「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

サラッと読めます「サクリファイス」by近藤史恵

2015年07月31日 | 小説レビュー
〜ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。
陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。
そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作 「BOOK」データベースちより


図書館で「何を読もうかなぁ?」と、本棚を探していましたら、「サクリファイス」という題名にピンときて借りました。

何にピンときたのか読みはじめてからしらばらくして、「思い出した!フィッシュストーリーの中の一つの話や!」と(^o^;)

サクリファイスの意味は「生け贄、犠牲」などということですが、伊坂幸太郎さんのサクリファイスは「生け贄」、近藤史恵さんのは「犠牲」という意味かな?と。

とっても読みやすい文体で、自転車のロードレースの話なんですが、全く知らない人でもスッと入っていけますし、そのまま最後まで一気に読ませます。

実際に数時間で読み終えましたよ(^o^;)

近藤史恵さんという作家さんは、ミステリー作家らしいのですが、クライマックスで二転三転する「技」はさすがです!

続編「エデン」や、その他の作品も読んでみたくなりました。

★★★3つです。

映画を見たくなります「鴨川ホルモー」by万城目学

2015年07月30日 | 小説レビュー
〜このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ--謎の部活動「ホルモー」に誘われるイカキョー学生たちの恋と成長を描く超級エンタテインメント!!


「とっぴんぱらりの風太郎」、「プリンセストヨトミ」に続く、万城目学さんの三作目です。

題名からわかるように、京都が舞台の物語です。よって、親しみのある地名や風景が浮かぶので、読んでいて楽しいです。

また、時おり登場する「まるで○○のごとく」というような比喩表現に、度々「プッ」と吹き出してしまうユーモアセンスは、僕が万城目さんを好きな理由の一つですね。

ストーリーとしては、「ホルモー」という、意味不明な競技の謎が徐々に明らかになる過程で、登場人物が互いに絡み合いながら、「まぁそやろうなぁ~」という、非常にシンプルなオチで完結します。

★★★☆3.5ですね!

映画版では、山田孝之、濱田岳、栗山千明など、魅力あるキャスト陣が好演しているようなので、映画も見たくなりましたね!

また天才現る!「向日葵の咲かない夏」by道尾秀介

2015年07月24日 | 小説レビュー
読みたいミステリー作品の題名を色々と書き留めていて、その中に「カラスの親指」という作品があります。

残念ながら「カラスの親指」は図書館になかったのですが、同じ道尾秀介さんの「向日葵の咲かない夏」があったので、早速借りて読みました!

分類としては、「サイコサスペンス」、「サイコスリラー」、「サイコミステリー」という感じでしょうか?

内容としては・・・、もうねぇ!出だしの2ページの強い引力で「グンッ!」と、引きこまれ、最後まで一気に読んでしまいましたわ。

まぁ、天才ですな!この作家さんは!

かなり個性的な作品なので、描写やプロットに対して、好き嫌いの分かれるところはあるかも知れませんし、誰彼なしにオススメはできません!

でも、天才的ですね!

まさに、「怖いもの見たさ」感覚で、別の作品を読んでみたくなりましたわ。

★★★★4つです。

クラシックが好きになりました「さよならドビュッシー」by中山七里

2015年07月20日 | 小説レビュー
題名のとおり、ドビュッシーの曲はもちろんのこと、有名なクラシック音楽の細かい描写が出てきます。

その細かい描写を耳でフォローするために、You tubeで曲を流しながら読みました。とっても雰囲気がよく伝わりましたよ!

さて、内容の方ですが、僕は基本的に「一人称」で語られる文章が少し苦手なのかも知れません。

しかも、セリフや熟語が借り物のような、「取って付けた」感が節々に感じられ、あまり説得力がありません。

ストーリー展開はサラサラと読めますし、最後のどんでん返し(タネ明かし)など、それなりに楽しめるかも知れません。

まぁ、「時間があって、クラシック音楽が好きな方ならどうぞ」という作品です。

★★☆2.5です。

久しぶりに満腹満足!

2015年07月14日 | グルメ
今週末に先輩から「メジ行こうか?」と、嬉しいお誘いをいただき、金曜日が待ち遠しかったんですが、急遽「今晩は空いてるか?」、「空いてますよ!」と、二つ返事で予定変更となりました。

二ヶ月振りの会食やったんですが、とっても美味しいゴハンと、美味しいお酒をいただきながら、メッチャ盛り上がりました!

その中でも、幻の焼酎と呼ばれている「獺祭」をいただきました。日本酒の獺祭は有名ですが、その酒粕から造られた焼酎は大変珍しく手に入りにくいとのことです。

アルコール度数も35度あるので、水割りでおいしくよばれました。とってもスッキリとフルーティーな味わいで香りも素晴らしい「焼酎らしからぬ焼酎」でした。

本当にいつも素晴らしい体験をさせてくれはる先輩に感謝感謝です(^人^)

鉾立て始まる!

2015年07月11日 | 雑感・日記的な
「ザ・京都の夏の風物詩」この作業が始まると「祇園祭やなぁ~夏やねぇ~」と実感しますな!

仕事の合間に四条室町を通りがかったら、向かい側で月鉾、室町上がるで菊水鉾、四条室町東入北側では、函谷鉾が競い合うように鉾立て作業をされていました。

釘などを一切使わず縄だけで組み上げていく様は、まさに芸術的職人技です!

最近すこぶる忙がしい!

2015年07月01日 | 雑感・日記的な
ブログの更新もままなりません!
(T_T)

6月1日付けで、他部署との兼務発令が出たので、今までの業務は、ほぼそのまま持ちながら、新しい部署の仕事を覚えていかなアカンということです。

まぁ、この6月はバッタバタでしたわ(*_*;

兵庫県東南部を中心に外回りにも動いてます。ようやくリズムも掴め出して、ボチボチと進めていますわ。