お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

桜のショートケーキ・サブレノアドココ

2012-04-27 15:54:38 | 修業

4月のケーキは桜のショートケーキ。和のテイストも入ったショートケーキです。

見た目はシンプルですが、中がすごいですよ~。

中は、このような構造です。

ジェノワーズにも、桜の葉のミンチとW桜プラス(ピュレ状で梅と桜がはいっている)が入って、少し、塩気も感じます。

サンドしてあるのは、

1)コンフィチュールルージュ(イチゴをベースとして、赤い実を入れてあります)。

2)ディプロマットクリーム(カスタードクリーム+生クリーム)プラスイチゴのスライス。

4)ディプロマットクリーム(カスタードクリーム+生クリーム)

5)全体を桜餡入りの生クリームで覆います。

6)モンブラン口金で桜餡クリームを絞ります。

 何層にも重なった美味しさ。口の中に入れると、とても複雑な味わい。和風?と思いきや、コンフィチュールやカスタードクリームもします。先生は、普通のジェノワーズでもよいかもしれないわね~とおっしゃってましたが、きっと比べてみると、ちょっと塩けもはいったジェノワーズが全体を引きしめているのかも~。贅沢なショートケーキです。

 もう1品は、サブレ・ノア・ド・ココ。ココナッツたっぷりのサブレです。

一時期、フーシエのココナッツクッキーにはまっていた時期がありました。やっぱり美味しいですね。ココナツサブレ。自宅の教室でも作りたいです。

仙台駅1Fに出来た『富沢商店』。行ってまいりましたよ。そ5して、ココナッツファイン、買ってきました。張り切って1キロ買って、他にもいろいろ買いこんだら。。。。重い((+_+))。

しかも、車を北4番丁ちかくのディーラーに預けて地下鉄で行ったので、最後は腕がちぎれそうでした~(@_@;)。ちょっとだけ買うには良いけれど、大量に買う時は、やっぱりネットでしょう。。。。。と反省しながら歩きました(-_-)。

連休に入りますが、相変わらず遠出の予定はないので、ケーキをつくったり、衣替えしたりして過ごすことになると思います。

それから、連休中に、これまでたまった画像をアップしますね。

皆様、よい休日を!

 


ミルクブレッド・ブレックファストブレッド

2012-04-21 23:37:33 | 修業

 

春になると新しいことを始めたくなります。

今年は、春休み中、忙しかったせいか、そんな気にもなれず、自宅教室の準備も遅れ気味でスタートしていますが、HM協会から、メンバーがそろったので、新しいコースが始まりますとの連絡。

若干迷いもありましたが、折角の機会なので、受講することにしました。

まずは、こちらから。これは何でしょう。なんと『グルテン』を焼いたもの。奥はパンです。

グルテン・・・・・粘りの成分として良く耳にする言葉ですが、実際単体で見たことはありませんだした。

このグルテンの作り方。強力粉に水を加え練って粘りをだし、それを水で繰り返し洗うとねばねばの海綿状のものが出来ます。それがグルテン。初めてみてびっくり感激写真がなくてすみません。それをさらに焼いたものです。

グルテンは強力粉の方が多く含まれていますが、薄力粉にもあります。捏ねた後の洗い物にのこるべとついたものの正体です。今回、これが一番の収穫と感激でしたね。

そこで、追加でひとつ。このグルテンを洗う時、スポンジなどを使うとやたらにスポンジにくっついて汚くなりますよね。スポンジも痛みが激しくなるし。計量などで使用したラップや、ポリエチレン袋を捨てないで取っておいて予洗いすると、アクリルたわしなどと同じ効果があって、きれいになります。お試しください。

さて、本題。ミルクブレッド。発酵前と後。幅が大きくなりすぎたのでちょっと縮めて無理やり入れたので、蛇腹状のしわが出来てしまいました。発酵後もちょっと癖のある我班(左)。

 

焼きあがり。焼きあがっても、つるっとした感じではなく、横しわが入っています(左)。水の代わりに牛乳をつかってますが、砂糖・油脂少なめ、卵なし、でさっぱりしたパンです。

こちらは、ブレックファストブレッド。ショートニング+バターで立ち上がりと風味の両方をプラスしています。お砂糖も多めで、柔らかいパンです。15cmデコ型で焼いています。

 

もう1種類、生地にピーナッツバタークリームを練りこんだ編みパンをつくったのですが、写真を撮り忘れたようです(^_^;)


海の深み(アニカトール)・チェラブ

2012-04-18 20:41:42 | おすすめの本

春休みに読みだしたステファとネッリの物語の後篇を図書館から借りて来ました。

先日、久しぶりに泉図書館に行ったら、ヤングアダルトコーナーがとても充実していました。そこで見つけた本です。ウイーンに住んでいたユダヤ人姉妹。ナチスのユダヤ人政策を逃れてスエーデンに疎開する話ですが、後編は、6年が経過し、2人は成長、ついに戦争は終わるけれど、妹のネッリはほとんどドイツ語を忘れ、ステファは医師になるべく勉強を続け、やっと高校まで学費援助をうけ、その後は、働いて学費をためた後進学を目指す。

いろいろ紆余曲折はあるけれど、最後は、収容所にいた父親の生存を確認、アメリカへ旅立つところで終わります。展開の早い物語なので、あっと言う間に読めます。

もう1冊は、チェラブシリーズ7.『疑惑』。イギリスの諜報局の一部門。10歳から17歳の情報員が様々なスパイ活動をしたり、事件の解決に貢献する話。

物語とはいえ、普段は普通のティーンエイジャーが、大人顔負けで大活躍するのは痛快です。

作者のロバート・マカモアは13年間探偵をしたのち、現在は作家業に専念。訳者の大沢晶さんは、新聞記者を経て翻訳家になったとのこと。仙台在住と聞いています。

今回も読みごたえたっぷり。次回も楽しみにしています。


『DELI&CAFE TAPPA(タパ)』

2012-04-16 22:48:47 | おいしいお店

 

春らしくなってきました。お友達と、中山の住宅展示場内にある『DELI&CAFE TAPPA(タパ)』にいってきました。

 

若林区日辺の舞台ファームという会社が運営している農家カフェ。舞台ファームはマルシェ・ジャポンセンダイを運営している会社そうです。道理でお野菜がたっぷり。

結構、人気のお店と聞いていましたので、予約して行きましたが、ホントにランチ目当ての方が沢山いました。

人気のDELIプレート(880円)を注文しました。茸たっぷりハンバーグ。スペイン風オムレツ。野菜のピクルス。野菜+カレー風味のクスクス。サラダ。それから、パンかライスをチョイス。椀プレートながら、ボリュームがありました。

ハンバーグは豚肉のみでさっぱりめ。和風の味付けでした。カレー風味のクスクスが美味しかったです(実は、いままで、クスクスを美味しいと思ったことがなかったのです)。

+300円で注文できるデザート盛り合わせ。ラムレーズンのシューケーキ、アプリコットとラズベリーのしっとりケーキ、ストロベリーシャーベット、モカムースケーキ、オレンジと少量ずつ盛り沢山という、女性の要求をしっかり満足しているデザートプレートです。

住宅展示場のなかにあるので、レストランから素敵な家が見えて、感じのよいお店でした。

対応してくださったお店の方もとってもてきぱきしていて、気持ちよく素敵な方でした。

『DELI&CAFE TAPPA(タパ)』・

住所仙台市泉区南中山1丁目35-40・

TEL022-739-9424

帰ってきてから、こんな欄をみつけました。ポテトサラダが美味しいそうです。今度また行ってみたいです。

http://r.tabelog.com/miyagi/A0401/A040104/4011717/


カジノ

2012-04-15 14:46:40 | 実験室

 

再度カジノです。

春にいくつかロールケーキをいただきましたので、再度利用させていただきました。今回は、大きめロールだったので半分にしました。周りをしっかり囲んだので中がみえませんね(^_^;)

切ったところはこのようになります。酸味のあるイチゴムースとババロアの組み合せがこの季節にぴったり。表面もちょっとイチゴでデコレーションすると華やかになりますよね。

次の教室で、ロールケーキなしのムース+ババロアを作ります。お楽しみに。

 


シナモンロール・コーンパン

2012-04-13 23:19:29 | 自宅教室

新年度はじめての自宅教室。パンの部です。

いつもはケーキ教室に来てくれているお二人から、久しぶりにパンも教わりたいとのリクエスト。

昨年の震災の際は、パンが買えず、自宅でつくりましたね。

シナモンロール。巻き方によって、いろんな表情になっています。写真ではわかりませんが、何回か作った結果、やはり仕込み水のかわりに牛乳をつかうと、絶対次の日でも美味しいです。固くなりません。

もちろん、お好みもあるし、水を使った場合も再度温めると美味しく食べられますけどね。自分で作るようになると、生地がどんどんリッチになって、お菓子に近くなりますね。

コーンパンも美味しそうに出来ました。二人とも、生地を棒状に伸ばすのが上手でした。

焼きあがりを待つ間、試食です。昨日つくった桜あんぱん(くるみ入り)とソーセージロール。ソーセージロールは、前よりはマシになりましたが、やっぱりまだまだ不揃いなパンになってしまいました。大豆入りのビーンズスープと一緒に。

シナモンロールにアイシング(粉糖を少量の水で溶いたもの)で仕上げるとこのようになります。

 


dailysmuffin・クラブハリエの焼き菓子・ロイズのチョコ

2012-04-07 21:48:28 | おいしいお店

上杉にある ですが、以前から気になっていたのですが、なかなか行く機会もなくいました。お友達が、買いに行くのに便乗して、買ってきてもらいました。

色も華やかですが、中身もリッチです。手前のピンクのアイシングは、ラズベリー・いちご入り。中にカスタードクリームが入っています。右は、チョコマフィン。モカのカスタードとかなり大きめのチョコが入っています。奥は、ラズベリーとホワイトチョコ。

フィリングを全体に混ぜ込むのではなく、少し生地を入れて、カスタードクリームや、大きめチョコを入れ、更に生地+果物・チョコなどをぎゅっと押し込めて焼きあげたと思われます。

混ぜ込むよりも、具の存在感があっていいですね。種類もいろいろ出来るし。

生地は、かなりバターリッチでしっとりしています。dean&delucaのマフィンにも似ていますね。かなり大きいので、半分してちょっとずつ食べました。かなりしっとりしていてボリュームあります。1個290円ですが、満足できるマフィンです。

http://dailysmuffin.client.jp/

★マフィン専門店★ Daily's muffin
〒980-0822
仙台市青葉区上杉3丁目1-10
★022-778-5438★
11:00 -
定休日 日曜・月曜・祝日

こちらは、クラブハリエの焼き菓子。クラブハリエをご存じなくても、和菓子の『たねや』といえばおわかりになる方も多いと思います。クラブハリエは、たねやグループの洋菓子屋さんです。震災の後、何気なく見ていたテレビで、石巻の小学校の給食にこの焼き菓子が出ているのを見ました。支援物資として送ってくれたんだなと感謝の気持ちでした。

こちらのお菓子ですが、マドレーヌ・フィナンシェともバターリッチで、美味しいです。マドレーヌが期待以上に美味しさ。しかも厚みがすごい。フィナンシェは、1cmは優にあります。

クラブハリエについてみたい方は、こちらへ。『http://clubharie.jp/

ロイズのプラフィールショコラ・ベリーキューブ。薄いチョコレートの中にベリーソースが入ってます。ベリーの甘酸っぱさとチョコの甘みが美味しいです。後をひく美味しさです。

 

 


カジノ

2012-04-04 21:55:17 | 実験室

段々暖かくなってくると、冷やし固めたデザートも食べたくなりますよね。

さて、先日、北海道銘菓『よいとまけ』をいただきました。カステラ生地にハスカップジャム。甘いカステラとハスカップの酸味が美味しいのですが、沢山いただいたので、ババロアケーキに使わせてもらいました。

『カジノ』の名前の由来は、ロールケーキの渦巻きをルーレットの見たてているところから由来するらしいです。自分で作るときは、ロールケーキ用のスポンジを焼いて、ジャムを塗ってロール状にしますが、この手間が省けると、大分簡単にできますよね。

ちなみに、このサイズは、21センチマンケ型。周りと側面だけでよいとまけ1本以上使いました。底面にはしつこくなりすぎるかと敷きこみませんでした。

切ったところ。久しぶりのババロア。グランマルニエで風味をつけました。美味しいです♪プレーンのババロアも美味しいですよね~。ロールケーキも程よい甘さで調和を保ってくれてます。

但し、底面にスポンジ生地がないと切り分けた後、ババロア生地が台にしっかり張り付いているので、取り分けるのがちょっと大変です。

 


シナモンロール・ソーセージパン

2012-04-03 23:29:50 | 実験室

今朝は朝から、珍しく『パンを焼こう!』という気になりました。

来週、レッスンすることになっているシナモンロール。型に入れるときは上手にできますが、皆さん型をもっていないので、型なしで可愛く。。。と思ってました。

エスカルゴ風に背か低い方がいいかな~と思ってましたが、ちょっと高さを出して、切り込みを入れると花びらのようで可愛くなりました。後からアイシングをたっぷりかけて出来上がりです。

シナモンロールより手前が大きく写っていますが、ネットショップ(これは富沢商店)でかったデニッシュシートです。このシートもいつも伸ばし方が足りなかったり、焼きが足りずにちょっと生焼けっぽくなりがちですが、今日はしっかり伸ばして包んだし、最後、上火でしっかり焼いたので、上手にデニッシュが出来ました。

気になる中身は、桜餡+くるみ:エキソンパイ風とチーズとベーコンをいれたデニッシュ。そう言えば、駅前のエスパル内に富沢商店がオープンしたとか。嬉しいニュース。早く行きたいです。

こちらは、失敗のソーセージロール。発酵したパン生地を25cm位に細長い棒状にしてソーセージに巻くのですが、均一な太さの棒状に伸ばすのが不得意。たしか、教わった時も、一人だけすご~く下手だったと記憶しています。そして、今回もこのように駄作のみ。巻き終わりの閉じ方も悪かったのでしょうか?余りに下手で、がっかりでした((+_+))


海の島・睡蓮の池:アニカトール

2012-04-02 19:45:20 | おすすめの本

前から読みたいと思っていた本を泉図書館でみつけました。

スエーデンの作家:アニカ・トールの作品です。

内容は、オーストラリアに住んでいたユダヤ人の姉妹が戦争のために子どもたちのみ国外に疎開(というのが適当な表現かわかりませんが)する話で、厳しい時代背景ですが、その中でたくましく生きて行くステファとネッリの物語。4部作なのですが、とりあえず2冊借りてみました。

訳が菱木晃子さんで、とても表現が上手いです。内容もさることながら、きっと役者もいいのよね~と味わいながら、あっという間に読めます。

早く、次も読みたいです。

さて、春休みももうすぐ終わり。ゲド戦記を読もうと思って借りてきているのに、なぜか全然気が進みません。