「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

見事に準優勝!おめでとう近畿大会出場!

2015年08月30日 | 家族・友達
強豪校を破って、見事に決勝戦まで進みました!

最後には力尽きてしまい、準優勝となりましたが、それでも見事な準優勝でした。

これで、近畿大会出場権を確保したので、また楽しみが増えましたよ。

とにかく良かったです!

ラストが(-_-;)「火車」by宮部みゆき

2015年08月25日 | 小説レビュー

〜休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。
自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。
山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。「BOOK」データベースより


「白夜行(850頁)」に次ぐ長編小説で、なかなか時間がかかりましたわ(^_^;)

宮部みゆきさんの文章は、とても読みやすく、スラスラ読めるのですが、逆に読み応え感は少しもの足りません。謎解きを求めている訳ではないんですが・・・・(ひねくれてますかね?)

でも、とっても考えさせられますし、バブル末期には、こういうことが社会問題として、日本中のいたるところであったんでしょうね。

サラ金、カード破産、厳しい取り立て、一家離散などです。

今のTVCMには、銀行系のクレジットカードが溢れかえっていますし、ネットの普及により、対面ではなく、画面の中で数字がいったり来たりするので、「借金」、「負債」という感覚もなく、簡単にお金を借りられる世の中になっています。

作中の登場人物も「気がつけばとんでもない額の借金が」となって、とうとう殺人まで犯してしまうということになります。

宮部さん流の緻密なプロットによって、最後の最後まで「何故こんなことが?」という思いのまま読まされ、最後の10頁ほどで、ジェットコースターの滑走のように一気にエンディングに持っていかれます。その様は圧巻でした。

レビューを読んでますと、多くの人が「最後の終わり方が良かった!」、「余韻が素晴らしい!」と絶賛されていますが、僕は最後にもう一歩だけ踏み込んで欲しかったですね。

映画の「セブン」みたいに、「最後はあなたが想像してください」的な終わり方は僕は好きじゃないので申し訳ないですが・・・。

★★★3つですね。

重くて哀しい「白夜行」by東野圭吾

2015年08月12日 | 小説レビュー
〜1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。「BOOK」データベースより


850頁の大作ですが、飽きさせない描写!東野圭吾さんの筆力に脱帽です。

「容疑者Xの献身」ほどの「大どんでん返し」はありませんが、最後の最後で「何故こうなったのか」が明かされ納得できます。

東野圭吾さんの作品はたくさん読みましたが、ハッピーエンドは少ないですよね(-_-;)

報われないというか、救われないというか・・・。

これは、約20年前に書かれたもので、時代設定はさらに古く、読んでいて懐かしさもあります。

登場人物が多く、伏線もかなり張り巡らせてありますが、「犯人を探す」というよりも「犯人が何故このようになってしまったか?」という動機を探すストーリーです。

ラストはあまりに呆気ない幕引きで少し残念ですが、とても読みごたえのある大作です。

★★★★4つです!

家族とは?「R.P.G」by宮部みゆき

2015年08月07日 | 小説レビュー
〜住宅地で起きた殺人事件。殺された男性はインターネットの掲示板上で「疑似家族」を作っていた。
殺人に関わりが? 虚実が交錯し、見えてきたものは…文庫書下ろしミステリー! (解説・清水義範)


久しぶりに宮部みゆき作品を読みました。クロスファイアと比べると、読みごたえやインパクトに欠ける作品ですが、これはこれで、面白い作品だと思いますよ。

15年前に書かれた作品ですが、インターネット空間の中の擬似家族が作中に出てきます。

当時を振り返ってみると、確かにチャットルームとか流行りましたよね(^o^;)

クライマックスの種明かしでは、少々疑問点?も残りますが、「ええ―っ!?」ってなりますよ(^_^;)

「父と娘」や「母と娘」等の信頼関係について深く考えさせられる内容でした。

★★★3つです。

良い誕生日でした!

2015年08月01日 | 家族・友達
44歳になってしまいましたねぇ!44年生きてきましたかぁ・・・。なかなか感慨深いものがあります。

誕生日でしたが、あいにくの仕事で・・・(*_*;

でも、職場の仲間から、「おめでとう」と言ってもらったり、メールをもらったりして、嬉しいことも沢山ありました!

家に帰ると、僕が地元のケーキ屋さんにいくたびに「これ食べたいわぁ!」と、言っていた、憧れの「タイアップルパイ」が用意してありました\(^o^)/

早速切り分けてみんなで食べましたよ!

仕事もプライベートも充実して、良い一年になると思いますよ!