度読み返しました。こういうことは、僕にとって、かなり稀なことなんですが、再読すると、さらに心に滲みわたります(T^T)

ハッとなったシーンでは、再び鳥肌が立ち、読後には「この本は、ずっと側に置いておきたい」とさえ思いました。

文中に何度も出てくる「記憶」という単語。とても印象的な一説があるので、取り上げますね。

『これまで出会ってきた多くの人たちから影響を受け続け、そしてそんな人たちと過ごした時間の記憶の集合体のようになって今の僕がある。それが、人と人とが出会うということなんじゃないかな?一度出会った人間は二度と別れることはできない。』

うまく説明できませんが、皆さんも少なからず共感してもらえるのでは?

ページ数も比較的少ないので、癒されたいときには手に取りたい小説です。

★★★★4つです。

女性目線の官能小説『ダブルファンタジー上・下』by村山由佳

2016年07月28日 | 小説レビュー
~奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。「BOOK」データベースより


いやぁ〜・・・、まぁ・・・、う〜ん・・・

たくさんの賞を獲っている作品なので、期待して読みました。

が、・・・。のっけから、かなり過激な描写のベッドシーンで始まり「うわぁ〜、この文体アカンかも(´д`;) 」と思いましたが、せっかく買ったので頑張って読みきりました。

何とか感想を書こうと思うんですが、書きようもないです。

主人公も含めて、誰一人として好印象の人物は出てこず セリフも薄っぺらく、前半のメールのやりとりも気持ち悪く、展開も大したことなく・・・。

自分の生活に小さな綻びを見付けて➡悩んで➡新しい男に目覚めて➡冷めて➡また新しい感覚に目覚めて➡冷めて➡また・・・と、男を取っ替え引っ替えしながら、最後まで・・・。

この作者は何を伝えたかったのか?まさに「ファンタジー」というか「妄想」を重ねて、一生懸命描かれた結果かなと、一種の憐憫の情が溢れてきます。

この作品だけで村山由佳さんを評価するのは早いかもしれません。

他にも村山由佳さんの名作と呼ばれている作品があるようですが、しばらくは別の作家さんの作品で、このお腹の中に溜まった澱を浄化するような作品を読みたいです。

★★2つです。

さぁ!次は府大会です!

2016年07月24日 | 家族・友達
昨日は、ハンナリーズアリーナまで次女の応援に行って来ました!

結果は、あと一歩で京都市の頂点には届かなかったんですが、ここまで連れてきてくれただけで、充分に有難いと思っています。

これから、府大会➡近畿大会➡全国大会というステージがありますが、こっから先はご褒美やと思っています。

本当にいろんな事があった3年間でしたから、最後に笑って終わる為の大きなハードルをクリア出来たことは、本当に喜ばしいことなんです。

一つでも上のステージに進めるように、まだまだ細かいところまで、しっかり仕上げて、一戦必勝で頑張って欲しいですね!

やってくれたよ!ベスト4!

2016年07月22日 | 家族・友達
仕事をどうしても休むことが出来ず(T_T)
スマホに入ってくるスコア報告のみを見ながら祈ってました(^人^)

ベスト8をかけた戦いは、2セットとも大激戦の末、勝ち取り、ベスト4をかけた戦いも、見事に2セット連取して、京都市ベスト4に入りました\(^o^)/

本当に、泣いて、怒って、苦しみながら頑張り抜いてきた3年間でしたから、ひとまず府大会につながる道を切り開いてくれた娘たちに感謝感謝です!

明日のハンナリーズアリーナでは、今日、応援できなかった分、一瞬一瞬のプレーを目に焼き付けながら、一生懸命応援してきますよ
p(^-^)q

京都市の頂点を目指して、一戦必勝で頑張って欲しいです!

君たちなら出来る!

勝運向上!浄妙山にあやかって!

2016年07月22日 | 家族・友達
今日は、次女にとって、3年間の集大成といえる、「京都市中学校バレーボール夏季選手権大会」です。

今日の2試合を勝つ(ベスト8➡ベスト4)と、府下大会に進めます!

1年生の入部時には、15人ほどいた同級生も3人になり、2年生と1年生を加えても9人になってしまいました。

一番しんどい時を乗り越えて、3年間やり続けてきた次女の努力が報われるように、僕らに出来ることは祈ることだけです。

昨晩、仕事帰りに、毎年買っている浄妙山の粽とお守りを買いに行くと、今年は「山一番」の表記がありました!

粽は家の玄関に飾りますが、お守りは次女のカバンに付けて行きました。

浄妙山の御利益は「勝運向上」、さらに今年は、一番くじを引かれたパワーにあやかって、何とか一戦必勝で勝ち抜いてもらいたいです!

ガンバレp(^-^)qガンバレ

噛めば噛むほど味わい深い『昨日のカレー、明日のパン』by木皿泉

2016年07月21日 | 小説レビュー
~悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。
七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。
結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。
なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。「BOOK」データベースより


図書館で「ゆる〜いですよ」と、薦められて読むことにしました。

初めの方は中々ダイブできず、読むのに時間がかかりましたが、読み進めるうちに、段々と気持ちよく、心地よくなってきて、スラスラと物語にのめり込んでいけました。

「死と生」をテーマに描かれているんですが、本来、重く苦しい思いを好感が持てる登場人物達の台詞によって、サラッとフンワリと語られます。

それぞれの人生に、明確な答えや正解なんてありえませんし、どこで、どのように折り合いをつけて、納得して生きていくか、ということでしょう。

繰り返される日常に疲れ果ている人が、「ふぅ〜」っと、息を吐いて、ゆったりとリセットできる、ホットココアのような、そういう温かい気持ちが一杯詰まった素晴らしい作品です。

★★★3つです。

みんな読んでっ!『漁港の肉子ちゃん』by西加奈子

2016年07月15日 | 小説レビュー
~男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。
肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。
ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。
港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。「BOOK」データベースより


こんなに心温まる小説があったでしょうか?本当に清々しくも穏やかでホッコリした気持ちにさせてくれます。

少しとぼけたポッチャリ母親と、小学生にしては、とてもしっかりしている美しい娘との、何気ない日常の物語なんですが、これほどの情景&人物描写が素晴らしい小説には、なかなか巡り会えませんよ!

沢山の愛くるしくも切ない動物たちや、とっても性格の好い大人たちが、母娘の周りを和ませてくれていて、時には「フッ」と笑みが溢れ、クライマックスでは涙が溢れます

著者や編集者による、あとがきも素晴らしく、心が洗われます

フィクションなんですが、本当にどこにでもありそうな話で、どこにでもいそうな人たちが出てくるので、「ノンフィクションです」と言っても通用する物語だと思いますよ。

レビューを読んでいても、何とも言えない込み上げてくる感情が抑えきれず、電車の中でウルウルきてました。

他に類を見ない、素晴らしい小説でした!

表紙とタイトルで若干損をしていると思います。もっともっと売れていても不思議じゃないですね!

★★★★4つです!

三宮でお昼ゴハン!

2016年07月15日 | グルメ
今日は、仕事で久しぶりに神戸に来ました!

せっかくなので、前に行ったことのある、お気に入りのお店に入りました。

味も雰囲気もとてもよく、満席で、次から次とお店を覗くお客さんが後を絶ちません。

大満足のヘルシーごはんでした!

※ちなみにお店の名前は忘れました(T_T)