ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

大食い競争の社会貢献。

2008年01月27日 | Weblog
「産経新聞」2008.2.24付けより。

“断”というコーナーで作家の中村文則さんが書いていたタイトルだった。いったい何のことだろう、と気になった。それはテレビで時々放映する「大食いの企画番組」のことから始まっていた。

よく痩せの大食いともいわれるが、いったいどこに入ってしまうのか驚かされることがある。また早食いの企画もたまに目にする。

競争となれば、味わうほどの余裕はないだろう。ただ、たくさん、また早く腹に詰め込めばいいことなのだ。時には苦痛の表情さえ浮かべている。実に無駄でもったいないことをしているとも思える。

中村さんは小説家になる前、コンビニでアルバイトをしたことがあり、消費期限が切れた弁当は必ず捨てなければならなかったという。実にもったいない。

そんな経験からか、あと2時間で消費期限が切れるという食品を「大食いコーナー」で使ったらどうかと提案していた。そういえば、わざわざ無駄食いに近いゲームに鮮度の高い食品を使うこともないだろうとも思えてくる。

実際には消費期限切れの売れ残り食品は専門の業者が引き取って家畜の餌などにするとも聞く。まあ、できれば本当に困っている人にルールを決めて積極的に提供したらいいのかもしれませんがね。