素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

健康の極意は「歩く」ことか

2011年01月22日 | 日記
 娘と孫が午後から沖縄のみやげを取りに来るというので、ジムには朝から行くことにした。近頃は1日の体のリズムから考えると午後に強めの運動をしたほうが合理的なので午前中のジムは久しぶりである。沖縄旅行以後19、20日では30分5km(時速10km)、60分9kmという今の自分にとっては最高に厳しいノルマをクリアできている。昨日は気分転換に山歩きをしたので足のほうは少し重いが今日もクリアして3回連続をねらった。30分5kmは少し余裕でクリアしたが、残りの30分に入るとやはり足のほうが厳しくなってきた。途中歩きを入れて回復を図りラスト10分で追い込み何とか60分9kmをクリアした。明日は完全休養である。

 最近NHKの“ためしてガッテン”では「血管の若返り」“爆笑問題のニッポンの教養”では「ミトコンドリアで若返れ!」を放送していたが、つまるところ「腹八分目にして、よく歩く」ことが血管を若返らせ、細胞のミトコンドリアを増やすことになる。ということで格別新しい方法ではなく、日常地道に体をよく動かすことしかないという結論であった。

 大学時代、応援団に入っていたのだが、その時の練習が“健康法”の視点から見ると理にかなっていて今の私のベースをつくったのではと考えるようになった。

 合宿のスケジュールは、朝6時から30分間正座して黙想。その後体操、腕立て伏せ、腹筋運動をしてから5kmのランニング。朝食の後9時から12時まで“基礎トレーニング”と称するもの。大きく3つに分かれていて、①立った姿勢での腕ふり→その時はとてもつらかったが、肩周りの関節や筋肉には良かったと思う。今に至るまで肩こりを知らない。②しこを踏む姿勢での腕の振り→しこを踏む姿勢は下半身を鍛えるトレーニングの代表スクワットと同じ効果がある。③発声→大きな声を出すことは精神衛生にとても良いし顔の筋肉も鍛えられる。この3種類を少しの休憩をはさみながら3時間ダラダラとするのである。当時は「サッサとすませて早く休みにすれば良いのに、いじめや!」と思ったが、今流行のスロートレーニングであった。

 午後は14時から17時まで“演武”。「青龍白虎」をはじめ歴代のメンバーがつくり継承してきた型を見よう見真似で覚えるのである。これは速いテンポの太極拳と考えてよい。20時から21時が型の不十分な部分の特訓。私は腕の回転の右左が苦手であった。そして22時消灯。

 これが将来の健康な体の土台になるとは夢にも思っていなかった。
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