ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「同一物との接近遭遇」で恥ずかしい思いをすること。

2008年01月06日 | Weblog
「衝動買い日記」鹿島茂著より。

上記のカッコ内の言葉だけだと、なんだか抽象的で意味不明な感じもする。もっと具体的に書けば次のようになる。~~とくに女の人の場合に当てはまりそうだが、外を歩いているとき同じ洋服を着ている人に出くわしたらどうだろう。きっと、嫌な気持ちになることが想像できる。

もし、同じブランドのデザインであっても色や柄さえ違っていれば、ややほっとするかもしれない。当然既成品なら同じものは大量生産されているので、まったく同じものを着ている人に出会うことも当然ありえる。

でも、男の場合はどうだろう。背広を例にとれば、どれも似たりよったりなものだ。一番多いのは濃紺かもしれない。数メートルの距離からならどれも同じように見えて当然だ。

そんなものにいちいち気を使っていられない。むしろ制服、作業服というイメージでスーツを着ている人も多いに違いない。せいぜい変化をつけるならワイシャツとネクタイくらいなものだろう。そういえば、約25年前にまったく同じネクタイを結んでいる人に電車で出会ったことがあるが、やはりその時はがっかりしたものだった。

とにかく働いている女性は通勤時などには、頻繁に異なるバリエーションをつけている。自らの気分転換もあるだろうが、やはりどこか人とは異なる個性的な洋服を着たいという気持ちもあるのだろう。男女関係なく「同一物との接近遭遇」はできるだけ避けたいという気持ちはあるはず。

もし、同一の洋服や服飾品を見かけてこちらが恥ずかしいとかガッカリしたと感じたなら、きっとその相手も同様な気持ちかも・・・な。