素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

2011年平成23年・元旦

2011年01月01日 | 日記
 平安時代、新年に松を家に持ち帰る習慣が門松の由来のようだ。神様が家々を訪問する時、その松が目印になったといわれている。現在では、家の入り口に一対で飾るが、江戸時代より前には、庭に一本だけおいた。昔は、門(かど)というのは庭を意味したそうだが、いつしか入り口を門(かど)とよぶようになり、門松は現在のように庭にではなく玄関に飾られるようになったとのこと。花言葉は「不老長寿・向上心」

 初詣は、いつも星田妙見宮と決めている。裏参道から登り表参道を下るというのが決まりの道順である。予報ではもっと悪い天候を覚悟していたが、風が強いことを除けば“初詣日和”であった。

新しい札矢を買い替えてから急な石段を登り、参拝をすませた。 
  「年々この石段がきつくなる」とぼやく声が聞こえる。たしかに、自分の体力、脚力の衰えを実感できる。
 私は社務所の前に広がる景色が大好きである。枚方北部から山崎・西山方面まで見通すことができるのである。

 「なにごともないのが幸せ」と思える、新しい年の始まりである。  


コメント
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