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父として、夫として(T-T)『秘密』by東野圭吾

2014年10月21日 | 小説レビュー
『秘密』by東野圭吾

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。 「BOOK」データベースより


「東野圭吾 第5段」として選んだ作品は、「秘密」です。

こちらも映画化されてるので、よく知っている方も多くおられると思います。

まぁ、読み終えて「東野圭吾らしいねぇ~」と、思わせる、スッとした終わり方です。

僕自身も、娘を持つ一人の父親として、また夫として、自分に置き換えながら読んでいました。

色んな表現方法や描写の仕方があると思うのですが、僕が東野圭吾を好きな理由の一つに「しつこくない」というところがあります。

重いテーマを非常に軽快にというか、さっぱりというか、気持ちよく読ませてくれますね。

★★★☆3.5です。

本当に素晴らしい作家さんだと思いますよ!
次の作品は何にするか?また、図書館で探したいと思います。


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