昨日の夕方、ちょっとした用ができたので電話するよりも早いと妻が近所の知人を訪ねた。あいにくその人は出かけていて留守だったので別の人の家に立ち寄った。そこで用向きについては済ますことができたが、話のついでに「佛像には興味はないか?」と切り出されたそうだ。妻が「私はないが、旦那は時々見に行っている。」と言うと「私は今日行って来たけど、天満橋で知人の出展している佛像展の案内状持って帰って」と渡された。
家に帰ってくるといきなり「明日、佛像展に行かへんか?」ときた。「友だちと洋蘭展に行くのと違うの?」と聞き返すと「私は洋蘭展に行くけど、今、Tさんの家で佛像展の案内ハガキをもらって来たから明日何か予定ある?」と大方の話を聞いて事情が飲み込めた。明日の午後はジムにでも行って汗でも流すかと思っていただけなので覗いてみることにした。
ハガキを見ると“第37回・大阪2012佛像彫刻展”とあり会期は1月6日から8日まで、会場は天満橋にあるエル・おおさか(大阪府立労働センター)の9階。主催は水戸岡佛像彫刻研究所であった。
最初は、電車で大阪城北詰まで行ってそこから歩こうと思っていたが、今日になって急に自転車で行ったらどれくらい時間かかるだろうかという考えがもたげてきた。こうなると実行しないと気が済まない。鶴見緑地までは40分かかることは実証済み。鶴見緑地から京橋までは歩いたことがある。1時間余りであった。京橋から天満橋は歩いて20分弱なので自転車で家からエル・おおさかまで1時間30分から2時間の間で着けるだろうと考えた。
実際に走ってみると思っていたよりも早く1時間10分で到着することができた。
以前行った京都の場合は仏師の方の作品展であったが、この展示会は特別出品として2名の仏師の方の作品はあるが、 水戸岡佛像彫刻研究所の方々の作品が中心となっていて未完成のものもありほのぼのとして良かった。
私が受付で書いた住所から同じ町内に住んでいることを知って、声をかけてくれた方の作品である。こういう時“縁は異なもの味なもの”という言葉が出てくる。
帰り道、大阪城を右手に見ながら走っている時このまま同じ道を帰っても面白くないと考えた。予想よりも早く着けたことから時間的な余裕もあった。それならと思いついたのが大阪城に行く時いつも渡っている寝屋川に沿ってさかのぼっていこうということ。寝屋川は地元を流れる川なので途切れ途切れには見ているがたどったことはなかった。せっかくの機会やと実行することにした。
たまたま見かけた案内板に源は“音や”=寝屋とあった。寝屋は我が家から自転車で10分の所。たどっていけば本当に近くまで帰ることができると俄然元気が出た。
寝屋川は昔から水害をもたらすことで有名であった。そのため洪水を防ぐための高い防壁がつくられている。それに沿っての道路は交通量も少なく、思っていた以上にストレスのない快適な走りができた。住道まで約1時間余り、ここまではJR学研都市線と着かず離れずで来たがここからはほぼ直角に流れを変えて京阪電車とのつきあいになる。京阪の萱島駅は駅の高架下に萱島神社があり、神木の大きなクスノキがホームを突き抜けていることで有名である。寝屋川は萱島駅の横を流れているので立ち寄った。
萱島駅をすぎて寝屋川市駅まで来ると壁もなくなり川の様子もずいぶん変わる。
寝屋川市駅を過ぎて200mぐらい進むと、再び直角に曲がり、我が家の方へ向かう。毎度おなじみの道となる。
寝屋の交差点の所が寝屋川の基点である。「こんな所にあったんや」と感慨にふける。帰りはのんびり見物をしながらはしったので約2時間、それでも16時過ぎには家に着くことができた。
思わぬことで面白い半日となった。
家に帰ってくるといきなり「明日、佛像展に行かへんか?」ときた。「友だちと洋蘭展に行くのと違うの?」と聞き返すと「私は洋蘭展に行くけど、今、Tさんの家で佛像展の案内ハガキをもらって来たから明日何か予定ある?」と大方の話を聞いて事情が飲み込めた。明日の午後はジムにでも行って汗でも流すかと思っていただけなので覗いてみることにした。
ハガキを見ると“第37回・大阪2012佛像彫刻展”とあり会期は1月6日から8日まで、会場は天満橋にあるエル・おおさか(大阪府立労働センター)の9階。主催は水戸岡佛像彫刻研究所であった。
最初は、電車で大阪城北詰まで行ってそこから歩こうと思っていたが、今日になって急に自転車で行ったらどれくらい時間かかるだろうかという考えがもたげてきた。こうなると実行しないと気が済まない。鶴見緑地までは40分かかることは実証済み。鶴見緑地から京橋までは歩いたことがある。1時間余りであった。京橋から天満橋は歩いて20分弱なので自転車で家からエル・おおさかまで1時間30分から2時間の間で着けるだろうと考えた。
実際に走ってみると思っていたよりも早く1時間10分で到着することができた。
以前行った京都の場合は仏師の方の作品展であったが、この展示会は特別出品として2名の仏師の方の作品はあるが、 水戸岡佛像彫刻研究所の方々の作品が中心となっていて未完成のものもありほのぼのとして良かった。
私が受付で書いた住所から同じ町内に住んでいることを知って、声をかけてくれた方の作品である。こういう時“縁は異なもの味なもの”という言葉が出てくる。
帰り道、大阪城を右手に見ながら走っている時このまま同じ道を帰っても面白くないと考えた。予想よりも早く着けたことから時間的な余裕もあった。それならと思いついたのが大阪城に行く時いつも渡っている寝屋川に沿ってさかのぼっていこうということ。寝屋川は地元を流れる川なので途切れ途切れには見ているがたどったことはなかった。せっかくの機会やと実行することにした。
たまたま見かけた案内板に源は“音や”=寝屋とあった。寝屋は我が家から自転車で10分の所。たどっていけば本当に近くまで帰ることができると俄然元気が出た。
寝屋川は昔から水害をもたらすことで有名であった。そのため洪水を防ぐための高い防壁がつくられている。それに沿っての道路は交通量も少なく、思っていた以上にストレスのない快適な走りができた。住道まで約1時間余り、ここまではJR学研都市線と着かず離れずで来たがここからはほぼ直角に流れを変えて京阪電車とのつきあいになる。京阪の萱島駅は駅の高架下に萱島神社があり、神木の大きなクスノキがホームを突き抜けていることで有名である。寝屋川は萱島駅の横を流れているので立ち寄った。
萱島駅をすぎて寝屋川市駅まで来ると壁もなくなり川の様子もずいぶん変わる。
寝屋川市駅を過ぎて200mぐらい進むと、再び直角に曲がり、我が家の方へ向かう。毎度おなじみの道となる。
寝屋の交差点の所が寝屋川の基点である。「こんな所にあったんや」と感慨にふける。帰りはのんびり見物をしながらはしったので約2時間、それでも16時過ぎには家に着くことができた。
思わぬことで面白い半日となった。