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小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

人柄に惚れます!そして滂沱の涙(T_T)『赦す人―団鬼六伝―』by大崎善生

2019年12月29日 | 小説レビュー
『赦す人―団鬼六伝―』by大崎善生

~昭和6年。文士と親しく交流する女優の母と相場師の父との間に鬼六は生れた。
純文学を志すが挫折、酒場経営で夜逃げ、一転中学教師を経て、SM作家として莫大な稼ぎを得る。
しかし、映画製作や雑誌の発行に乗り出し破産。周囲は怪しげな輩が取巻いていた…。
栄光と転落を繰返す人生は、無限の優しさと赦しに貫かれ、晩年に罹患した病にさえも泰然としていた。波瀾万丈の一代記。「BOOK」データベースより


大崎善生氏との出会いは、『パイロットフィッシュ』でした。すっかり大崎氏に惚れ込んだ私は、『アジアンタムブルー』『聖の青春』、そして、『スワンソング』『将棋の子』『ロストデイズ』、と、当たりはずれはあるものの、どの作品にも共通して、大崎氏の丁寧な文体と、優しさが滲み出ているような作風が好きで、読んできました。

『聖の青春』を読んでからか、将棋ものの小説が好きになり、『泣き虫しょったんの奇跡』や、塩田武士氏の『盤上のアルファ』『盤上に散る』、そして、柚月裕子氏の『盤上の向日葵』を読みました。

盤上の向日葵から派生して、『真剣師 小池重明の光と影』に辿り着き、そこから作家の『団鬼六氏』に行きついたんですね。

『真剣師 小池重明』は、未読なんですが、あえて、これを読まずに、大崎善生氏の『赦す人―団鬼六伝―』を読んで良かったと思いました。


団鬼六(だんおにろく=きろくとの記述もあり)氏は、SM関係の巨匠というイメージがボンヤリとあっただけで、その人物について詳しくは知りませんでした。

しかし、この作品を読んでみて、「いやぁ~時代が違うとはいえ、こんな破天荒で波乱万丈の人生、そして多くの人々から愛された、まさにアッパレな人生を過ごした人やったんやな」と感心しました。

団鬼六氏の人生に寄り添うように、ノンフィクションで書き綴られる文章は、大崎氏の団氏に対する優しさと愛情に溢れていて、とても素敵な内容になっています。

団氏の破天荒という一言では語りつくせない、枠にはまらない、常人の物差しを大きく超える生き様に、「とてもこんな人生無理や」と、憧れることは出来ませんが、「こんな凄く魅力的な人がいたんやなぁ~。接してみたかったわ」と思える大人物です。

もちろん人間ですから、ノンフィクションとはいえ、書かれていない、触れられていない部分や、団氏の悪い部分もあると思います。
それでも、そんな小さなことは考えずに、団氏の人柄にダイブしてみると、最後の章は、「まさに滂沱の涙」で溢れると思います。

久しぶりに小説で号泣しました

将棋を知らなくても、SM嫌いでも、平成生まれでも、老若男女問わず、是非とも読んでもらいたい作品です。

限りなく4.5に近い、
★★★★4つです!

四部作を読みきれるか!?『春の雪 (豊饒の海 第一巻) 』by三島由紀夫

2019年12月25日 | 小説レビュー
『春の雪 (豊饒の海 第一巻) 』by三島由紀夫

~維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。
矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?
――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。
現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。(内容紹介より)


大好きな作家さんの1人である小池真理子さんが、ご自身のインタビューで

――三島作品の中で、特に好きなものはありますか。

小池 : すべて好きですけれど、やっぱり小説としてすごく完成度が高いのは『春の雪』だと思っています。
「豊穣の海」シリーズの中では『天人五衰』と『春の雪』かな。『獣の戯れ』や『愛の渇き』も好きです。一連の三島の作品も優劣があると思うんですけれど、完成度の高さから言ったら『春の雪』。
あまり長編がうまい人だとはなかったと思っているんです。構成の立て方とかは、現代文学のあり方としては古風な作りをしていた人。
そういう意味では新しさもないし、小説家として必ずしも技巧的な人ではない。むしろ、その裏にあるものを読み取っていくタイプの作家でしょう。
際立った観念性を持っているし、肌感覚でもって理解するのでなく、それを全部言葉に置きかえていく人だと思う。そのへんの、ものごとに明晰に、明晰に分析していくものの見方も影響を受けました。



と、語っておられます。三島由紀夫氏の作品を一つも読んだことが無かったので、「三島を読むなら、まずは『春の雪』やな」と決めていました。

『豊饒の海』シリーズ四部作の中の第一作目で、まず読んでみましたが、三島由紀夫氏の思考回路がとても高尚で、しかも出てくる単語や熟語がとても難しく、読み終えるのに一週間かかりました。

ストーリー自体は、良くありがちな悲恋物語なんですが、明治から大正に移る時代背景の中で、侯爵や伯爵、そして宮家などが出てきて、物語をより複雑に構成しています。

近代日本の夜明けあたりの物語は大好きなジャンルなんですが、この作品は、全体を通して暗く儚く、それでいて絹糸のように繊細であり、また透き通っている思想が交錯して、物語に厚みを加えています。

読み終えたあとに、「あぁ~終わったぁ~・・・、これをあと3冊読んで・・・完結。なかなかしんどいね(^_^;)」というのが正直な感想です。

★★★3つです。

とても深い内容なんですが・・・『i(アイ)』by西加奈子

2019年12月23日 | 小説レビュー
『i(アイ)』by西加奈子

~「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。
「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!「BOOK」データベースより


西加奈子さんの作品は、かれこれ5作目ですが、当たりハズレがあって、なかなか評価がし辛い作家さんですね。もちろん『漁港の肉子ちゃん』は最高ですよ。でもそれ以外は、なかなかねぇ~。
話題作の『サラバ!(上下巻)』は、未読ですので、いつか読んでみたいと思っています。

さて、本作ですが、これは中々読みづらい作品でしたね。

皆さんも、ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、全く二人に似ていない子どもを連れて歩いている映像を見たことがあると思います。

本作のヒロインの『アイ』も、幼い頃に、アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてシリアからやってきたんです。もちろん両親のどちらとも似ておらず、小さい頃から心に傷をおって、それをひた隠しに隠して生きて行きます。

小学校や中学校でも、同級生たちに心を開くことは出来ず、とても苦しい学生生活を送るアイ。ここまでの作品の雰囲気は、『アイ』が頭の中で巡らせている内容がほとんどで、しかもその考え方がネガティブで暗くて・・・

全体的に物語の構成も明るい要素が少なく、アイのネガティブ思考に汚染されて、どんよりとした気持ちのまま読み続けました。

アイが高校に進学して初めて、『ミナ』というかけがえの無い親友と出会うことが出来ます。そこで少し光明が射すのですが、なかなかスッキリとせず、その後、出逢った運命の男性『ユウ』と夫婦になり、新たな人生がスタートします。

なんとかハッピーエンドをと望むのですが、これもなかなか叶わず・・・。

読み終えた後も「これはあんまりオススメできひんね」と落胆しながらブログを書き始めたのですが、ふと、西加奈子さんのインタビュー記事をネットで発見して呼んで見ると・・・。

~西加奈子さん最新作『i』。多様性を織り込んだ物語の誕生秘話。~

~主人公アイと、彼女の親友、ミナ。 そして、大切な男性、ユウ。この3人のことについて、西加奈子さんは、こんなことを話してくれました。

「あのミナちゃんっていう親友は、私自身がミナちゃんになりたいし、そういう世界、ミナってAllのミナでもあるので、そういう世界の一員でありたいなという想いを込めて書きました。すごく今、Iっていう個人が、Allがいるから存在しているっていう状況になっている気がするんです。例えば、国があるからあなたがいます、ってそれってこわいなと思って。もっとIとAllはイーブンでいいし、平等な関係でいいし、ミナも、Allも失敗することもあるし、Iも失敗することがあるから、それを支え合っていけるのが、一番いい世界と個人の関係なんじゃないかなと思って。そういう世界でありたいし、そういう個人でもありたいです。だから、ミナとアイの関係、あとは、ユウとアイ、ユウも他者なので、自分もそういう関係性を築きたいと願いを込めて書きました。だからやさしいでしょ、ミナとユウって。そうでありたいんです、自分が。個人がアイデンティティでさまよっているときとか苦しんでいるときに、浜辺で待ってあげられるような世界側の人間でありたいとすごく思いました。できてないので、自分が。」

アイとオール、アイとユウ。

すなわち、わたしと世界、わたしとあなた。

「理解できなくても愛することができるっていうことを言ってくれるような世界であってほしいですよね。いまは逆に行ってるから。ほんとにえらそうなことは言えないんですけど、こわがるよりは、理解できなくても愛せる世界でありたいなと思います。自分自身もほんとすぐに殻を作って、ボーダーを作ってしまう人間なので、だから、いつだって小説のほうが私より勇敢で、こうでありたいということを書いています。」

誰かが苦しんでいるときに、浜辺でそっと待ってあげられるような世界。

そんな世界であってほしい。

西加奈子さんは静かに、でも力強く、そう語ってくれました。


とのことでした。最近、よく巷で語られる「多様性(ダイバーシティ)」ですが、西加奈子さんは、世間ではまだまだ理解が進んでいない社会的少数派のことについて、深く考察され、小説として巧みに表現されていたんですね!

自分の浅はかさにガッカリすると同時に、西加奈子さんの才能の素晴らしさに感動しました。
が、小説のおもしろさとしては、やはり評価を下げざるを得ず・・・、

★★★3つです。


う~ん残念(;´д`)

2019年12月19日 | ラーメン
僕が京都で一番ウマイと思っているラーメン屋さんが、北大路にある『いいちょ』です!

でも、行こうと思った時には駐車場が満杯やったり、休業日やったりで、ここ一年ぐらい行けてなかったんです。

今日は、仕事で左京区の方に行ったので、「これは、いいちょやで!」と、決めて、少し遅めのお昼ゴハンを食べに行きました。

幸い駐車場も空いていて、うまくお店に入れましたが、ほとんどの席が埋まっていて、相変わらずの盛況ぶり!

メニューを悩んだ末に、定番の醤油ラーメンの大盛を注文。

出てきたのが写真のラーメンで、いかにも美味しそうな雰囲気!

でも、スープを一口すすると、「んっ?なんかなぁ?」と軽い違和感。

続いてメンをすすると「んっ?これわ・・・?」と、あの、いいちょの素晴らしいバランスの取れた最高のラーメンは消えており、口の中には残念な味が漂うのみでした。

最後までキチンと完食しましたし、決して不味い訳ではありません。

でも、あの頃のキレッキレの輝かしい味は失われており、残念でなりません。

また、新しいお店を探して行きたいと思います。

『アミダサマ』by沼田まほかる

2019年12月17日 | 小説レビュー
『アミダサマ』by沼田まほかる

~幼子の名はミハル。産廃処理場に放置された冷蔵庫から発見された、物言わぬ美少女。
彼女が寺に身を寄せるようになってから、集落には凶事が発生し、邪気に蝕まれていく。
猫の死。そして愛する母の死。冥界に旅立つ者を引き止めるため、ミハルは祈る。「アミダサマ!」―。
その夜、愛し愛された者が少女に導かれ、交錯する。恐怖と感動が一度に押し寄せる、ホラーサスペンスの傑作。「BOOK」データベースより


沼田まほかる氏の作品は好きなんですが、これは少し趣が違って「ホラーサスペンス」とのことでした。
割と好きなジャンルなんで、プロローグから「グンっ」と引き込まれました。

しかしながら、段々とイマイチ感が漂い始め、「大丈夫かこれ?」と不安になりながらも、沼田さんの文章が上手なので、最後まで読みきることが出来ました。

結論から言うと、駄作の部類に入ると思います。ミハルの思念や行動の謎が謎のままで、お母さんも、村の人もおかしくなっていくんですが、その原因がぼやけていて、なんとも伝わりません。

だいたい、どんな作品でも、レビューの評価は、ある程度偏った評価になるんですが、(例えば、★5が20%、★4が30%、★3が40%、★2が10%で、★1が数%という感じです)この作品は、レビューを見てみても、★1~★5までが20%ずつぐらいの割合で綺麗に分かれていて、こんなに綺麗に分かれているのは珍しいですね。

色々な要素が含まれている作品ですし、面白みも多く、感心する内容もあるのですが、それによって、一つひとつのテーマが薄くボヤけてしまっているように感じ、「結局、何を伝えたかったんやろ?」と思わずにはいられません。

期待が大きい作者さんだけに残念でした。

★★☆2.5です。

賢治のイーハトーブ(理想郷・世界観)『銀河鉄道の夜』by宮沢賢治

2019年12月10日 | 小説レビュー
『銀河鉄道の夜』by宮沢賢治

~貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。「BOOK」データベースより


小学校の国語の教科書で読んだかも知れませんし、アニメを観た事もあります。でも、生まれてこの方48年、手にとって初めて『宮沢賢治』をちゃんと読みました。もちろん『銀河鉄道の夜』や、『よだかの星』、『オツベルと象』、『セロ弾きのゴーシュ』というタイトルは聞いたことがありますし、あらすじならストーリーも知っています。でも手にとってじっくり読むのは初めてだったんですね。読書家としては恥ずかしい限りです。

さて、メインディッシュともいえる『銀河鉄道の夜』は、すぐに猫のアニメの映像が浮んできますよね。



私が借りたこの単行本の中には、『双子の星』、『カイロ団長』、『黄いろのトマト』、『ひのきとひなげし』、『シグナルとシグナレス』、『マリヴロンと少女』、『猫の事務所』、『北守将軍と三人兄弟の医者』、『饑餓陣営』、『ビジテリアン大祭』が収録されていて、お得感がありますね。

短編集なので、少し時間があるときにサラッと読めそうですが、なんせ、この文庫版は「字が小さい!」ただでさえ『賢治ことば』で紡がれる文章を読み解くのに時間がかかるのに、フォントが小さくて、とっても読みにくいです。

逆にいえば、「物語の深いところまで、じっくりと読ませる為の作為なのかも知れないなぁ」とも思ったりします。

どの短編にもキラキラとした哀愁が漂い、どことなく薄ら寒くなるようなお話が多いのですが、中には賢治特有のユーモアが織り交ぜてあり、なかなか楽しめました。

僕のお気に入りは『カイロ団長』、『セロ弾きのゴーシュ』、『ビジテリアン大祭』ですね。



特に『カイロ団長』は絵本にもなっているので、子どもと読んでも楽しいですよ。

宮沢賢治は、動物や植物、太陽や月、星、そして信号機や屋根までにも心と言葉を持たせて、とても不思議な「イーハトーブ」の世界観を広げています。

こういう作家さんが、37歳という若さで早世してしまったことは残念でなりません。

この単行本は沢山の短編が収録されていてお得感もあるので、「賢治のイーハトーブ」に浸りたい方にはオススメです。

★★★☆3.5です。

『シェエラザード(上・下巻) 』by浅田次郎

2019年12月09日 | 小説レビュー
『シェエラザード(上・下巻) 』by浅田次郎


~昭和二十年、嵐の台湾沖で、二千三百人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸。
その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく―。
いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。
日本人の尊厳を問う感動巨編。「BOOK」データベースより


本好きの職場の同僚と話をしていて、「浅田次郎なら、『シェエラザード』やで!」と聞いたもんですから、早速、図書館で借りてきました。

上下巻750頁超えで、なかなかの読みごたえでした。

出だしから、中々のハードボイルド感が満載で、大いに期待しながら読み進めました。

が、途中から何となく物語にダイブしきれなくなり、「この違和感は何やろ?」と、モヤモヤした気持ちになってきました。

一応、最後まで読了しましたが、読み終えてみてわかったことは、「全てが浅い」ということでした。

戦時中と現代とのストーリーが行き来する中で、戦時下における日本の危機的な状況を見事に描きながら、打ってかわって現代になると現実味が失われていきました。

現代版の主人公の二人(かつての恋人同士である軽部順一と久光律子)と、男の仕事のパートナーのヤクザ、そして謎の老人(台湾人マフィアのような)、そして日本の政財界の大物、さらにフィクサーと呼ばれる老人などが絡んで、とても面白味がありそうな展開なんですが、全てにおいて薄く、浅いんですよね。

登場人物の思考や、背景、相関関係など、どこをとっても、「そこまでなるか?」という感じで、説得力不足で描ききれてません。

クライマックスからエンディングにかけての流れも「んで、引き揚げたんかい?」、「どうやって引き揚げんのよ!?」と、中途半端な終わりかたですし、律子の軽部のエンディングにも「そうなるの?」と、何か釈然としませんでした。

戦時下における、兵士たちと弥勒丸の乗務員たちとのハートウォーミングなエピソードは、なかなか読みごたえがあっただけに残念でした。

★★★3つです。

満足満足!『ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店』

2019年12月08日 | グルメ
仕事で高槻に来たので、前から行きたかった『ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店』に来ました!

本店は何回も来たことがあったんですが、同僚から「北園町店には、焼ホルモンカレーがあるで!」と聞いていたので、早速、焼きホルモンカレーを注文しました。

しばらくすると、ホルモンの良い香りが店内に漂ってきて、「これは間違いなく旨い!」と期待していると、美味しそうなカレーが目の前に届きました!

ホルモンの甘辛さと、ヴァスコ・ダ・ガマのスパイシーな辛さが相まって、抜群の美味しさです!

高槻で本格的なカレーが食べたい方には、是非ともオススメしたい名店ですね!