朝起きたら、真っ先にホテルの窓から外を見る。空の様子をうかがうと思っていたよりも雲のかかり方が薄く、散歩している人も傘をさしていなかったので「ラッキーかも?」と思う。今日は最後のチケット“江・浅井三姉妹博覧会”を使って、3つの会場をまわった後は、天気次第で帰りのルートは決めようということになっていた。すべては雨の降り具合で決まる。
とりあえず、この空模様なら“長浜黒壁・歴史ドラマ50作館”にはホテルに車を置いて歩いて行って帰ることができるだろうとなった。長浜城の前を通り20分ほどで着いた。
NHKの大河ドラマ50作の歴史が映像などで紹介されていた。なつかしいものも数多くあった。私の中で1番印象にのこっているのは“三姉妹”である。大仏次郎の書いたこの作品だけが歴史上の特定の人物にスポットをあてていないものだと思う。
ふと、中国の名士チャーリー宋の娘として生まれ、辛亥革命・満州事変・西安事件・日中戦争・国共内戦と続いていく激動の中国近現代史を動かす存在となった三姉妹をモデルにしていたのではないかと思った。長女の宋靄齢は大財閥の当主孔祥熙と、次女の宋慶齢は中国革命の父孫文と、三女の宋美齢は後の中華民国総統蒋介石と結婚し、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と言われたが、その三人を日本の幕末から明治にいたる時代に置き換えていたような気がする。
ホテルへの帰り道は風が出てきて雨も心持ち強くなってきたが、一時的なもので“小谷・江のふるさと館”への車移動の途中で青空も見えるようになった。
小谷城は昨日からの雨で足場も悪く、危険であるということで係の人が入山を規制していた。ジオラマで見ても堅固な山城であったことはうかがえた。その後、“浅井・江のドラマ館”へ移動したが、観光バスの多さにびっくり。長浜の観光はNHKの大河ドラマに支えられているという感を強くした。オリンピックではないが4年に1度ぐらいのペースで大河の舞台になっている。
雨もすっかりあがったので、さざなみ街道を走りながら花でも見ていこうということに決めた。道沿いにあやめ園があったので立ち寄った。無料なのでお得な気分になる。
昨日、守山の芦刈園に寄った際、守山バラ・ハーブ園もあることを知ったので行くことにした。
大人200円(65歳以上100円)にしては立派であった。今回はプレゼントされたチケットで琵琶湖と美術と歴史を楽しみ、道すがらアジサイ、あやめ、バラ、ハーブ、ベゴニアなどの季節の花を堪能し、道の駅で地元でとれた野菜を安く買い求めたりと結構満足できる旅となった。
とりあえず、この空模様なら“長浜黒壁・歴史ドラマ50作館”にはホテルに車を置いて歩いて行って帰ることができるだろうとなった。長浜城の前を通り20分ほどで着いた。


ふと、中国の名士チャーリー宋の娘として生まれ、辛亥革命・満州事変・西安事件・日中戦争・国共内戦と続いていく激動の中国近現代史を動かす存在となった三姉妹をモデルにしていたのではないかと思った。長女の宋靄齢は大財閥の当主孔祥熙と、次女の宋慶齢は中国革命の父孫文と、三女の宋美齢は後の中華民国総統蒋介石と結婚し、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と言われたが、その三人を日本の幕末から明治にいたる時代に置き換えていたような気がする。
ホテルへの帰り道は風が出てきて雨も心持ち強くなってきたが、一時的なもので“小谷・江のふるさと館”への車移動の途中で青空も見えるようになった。


雨もすっかりあがったので、さざなみ街道を走りながら花でも見ていこうということに決めた。道沿いにあやめ園があったので立ち寄った。無料なのでお得な気分になる。



