ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

すでに自分の中にある財産よりも、与えられたものをどう財産にしていくか。

2008年01月17日 | Weblog
「相鉄瓦版」2008.1,2月合併号より。

(前日の続き)大杉さんは「できないかもしれないけど、やります!」と宣言して、いままで様々な役にチャレンジしてきたという。つまり、今できることよりも、むしろその仕事を通じて何かを得ようとするほうに魅力を感じているようだ。

役者を仕事としている限りは、歳に関係なく右往左往していたいという。実に前向きな考え方だ。趣味は昔から続けているサッカーやサーフィンのほかにバンド活動もやっているようだ。高校時代に一時弾いていたことがあるらしいが、45歳からまた再開していた。

このバンド活動は仕事ともしていた。だから、ギターを運ぶ時にも事務所のスタッフに「スタジオ抑えて運んどいて」と頼むこともできる。しかし、オフタイムで楽しむものは一から十まで自分の手でやりたいという。それはそこで味わう喜びの気分をすべて自分のものとしたいからのようだ。

この考え方はよくわかる。趣味に近いものを人の手助けでやってもらってもその楽しみは半減してしまうだろうし。そして、ある時若いバンド仲間の中にギターを背負ったオッサンが座っている姿を見たという。それはなんと大杉さん自身が鏡に映っている姿だったのだ。

それを見て情けない気持ちになったようだが、そんなかっこ悪い自分をも楽しんでしまえと思ってるようだ。どんなこともいいように解釈できるのもまた人生を楽しむポイントかもしれない・・・な。