1989(平成元)年から始まったコカ・コーラウエスト(株)の地域社会貢献活動の一環であるクラシックコンサートに当選した。今回が87回目である。主催者の発表によれば1万余通の応募から2000名を選んだとのこと。幸運を素直によろこんでおこう。会場はフェスティバルホール。
ヴァイオリン6名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス、チェンバロ、テオルボ、フルートの計14名からなる新イタリア合奏団による演奏で、第一部はA.ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8ー1~4。春・夏・秋・冬を通して聴くのはCDだけで生では初めてであった。繊細で美しい音色にうっとりである。20分の休憩をはさんでの第二部はJ.S.バッハのブランデンブルグ協奏曲第5番二長調と岡山バッハカンタータ協会のコーラスを加えて、A.ヴィヴァルディのグローリア二長調である。チェンバロの響きが印象的だった。
席は3階の一列目で準高所恐怖症の私には絶壁の上からの鑑賞という感じで、慣れるまでは落ち着かなかったが、フェスティバルホールの音響の良さをあらためて実感できた。こういう機会でないとなかなか触れることができない世界。心が癒されるとはこういうことかといい心持ちで帰路についた。

席は3階の一列目で準高所恐怖症の私には絶壁の上からの鑑賞という感じで、慣れるまでは落ち着かなかったが、フェスティバルホールの音響の良さをあらためて実感できた。こういう機会でないとなかなか触れることができない世界。心が癒されるとはこういうことかといい心持ちで帰路についた。