年末・年始のスポーツといえば駅伝・サッカー・ラグビーの3つがマスコミを賑わせる。高校生、大学生、社会人のビッグイベントが目白押しである。昨日は全日本実業団駅伝、今日は箱根駅伝往路とそれに続く全国高校サッカー選手権(近大附属vs聖和)を見た。娘達2人もいたが、駅伝やマラソンをテレビで見続ける気持ちがわからないと言う。「走っている選手の単純な動きだけの画面を見て何が面白い?」というわけである。これに答えるのはむずかしい。「シンプル イズ ベスト!」なんてわけのわからない英語を発する。
箱根駅伝では堂場瞬一さんの『チーム』を読んで以来“学連選抜”の走りが気になるようになった。今日の往路10位は拍手を送った。結果は東洋大の圧勝であったが、絶対的なエースアンカー柏原での逆転勝利という従来の形ではなく、1区から4区まででトップとなったことが一味違う感慨深いレースであった。これは高校女子駅伝の豊川高校の優勝の時に感じた思いと同じであった。
以前であれば高校サッカーがキビキビとスピード感を感じるものであったが、Jリーグのレベルが最近ぐっと上がってきたため物足りなさを覚えた。やっと日本のサッカーがJを頂点とする当たり前の形に到達した。
こういう感じで年末年始テレビでのスポーツ観戦を楽しんでいるが、一番面白かったのが、31日の夜大阪テレビで生中継された「WBA世界Sフェザー級王座統一戦“内山高志vsソリス”」であった。紅白歌合戦のつまらなさのために期待もせずにチャンネルを合わせただけにもうけものであった。
中高時代はボクシングが大好きであったが、実力を感じないチャンピョンが乱造される傾向に興味を失っていった。私が求めるのは優れたディフェンス技術と切れのあるパンチ力によるクールかつスリリングな攻防。内山選手とソリス選手の攻防はまさにそれだった。久々に画面を見ながらこぶしに力が入った。したたかに相手を追い詰めていく内山選手の闘いぶりにボクシングの醍醐味を味わった。ラウンドを重ねるにしたがって“これは本物や!”と思うようになり写真におさめてしまった。
箱根駅伝では堂場瞬一さんの『チーム』を読んで以来“学連選抜”の走りが気になるようになった。今日の往路10位は拍手を送った。結果は東洋大の圧勝であったが、絶対的なエースアンカー柏原での逆転勝利という従来の形ではなく、1区から4区まででトップとなったことが一味違う感慨深いレースであった。これは高校女子駅伝の豊川高校の優勝の時に感じた思いと同じであった。
以前であれば高校サッカーがキビキビとスピード感を感じるものであったが、Jリーグのレベルが最近ぐっと上がってきたため物足りなさを覚えた。やっと日本のサッカーがJを頂点とする当たり前の形に到達した。
こういう感じで年末年始テレビでのスポーツ観戦を楽しんでいるが、一番面白かったのが、31日の夜大阪テレビで生中継された「WBA世界Sフェザー級王座統一戦“内山高志vsソリス”」であった。紅白歌合戦のつまらなさのために期待もせずにチャンネルを合わせただけにもうけものであった。
中高時代はボクシングが大好きであったが、実力を感じないチャンピョンが乱造される傾向に興味を失っていった。私が求めるのは優れたディフェンス技術と切れのあるパンチ力によるクールかつスリリングな攻防。内山選手とソリス選手の攻防はまさにそれだった。久々に画面を見ながらこぶしに力が入った。したたかに相手を追い詰めていく内山選手の闘いぶりにボクシングの醍醐味を味わった。ラウンドを重ねるにしたがって“これは本物や!”と思うようになり写真におさめてしまった。