塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り つながる日本&世界 西南戦争

2019-01-27 05:32:45 | ミュージアム巡り_2019
 素早く情報を伝達する電信は、士族反乱の際、政府にとって重要
な通信手段となる。明治10年(1877)に起こった西南戦争でも九州
各地の戦況が、東京や京都の政府首脳たちに電信で直ちにもたらさ
れている。
 展示資料は、内務卿・大久保利通に対して、鹿児島県内の海軍造
船所が襲われたことを報告する県令・大山綱良の電報(明治10年2
月2日付)。

 そして、太政大臣・三条実美に対して、城山の戦いが終わり反乱
軍を鎮圧したことを知らせる征討総督・有栖川宮熾仁親王の電報(明
治10年9月24日付)。

 西南戦争に出征していた警視庁二等大警部・小野田元煕が田原坂
の戦況について、警視庁大警視・川路利良に提出した報告書(明治
10年3月14日付)に添付された絵図。その上部に電信線が描かれて
いる。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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