「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

覚醒せよ!「愛と幻想のファシズム」by村上龍

2007年07月31日 | 小説レビュー
「愛と幻想のファシズム」by村上龍

1990年、中南米にデフォルトの波が起こり、世界経済は恐慌へと突入。サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社「狩猟社」には、官僚、企業家、思想家、法律家、学者、テロリストが集結し、社会的ダーウィニズムを実行していく。良識派は彼らをファシストと呼んだが、「狩猟社」は過激派をつぶし、労組のストを破壊し、要人にテロを加え、反対派を廃人にしながら、一気に日本の中枢を獲ろうとする。そんな彼らの前に、恐慌後秘密結成された多国籍企業集団「ザ・セブン」が徐々にその恐るべき姿を現わす。危険な予兆をはらんだ衝撃の近未来政治小説。「BOOK」データベースより

ようやく読み終えました・・・(;´▽`A``  

本来、先週の23日・24日の鬼怒川行きで読み終える予定でしたが、思いのほか時間がかかり、トイレの中、ベッドの上、車の中、地下鉄のホーム・・・ありとあらゆる場所で読みふけりました。


話は全く変わりますが! プレイステーション(現在PS3といわれるゲーム機の元祖です)に少しハマっていた頃(9年ほど前のですが)バイオハザード2が発売され、スゴイ人気でした。(今は4が出ているようです。)


当時、家に帰るとすぐに電源を入れ、夜中までずっとやってました。ちょうど嫁さんがつわりで苦しんでいる頃だったので、あの衝撃的な映像は胎教には、良くなかったことでしょう(^_^;)

そして、バイオハザード2を制覇した後、中古ゲーム屋で格安で売られていたバイオハザード1を購入し、家に帰って、早速やり始めましたら・・・もうそれはそれはチャチな動きで、映像からストーリーから仕掛けから・・・当たり前の事ですが、2とは比べ物にならない出来栄えでした。

あたり前のことですが、1をやってから2をやれば、何の問題もなかったのでしょうが、逆はダメですね。

「愛と幻想の・・・」の感想は、そんな感じです。「希望の国のエクソダス」を読み、「半島を出よ」を読んだ後で、「愛と幻想のファシズム」を読んだので、その原点を読んでいくような感じでした。

主人公のトウジの頭の中の思考や叙情、禅問答のような会話、詩的な描写などが氾濫し、そこに「シナリオ」を進めていく上で裏付けとなるデータ、軍事用語、労働争議、カタカナ語、横文字などが配置され、世界観や歴史観などがミックスして、読み砕いていくのに時間がかかりました。

上巻に比べて、下巻は幾分マシになり、読むスピードが上がりましたが、ラストのインパクトに少し欠けましたかね。「これだけ盛り上げておいて!?」という感じで、『巨大なる祈り』から偉大さや崇高さも感じず、『ザ・セブン』という存在からも最後まで恐怖を感じることはありませんでした。

もう少し、抵抗というか、トウジたちが行き詰るような場面が欲しかったですね。


前にも似たようなことを書いたと思いますが・・・

村上龍の作品を追っていくと、1976年に「限りなく透明に近いブルー」日常の裏側にあるドラッグ・セックス・暴力を描き、1980年に「コインロッカーベイビーズ」で、それを昇華させ、さらにスケールアップします。

トウジは「コインロッカー・・」の主人公であるキクとハシを融合させたようなイメージも感じられますね。「キク&ハシ&アネモネ」が、「トウジ&ゼロ&フルーツ」ともダブるようなダブらんような・・・?

そして、1987年の「愛と幻想の・・・」で、ある程度の「村上龍コンセプト」というか「龍スタイル」路線が引かれたように思います。体制への反抗、現実の打破というか・・・とにかく「決起」です。


その後、「トパーズ」や「コックサッカーブルース」、「イビサ」、「エクスタシー」、「ピアッシング」、「368YPar4第2打」、「五分後の世界」&「ヒュウガウイルス」、「インザ・ミソスープ」と、散発的にアチラコチラへ手を伸ばしますが、やはり龍の世界の原点からは離れません。同じような作品もあります。

そして2000年に「希望の国のエクソダス」で国内クーデターから独立を完成させ、2005年に「半島を出よ」で外圧によるクーデター&独立を描きます。

「愛と幻想のファシズム」→「希望の国のエクソダス」→「半島を出よ」と読むと、村上龍の凄まじい筆力が加速度的に上がっていくのと、更なるデータの蓄積、自身の経験、人脈の広がりなどを感じることが出来ますし、村上龍自身が、より一層洗練されていく様が良くお判りいただけると思います。

もし、ご希望の方があれば、この3作セットをお貸しいたしますよ! できれば、順番どおりに一気に読んでもらいたいですね。

読み終えた後、「自分はもっと貪欲に生きなければいけない!生に対して貪欲にならなければいけない!」と思うことでしょう。

日本に生を受けたこと、日本人として生きること、死にゆくこと、子孫を残していくこと・・・・そういう、あたり前に過ぎていく日々・現実に対して、もっと意味を持たせ、その瞬間瞬間を考えながら時間を大切にして生きていかなくてはいけないと思うことでしょう。

変な自己啓発本を読むより、村上龍作品を読めば、自分の中の何かがインスパイアされることでしょう!!

★★3つです。
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初プール

2007年07月29日 | 家族・友達
夏休みに入ってから初めての休みとなり、「プール行きたいぃっ!」と、先週来、子どもたちから激しい注文が入ってましたので、天気はイマイチ曇り気味でしたが、いつもの南郷水産センターに行くことにしました。

もちろん、朝一番に地元の小学校に投票には行きましたよ! 相変わらず多くの人で賑わってました。

さて、プールですが、わざわざ京都から南郷まで行くのには訳がありまして、いろんなプールに行きましたが、この南郷のプールは地下水を汲み上げており、温泉でいうところの「掛け流し」的な感じで、どんどんフレッシュな冷たい水が入ってきます。

プールにいくと感じる独特の「ツーン」とした消毒臭は、ほとんど感じません。ゴミなどの浮遊物も少なく、気持ちいいプールですわ。もちろん浄化殺菌装置も入ってますので、安心です。

11:00頃から2:00頃まで、子どもたちは泳ぎまくってました。僕も久しぶりに平泳ぎで25m泳ぎましたが、もうこれ以上はムリです。体力の衰えを実感しました(^_^;)

ここは、いつ行っても適度に空いているんですが、さすがに夏休みの日曜日だけあって、午後からもたくさんの人が訪れてましたよ。

帰り道、無性にケンタッキーフライドチキンが食べたくなりまして・・・(突然沸きあがってくるこんな気持ち、皆さんも経験あるでしょう?)家の近くのお店で6ピースとポテトと、コールスロー(これがまた懐かしい味ですわ)を買って帰りました。

家に帰って、とりあえずクーラーをガンガンに効かしてからお風呂に入り、さっぱりした体で、17:00頃から、冷えたビールと、温めなおしたケンタッキーを食べ、そのまま晩御飯になだれ込みました。まさに至福の時間ですよ。

いつもは、発泡酒のスタイルフリーを飲んでいますが、今日はちょっと贅沢に、サントリーのプレミアムモルツとキリンのザ・ゴールドを1本ずつ飲み比べ。( ^^) _∪

いつもの発泡酒と違って、本物のビールは酔いのまわりが早く、体中にしみわたりました。。。。泳ぎ疲れと、その酔いも手伝って、とりあえずひと眠り・・・(-_-)zzz

20:00頃、突然目覚めまして、選挙特番のチャンネルを順番に変えていきながら、自民党の負け行く姿を眺めていました。

選挙って恐ろしいですね。突然、こんな逆風で、3ヶ月前まで当選確実だった大物が次々倒されていくんですからね・・・皆さんお疲れ様でした。m(__)m
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北ビワコホテル グラツィエ

2007年07月27日 | 仕事
仕事で滋賀県長浜市に行き、長浜港の先に立つホテル「北ビワコホテル グラツィエ」に行きました。

とっても雰囲気が良く、イタリアのテイスト溢れる館内は、リゾート感いっぱいです。



ホテル内の日本料理店「竹生島」で食事をしましたが、やはり出てきました・・・「ふなずし」(*_*;

滋賀県の日本料理店で食事をすると、出てくるのが、このふなずし



です。(*_*;

大好きな人は、大好きな高級珍味ですが、何度かチャレンジしているものの、僕は「ウマイ!」と思ったことは一度もありません。

お客さんの手前、一切れだけ食べましたが、それ以上はムリでした。(T_T)/~~~

まぁ、ふなずしの味はさておき、その他のお料理は美味しかったですよ。滋賀県湖北にお越しの際、また滞在される時には、是非ご利用ください。オススメのホテルです。

雰囲気もいいですし、8月5日には「長浜・北びわ湖花火大会」が開催されるようですし、相当な混雑が予想されますが、それに合わせて行かれもてもいいかも知れませんね。
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本町亭~美味いビフカツ

2007年07月26日 | グルメ
京都の東山区、七条本町通を下がった西側に「本町亭」という洋食屋さんがあります。

人の評判を聞いて、何度かチャレンジしたんですが、日曜・祝日は定休日ですし、営業時間も、11:30~13:30、16:00~18:30という非常にタイトな営業をされております。

ようやく、昨年の夏頃に念願のビフカツを食べることができたんですが、評判通り美味しいですよ。オススメメニューは「ペアランチ」です。昼でも夜でも「ペアランチ」(^_^;)です。

フライ物(トンカツ、ビフカツ、エビフライ(3本)、コロッケ(2個)、貝柱、カキフライ(季節メニュー)、白身魚や、ハンバーグ、シャウエッセンなどの中から、2品選び、サラダ、味噌汁、ごはんがついて、1100円ですわ。

ホンマにボリューム満点で、美味しいメニューばかりですわ。

僕は、とりあえず、ビフカツは外すことなく、相方をハンバーグにしたり、コロッケにしたりしてまして、今日はシャウエッセンに初挑戦しました。

長いウインナーソーセージ3本を素揚げするだけなんですが、焼いたり茹でたりするだけより美味しいかも知れませんよ!オススメです。

食後の感想としては、やっぱり揚げ物ですし、食べ終わった後に、おなかにドーンときます。女性の方には少し重たいかもしれません。

まぁしかし、味もさることながら、オヤジさんと奥さんのお人柄が最高にイカしてます。

初めて行った時から、常連でも何でもないのに、「ん?美味しいか?どうや?たくさん食べやぁ~。」って、ホンマに近所のオジサンの家でゴハンを食べているような、アットホームな温かい気持ちになります。
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疲れましたわ。

2007年07月25日 | 仕事
朝11:15発の特急に乗って、2時間かけて浅草まで帰り、久しぶりの東京だったんで、仕事関係の知り合いと待ち合わせて、2時間ほど色んな話をしました。

東京は相変わらずで、皇居や国会議事堂周辺を通ったときに、何となく身の引き締まる思いがしましたよ。

16:03東京駅発の「のぞみ」で京都まで帰り、18:23着でした。

19:30頃、家に帰りましたら、ちょうど晩御飯の時間だったんですが、車中でお弁当を食べたので、冷奴とビールだけ飲んで、1日ぶり(^_^;)の一家団欒を楽しみました。

そして、22:00頃から、楽しみにしていた「アジアカップ」の準決勝を見ましたが、途中、2度の同点シーンに、相当興奮しましたが、結果として残念なことになり、長旅の疲れと重なって本当に疲れましたわ。
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はるばるきたよ鬼怒川ぁ!

2007年07月24日 | 雑感・日記的な
いやいや、遠いねぇ~!9:26京都駅発で、鬼怒川温泉駅に着いたのが14:28ですから、正味5時間かかったことになりますわ。(x_x;)

新幹線の道中、名古屋駅から大きな関取が1人で乗ってきまして、よく見ると先場所も活躍した豊真将関でした。
間近でみると、仁王のごとく、スゴい迫力でしたわ(^^;)

東京駅から車で浅草駅までいくと、テレビでよく見る映像、そう「雷門」のデッカイ提灯が見えました。完全におのぼりさんです。(^^;)

さて、浅草駅から乗った、「東武特急スペーシアきぬ」は、全席グリーン並みの指定席だったんですが、その最後部に個室が5部屋ほどありまして、その個室に入って、ゆったりのんびり2時間、電車に揺られました。
途中居眠りしたり、「愛と幻想のファシズム」を読んだりしながら、快適な電車の旅を満喫しましたよ。

3時にホテルに入って、明日の仕事の打ち合わせを簡単にしてから、部屋に荷物を置きにいき、引き続いて打ち合わせを兼ねた夕食となり、和やかに終えました。

さて、楽しみの一つであります温泉ですが、お湯自体はサラっとしていて、「ヌルッと、まったり」好きの僕には、イマイチな感じでした。

部屋に戻って、本を少し読んだら急に睡魔が襲ってきまして、22:30には寝ました。

明日は六時半起きで頑張りますよ!
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月曜日はバタバタ・・・(+o+)

2007年07月23日 | 仕事
やっぱり月曜日ってバタバタしますよね。 土日ゆっくりさせてもらった分、激しく動きました。

さて、明日は、朝9:26京都駅発ののぞみに乗って、1泊2日で、栃木県に行ってきます。 栃木って、とっても行きにくいんですよね。前に富山は行きにくいと書きましたが、栃木はもっと遠いです。

宇都宮なら、東京から新幹線で1時間なんですが、その先の鬼怒川温泉までいくので、東京駅からタクシーで浅草まで行って、浅草から、東武特急に乗って、鬼怒川温泉まで。はるばる4時間半の旅です。

栃木県には空港がないので、こういう行き方しかできないんですよね。

相変わらず、ボスと二人っきりの旅なので、道中、時間をもてあますことは間違いなく・・・・。「なんか読むものないかなぁ・・・?」と、仕事帰りにブックオフに寄ると、前から読みたかった、村上龍の「愛と幻想のファシズム 上・下(ハードカバー版)」が、上下巻セットで800円で売っていました!\(◎o◎)/! 迷わず購入ですわ。


内容紹介をみると・・・

>世界恐慌!ドル暴落!日本経済壊滅!嵐の時代に現われた稀代の若きカリスマ。
>危険な予兆をはらんだ衝撃の近未来政治小説

>1990年、中南米にデフォルトの波が起こり、世界経済は恐慌へと突入。
>アメリカは経済不安を理由に、各国の在米資産を凍結、日本は未曽有の
>危機を迎えた。サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社
>「狩猟社」には、官僚、企業家、思想家、法律家、学者、テロリストが集結し、
>社会的ダーウィニズムを実行していく。良識派は彼らをファシストと呼んだが、
>「狩猟社」は過激派をつぶし、労組のストを破壊し、要人にテロを加え、
>反対派を廃人にしながら、一気に日本の中枢を獲ろうとする。そんな彼らの前に、
>恐慌後秘密結成された多国籍企業集団「ザ・セブン」が徐々にその恐るべき姿を現わす。

おもしろそうでしょう?1987年発刊の名作を村上龍フリークの僕が、何故見逃していたのかわかりませんが、とりあえず、ありつくことが出来たので、今から20年の遅れを取り戻したいと思います。


多分、この1泊2日の道中で読み終えることが出来るでしょう!!

では、どうなりますか?栃木・鬼怒川温泉の旅・・・・・。

旅先から、携帯でアップできたら日記を上げますね。では行ってまいります!!
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のんびり・クタクタ土日

2007年07月22日 | 雑感・日記的な
久しぶりに土日連休となりました。子ども達は夏休み最初の休みだったんで「シュレック3観に行くぅ!」とか、「プールぅ!」とか、「動物園っ!」などと、意見を上げてきましたが、イマイチ天気も悪いので、お出かけはナシで家の用事を片付けることにしました。

まず、先日サンドペーパーをかけまくって黒の塗装を剥がした机に、マホガニー色の木工用ニスを三回も重ね塗りしたところ、メチャメチャええ感じの風合いが出ました。



これをミシン台にするそうです。

まぁ、これで午前中おわりですわ。

お昼ご飯は簡単に、そうめんを茹でて4人で一気に食べて、午後からは金魚鉢の水換えとアカハラの水槽の掃除&水換えです。もう、こんだけやったらフラフラですわね。

それからビデオを借りに行きまして・・・。 こんな時は、「少林サッカー」とか「カンフーハッスル」的な娯楽ムービーを借りて、何も考えずバカ笑いしたかったんですが、なかなか「コレっ!」というのがなく、子どもたちのを二本借りて帰りました。

帰りがけに、スーパーで刺身などを買い込み、晩御飯に手巻き寿司をやってビールを飲んで酔っ払いで終了。

こうしてクタクタの土曜日が終わりました。


明けて日曜日は、和室の模様替えを午前中かけて、汗をブリブリかきながら、何とかやりまして、もうクタクタでした。

それでもお腹はすいてくるもので、「お昼ご飯どうする?」となりまして、「よっしゃ!今日もそうめんや!」と言うと、子ども達から「ええ~っ!!」とダメ出しがあり、「そうかあ?じゃあ、そうめんチャンプルーや!」と、市川海老蔵がCMてやってる、あの映像が目に浮かんでものの、材料が「そうめん・つゆ、いただきもののゴーヤ」しかなく、「買い出しに行こう!」と、家族そろって自転車で近所のスーパーまで買い出しに行きました。

スーパーで、ニラ、豚バラ、まいたけ、その他、お菓子なども買い込み帰宅。

まずゴーヤ一本を縦半分に割り、種などをきれいに掃除し、三日月のような形に切って、ニラ、まいたけ、豚バラとともに塩・コショウ・醤油で味をととのえながら炒めます。

同時進行で、そうめんを茹で、茹で上がったら、ザルからさっとフライパンに投入! 適当に混ぜ合わせながらめんつゆをお茶碗一杯、ジャアーと回し入れ。 あとは全体に良く絡んだら出来上がり!です。

肝心の味は・・・抜群に美味しかったです!

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!! 料理の鉄人のごとく!

ゴーヤの苦味は、程よいアクセントになってましたが、やはり子ども達には少し苦かったようで敬遠されてましたがね。

食べ終わってから玉子を入れるのを忘れてたことに気づきましたが(~_~;)、まぁ次回以降の課題ということで・・・。

それから、後片付けをしたら急に睡魔が襲ってきまして・・・しばし、お昼寝タイム。

四時頃に目覚めまして、和室の障子を外したかわりにつけるカーテンを取り付けるためのカーテンレールと、リビングのラグがさすがに汚れ&暑苦しくなってきたので、夏物ラグで安・良な品があればと、とりあえずアヤハディオへ行きました。

アヤハディオに着くと、早速カーテンコーナーへ。すると980でダブルのレールがあり、外から見えにくいレースのカーテンも破格の値段であったんで、納得の購入。

さてさて、ラグですが、綿100%の気持ちよさそうなアイボリーのものがありましたが、若干、値段が折り合わず却下。
その隣にあった竹ラグのようなやつが、色柄・質・値段ともに合格ラインにあったんで、迷うことなく購入!

あとはペットコーナーでカワイイ子犬を見ながら「欲しいなぁ~飼いたいなぁ~」という子ども達をなだめて帰宅。

いったん家に帰って、車を置いてから、四人で歩いて近所のバーミヤンまで・・・。

歩いて行ったのは、嫁さんも一緒に生ビールを飲むためです!いつも外食するたびに、帰り道ハンドルを握るため、飲まずに我慢している嫁さんに、「まぁ、二人で飲むために、たまには皆で歩いていくのもいっか!」と、テクテク歩いて行きました。

相変わらず、日曜日のバーミヤンは大繁盛で、少し待ちましたが、四人で料理をたくさん注文して、生中も飲んで、酔っ払いで歩いて帰りました。外に出ると風が心地よく、歩いていても楽しかったですよ。

帰ってから、お風呂に入り、シュレック3を観にいくためにおさらいとして借りた「シュレック2」



を見ながら布団に入り、そのまま就寝するという、何とも幸せな1日を締めました。

楽しいお出かけはありませんでしたが、家の用事は沢山片付きましたし、たまには、こういう土日もいいですよね。
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ちょっとおよばれ(*^_^*)

2007年07月20日 | 仕事
今まで、市内のホテルやホールで、大きなイベントを企画したり、お客さんに来てもらう立場でしたが、今日は久しぶりに他所さんの会に出席しました。

18:30開会だったんでしたが、大勢来られてまして、大変盛況な会でした。

自分達で主催した会ですと、「お客さんの入り」や、「段取り」、「挨拶」等々で、本当に気疲れするんですが、他所さんの会ですと、そりゃもう「お客さん」ですから!こんな気楽なことはないですよ。

同じ業界のお知り合いの方とも久しぶりにお会いしたりして、楽しいひと時を過ごしました。

21:00すぎにお開きとなったんですが、終ってからもの、同じチームのメンバーや、仲の良い人だけ7~8人が、ホテルのロビーに居残りまして・・・(^_^;)

ホテル内のレストランに席を移し、その日の会の「良かったところや悪かったところ批評会」となりました。

こうして他所さんの会に出てみて初めてわかることが沢山あり、「自分達がこれから企画する場合には気を付けよう。」、「ほな、こんなんもアリちゃうの?」と、大いに盛り上がりました。

実り多い一日でしたね。
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非現実の昭和 『昭和歌謡大全集』by村上龍

2007年07月19日 | 小説レビュー
『昭和歌謡大全』」by村上龍

原付バイクに乗ってきた女は、モップに取り付けた包丁をスギオカの喉に突き刺した。夜な夜な集まりカラオケ大会に興じる若者たちと、名前が一緒というだけで親交を深めるおばさんグループ『ミドリ会』の抗争はこの件で激化する。何のために彼らは歌うのか?殺し合うのか?現代の孤独と憂鬱を軽々と吹き飛ばす壮絶な戦いの物語。『BOOK」データベースより


こないだ「半島を出よ 上・下」を読みましたという話を書きました。

本当におもしろく、また長編だったので、もう一度読み返しました。改めて本当におもしろかったです。 是非ご一読ください。

さて、その前編?ともいえる作品が「昭和歌謡大全集」です。

題名からして、村上龍が、自分の好きだった昭和の歌謡曲に対する思いを綴った、エッセイ集のように捉えてまして、今まで全く手が伸びなかった作品です。

「半島・・」の書評を読むうちに、「昭和・・」に触れている方が何人もおられたので、読んでみようと思い、古本屋を探しました。

読み終えてみて、さすがは「龍ワールド」です。日常的でもあり非日常的でもあるアンバランスな「空間」、「人物」、「集団」、「出来事」を見事に描ききってます。

とっても起こりそうにないけど、「もしかしたら・・・隣の兄ちゃんも・・・?」と思わせるような描写・・・。大好きです。(●^o^●)

「半島を出よ」の登場人物の「イシハラ」と「ノブエ」の若かりし時代の話ということなので、やっぱり順番からいえば、「昭和・・」を読んで「半島・・」を読むとつながりますわね。

龍先生は、本当に魅力的な人物を描かれます。グイグイ作中に惹き込まれますわ。

昭和歌謡といっても、僕らの年代より少しばかり上の昭和なので、題名は知ってても、歌のメロディが浮かばない曲もあったんで、物語にドップリはまりきれなかったことに忸怩たる思いがあります。(*_*;

★★★3つです。


ちなみに、2003年に映画化されてまして、映画化されてまして



キャストが・・・

「オバサンチーム」
樋口可奈子/岸本加代子/森尾由美/細川ふみえ/鈴木砂羽/内田春菊
「ガキチーム」
松田龍平/池内博之/斉藤陽一郎/村田充/近藤公園/安藤政信

です。

松田龍平がイシハラなんでしょうか?ハマり役だと思いますよ。

舞台にもなってますが、キャストが・・・

「オバサンチーム」
島田陽子 /手塚理美 /東ちずる/片桐はいり/角田よしこ/西川峰子
「ガキチーム」
筒井道隆/勝村政信/井出らっきょ/新川將人/ボブ鈴木/村田雄浩
ですかね? 

どちらも観てみたいですねぇ・・・両作品ともオバサンチームの顔ぶれが相当いいですよ!

しかしながら、一応、原作では、オバサンチームの年代が、25~35歳ぐらいまでの設定だったように思うので、舞台の方の、西川峰子とか島田陽子には、少し無理があるのでは・・・?

熟女好きには堪えられない配役でしょうがね。(^_^;)

★★★3つです。
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