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小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

映画のラストが甦ります(ToT)『手紙』by東野圭吾

2014年10月23日 | 小説レビュー
『手紙』by東野圭吾

~強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。 「BOOK」データベースより


とうとう、東野圭吾シリーズも第6段となりました。立て続けに読みまくっています

読みはじめてすぐに「あれっ?この本読んだ?」と、頭のなかに次々と断片的にシーンが浮かびます。

そして、「そうや!山田孝之や!」と、二人の兄弟の顔が浮かびました。



そうです、映画をテレビで観てたんです(^-^;
嫁さんが録画していたものを始めは何となく観ていて、途中から引きずり込まれ、最後には涙涙(T-T)でした。

なので、何となくストーリーはおぼろげに見えていましたが、やっぱり小説は素晴らしいです!

例えば映画を目で見て、台詞が耳に入ってきて、刺激される感覚は、役者の好演や演出の妙によって、たまらなく心を揺さぶられます。

でも、どれだけ役者が名演技をして、素晴らしい挿入歌が入り、美しい背景が写し出されていても、僕の頭の中の想像の世界観とは、比べられないものがあります!

本当に小説は素晴らしい!こんなにも人を惹き付けてやまない物語を書いてくれる作家さんに心から感謝と拍手を送ります!

★★★☆3.5です。

しかも、こんなにも素晴らしい娯楽が無料やなんて!
皆さん、図書館を利用しましょう!図書館を利用したことがない人は、絶対に人生損をしてますよ!