紫陽花の花びらの色が日に日に青さを増しています。
今年は、アメリカンチェリーの出る時期がいつもより早いようなので
今日のケーキ教室はアメリカンチェリーのクラフティタルトと
アセロラゼリーにしました。
ブラックチェリーのクラフティはフランスの中央部のリムーザン地方
(フランス磁器のリモージュがあるあたりだそうです)に昔から伝わるお菓子です。
グラタン皿に卵と砂糖、生クリーム、小麦粉などを混ぜ合わせた濃いめのクレープ生地と
ブラックチェリーを焼き込んだ物です。ラフにつくったママンのお菓子ってかんじですが、
タルト生地に流し込んで焼くとぐっとおしゃれになりますよね。
今回は、シュクレ生地(クッキー生地)を空焼きして、
そこに、フィリングを流して焼きました。ブラックチェリーの甘酸っぱさと
クラフティ生地の優しさがあいますね。
こちらはアセロラゼリー。フルーツの缶詰や季節の果物なんでも合います。
アセロラの酸味が爽やかなゼリーです。
今回は寒天系のアガーをつかってゼリーをつくりました。
ゼラチンと扱いがちょっと違いますが、なれれば簡単です。
また、寒天ゼリーなので、植物繊維も豊富。
くちあたりはほとんどゼラチンと変わりませんが、常温でも固まってくれますから
急ぐときには嬉しいですね。
グレープフルーツジュースやオレンジジュースもあいますよ~。
こちらは、ブラックチェリーのアーモンドクリームタルト。
試食用に作りました。
タルト生地はプリゼ生地(パイ生地)にアーモンドクリームとブラックチェリーを
焼き込んでみました。こちらも、濃厚で美味しいです。
また、この前にタルト生地をシュクレ生地(クッキー生地)で同じように焼いたのですが、
更に濃厚です。
皆さんは、どれがお好みでしょうか?