転ばぬ先のつまようじ。
「団塊生活」弘兼憲史著より。
弘兼氏はまさに団塊の世代だった。だからこんなタイトルにしたのだろう。私自身はそのあとの世代になるが、共感するところはほとんど同じだった。
この本のサブタイトルには“転ばぬ先のつまようじ”とあった。杖ではなくつまようじというのが面白い。それには理由があった。杖とは用心するということで、しばしばお金と考えてしまうことが多いらしい。しかしここではお金のような物質ではなかった。
物質として考えると、それはどんどん大きくなってしまって、太くなり持ち歩けなくなってしまうと考えたようだ。なるほどとも思える。細い杖だと折れてしまうかもしれないが。
そもそも転びそうになった人は一本の杖では無理だという。立派な杖でなくても心構えができていれば、つま楊枝程度でも大丈夫だということらしい。それは価値観や発想を変えることで可能だという。
つまり人と比べることなしに、発想の転換をすすめている。ほどほどのお金で自分なりに楽しむという意味にも考えてよさそうだ。
「団塊生活」弘兼憲史著より。
弘兼氏はまさに団塊の世代だった。だからこんなタイトルにしたのだろう。私自身はそのあとの世代になるが、共感するところはほとんど同じだった。
この本のサブタイトルには“転ばぬ先のつまようじ”とあった。杖ではなくつまようじというのが面白い。それには理由があった。杖とは用心するということで、しばしばお金と考えてしまうことが多いらしい。しかしここではお金のような物質ではなかった。
物質として考えると、それはどんどん大きくなってしまって、太くなり持ち歩けなくなってしまうと考えたようだ。なるほどとも思える。細い杖だと折れてしまうかもしれないが。
そもそも転びそうになった人は一本の杖では無理だという。立派な杖でなくても心構えができていれば、つま楊枝程度でも大丈夫だということらしい。それは価値観や発想を変えることで可能だという。
つまり人と比べることなしに、発想の転換をすすめている。ほどほどのお金で自分なりに楽しむという意味にも考えてよさそうだ。