素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

存在感増す!?共産党

2014年01月07日 | 日記
 4日の夜の「NHKニュース7」では地元の山口県下関市での新春の集いに参加した安倍首相の今年にかける思いを紹介した後、共産党の2014年党旗びらきでの志位委員長の挨拶を取り上げていた。思わず妻に「珍しいな」と声をかけた。
  東京都で美濃部知事、大阪府で黒田知事が誕生していた《革新》という言葉が輝いていた時代からソ連の崩壊により米ソの冷戦構造が変化するとともに地方では堅実に議席を有していたが中央では存在感が薄れつつあった。ただ、昨年の都議選、参院選で流れが変わってきた感があった。NHKが新年のメインで並べて取り上げたということは今年の政治地図は自共対決が軸になるという分析があったのだろう。安倍首相の放映時間が2分18秒に対して志位委員長は1分30秒であった。「こんなに長いのは見たことがない」と妻も驚いていた。
  政権を担える二大政党制を目指した民主党の自壊により政治状況は55年体制に戻りつつあると指摘する評論家もいる。

 今日の朝刊の5面に、「共産党入党者急増~目立つ若年層・3ヶ月連続1000人超え」とあった。やはりNHKで取り上げただけの新しい流れができつつあるのかなと改めて思った。その斜め下に小さく「連合新年会で連携推進訴え・菅官房長官」とあった。連合はますます不可解な存在となってきた。

 少しの間忘れた感があった東京都知事選、仕事始めとともにだんだんにぎやかになってきた。今後の流れを判断するおみくじとなりそう。さあ誰が立候補するのだろう。
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