お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

Merry X'mas

2009-12-24 23:04:26 | 実験室
メリークリスマス

皆さん、楽しいクリスマスをお過ごしのことと思います。
我が家は、家族の都合によりクリスマスイブイブに
パーティーをしました。
毎年、恒例の(っていうか変わり映えのしない)ローストチキン。
鳥清さんからチキンを買っているのですが、
昨年よりちょっと大きめ。かなりしっかり目に焼いたつもりでしたが、
皮がパリッと加減が今一つかな~。
私は付け合わせのおいものほうがお目当てだったりして。
今年は、ジャガイモとサツマイモにしてみました。
この場合、ジャガイモは皮ごと使えるメークイーン。
サツマイモは知り合いの作っている鹿島産。これがおいしい。


クリスマスケーキ。飾りもなく、ちょっとさびしかったですね。
ごめんなさい。

作成途中。中身はリッチですよ~。
写真では分かりにくいですが、イチゴピューレとサワークリームの
酸味のきいたクリームたっぷり。

一番上の段にはラズベリージャムを塗りました。
酸味がアクセントになります。


一方実験室では、ウイークエンドを復習。
家の冷蔵庫には、買いすぎたレモンがのこっていたので、
レモンとセミドライリンゴを細かく切っていれてみました。
あんずジャムがちょうど切れてしまったので、
レモンのマーマレードを使いました。
・・・・と、どんどん教わったケーキから離れてゆきますね~

上掛けのフォンダンをしっかりかけたかったのですが、
ちょっと薄かったかしら。
スタイリッシュなウイークエンドになりました。
皆さん、よい休暇をお過ごしくださいませ

タルト・オ・ポム・フロランタン

2009-12-23 22:38:47 | 実験室
先週は、ケーキ三昧の日々でした。
週末には、お友達の息子さんの誕生日のケーキに
リンゴのタルト「タルト・オ・ポム」を作りました。

シュクレ生地・アーモンドクリームに生の紅玉。
せっかくだからと、ちょっとクリームを多くしたら、
焼きあがりに不安が・・・・。
リンゴもフレッシュをそのまま使うので、
水分が気になるところ。
何回か作ってはいるけれど、注文。。。と
なると緊張しますね。
なんとか焼きあがり。アプリコットジャムで仕上げます。
見た目は素朴ですが、
酸味も効いていておいしいタルトだと思います。


タルト生地の半端ものを集めて型にしきこみ
フロランタンを作りました。
以前は、藤野真紀子さんのレシピで、
温度管理をして(ヌガー生地を123度になるまで煮詰め・・・って気を使いますよね)フロランタン生地をつくったのですが、
昨年教えていただいたレシピは
温度管理なしでできるので、とっても手軽にできます。

温かいうちに切り分け・・・・
食べやすい大きさに切って、皆さんに差し上げたり、
つまみ食いをしていたら
残ったのは、これだけになってしまいました。

フロランタンが好きな方は多いと思いますので、
自宅教室でもしたいと思います。

ノエル・オリーブケーキ

2009-12-22 21:35:19 | 自宅教室
自宅教室も今回で最後です。

ココアクリームでビュッシュドノエルをつくりました。
フランス語で「ノエル」はクリスマスのこと、
「ブッシュ」は木とか切り株のことです。
なぜ、クリスマスにこの形のケーキなのか?
ひとつの説としては、
「キリストの生誕を祝い、暖炉で夜通し薪を燃やした」
ことによるとのことです。

こちら、私の作品。
切り株っぽくラフに仕上げてよいので、気楽につくれますね。



ロールケーキですが、
中にはバナナを巻き込んでいます。
ココアクリームが甘さ控えめなのでバナナとの相性もいいです。


生徒さんの作品。
サンタさんの角度がいいですね。

丁寧に仕上げてますね。

バランス良く出来上がっていますね。

今回は3名だったので、試食は端をデコレーションしていただき、
1本お持ち帰りにしていただきました。

もう1品はオリーブケーキ。
焼きっぱなしの甘くないケーキです。


グリーンオリーブ・ハム・チーズ入りです。黒コショウも入れています。
ワインによく合います。


レシピです。
簡単に作れるので、年末・年始ハムなど残っていたら
作ってみてください。
ちなみに、パウンド型は100円ショップで購入したものです。
 
材料(パウンド型2個分)
薄力粉・・・・・・・・・・・・・・ 250g
ベーキングパウダー・・・・・・ 10g
卵・・・・・・・・・・・・・・ 4個
ハム(さいの目切り) ・・・・・ 100g 薄切り可。ベーコンでもよい。
ミックスチーズ・・・・・・・・・・ 100g
緑オリーブ・・・・・・・・・・・・ 100g 塩水付け・種抜きしたもの
サラダ油・・・・・・・・・・・・・ 150cc
白ワイン・・・・・・・・・・・・・ 75cc
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・ 75cc
黒コショウ(荒引き)・・・・ t1


作り方
1)パウンドケーキ型に紙を敷きこむ。または、サラダ油またはバター(分量外)をぬり粉をまぶす。ハムはさいの目切り(8mmぐらい)。オーブンは180℃にセットする。
2)薄力粉とベーキングパウダーは合わせて振るっておく。
3)大きめのボウルに卵を割りいれ溶きほぐしたら、サラダ油、白ワイン、牛乳の順に加え、その都度よく混ぜる。
4)ふるった粉を加え滑らかになるまでよく混ぜ、ハム、チーズ、オリーブ、黒コショウを加え更に混ぜる。
5)4)をケーキ型に流しこみ、180℃のオーブンで40~50分焼く。


ブッシュドシャンパン・ゆずのウィッケン

2009-12-19 16:03:22 | 修業
ホワイトチョコとシャンパンのムースで仕上げた
ブッシュ・ド・シャンパンを教えていただきました♪

見た目はシンプルですが、中身は濃厚です。


裏側が見えているので、ジェノワーズ生地のようですが、
ビスキュイ生地です。とよ型に合わせて、切り分けます。


とよ型に1枚目を入れて、シャンパンのムースを流します。
シャンパンとワインのたっぷり入った大人のムースです。


組み立てて、ホワイトチョコのガナッシュでデコレーション。
ガナッシュといえば先日ホワイトチョコのガナッシュを
スイートチョコと同じ方法でしたら大失敗。
分離してしまいました。
今回、温度調整の方法など教わりました。

一度完全にチョコを溶かして、80度まで温度をあげ、
緩めに泡立てた生クリームを室温(10度)くらいにしたものを
加え混ぜると美しいホワイトチョコのガナッシュができます。
の、はずだったのですが、生クリームが冷たすぎたせいか
ホワイトチョコが分離しそうになったので、
混ぜすぎたら。。。。。
また、失敗してしまいました。
今回の原因は生クリームが冷たすぎたこと。
ホワイトチョコは難しいです。

写真は成功したガナッシュクリームを分けていただき
仕上げました。


これまで、あまりチョコレートで大きな失敗はないのですが、
ここにきて、慢心が生まれたせいでしょうか。
何度か失敗しています。
チョコレートの奥の深さを感じるとともに
初心にかえって、ポイントでは注意しなくては
と、反省しました。

気を取り直して、試食。
出来たてのババロアのやわらかくてとろける感じが何ともいいです。
ホワイトチョコクリームも濃厚でよくあいます。

出来たては、ワインの香り・味が強かったけれど
よく冷やして家で食べたら、
口のなかでシャンパンの発泡するのがわかりました。
びっくりでした。

もう一品は、ゆずのウィッケン(ウイークエンド)。
ウイークエンドといえばレモンのケーキですが、
ゆずを使うというのも季節感があっていいですね。
こちらは仕上げです。
周りにあんずジャムをぬり、その上にグラスアロー
(粉糖をゆずの果汁でのばしたもの)をたっぷりぬっています。


オーブンで2,3分乾かす程度にやくとこのとおりグラス状態になります。


ゆずピールがアクセントになってますね。
ちょっと和風のケーキになりました。


今年最後のお教室でした。
いろいろ学ぶことの多い教室でした。ありがとうございました。
また、来年も美味しいケーキ教えていただくのがたのしみです。
よろしくお願いします。

タルト・オ・ポワールとチョコフィナンシェ

2009-12-15 23:43:38 | 自宅教室
単発のケーキ教室でした。
洋梨のタルトのリクエストでした。
ちょうど、洋梨のワイン煮もたくさんあるので、
グッドタイミングでした。

こちらが、切ったところ(試食分です)


18cmホールで焼くとこんなかんじです。
ちょっとアーモンドクリームが多いですが、
このくらいでしたら許せるかしら。


こちらは、12cm。生徒さん達の作品。
アーモンドクリームをふんわり上手に作ってくれたので、
焼いているときにかなりもりあがって、
回りにこぼれてしまいまいました
写真はかなりナイフで削りました。

側面の焼き加減がもう一つ・・・と思って
少し焼き時間を長くしたら、底の部分が焦げてしまうし~。
申し訳ありませ~ん
底の焦げは削らせていただきました。

いろんな教室で作っています。チョコフィナンシェ。
バレンタインにも使えるし、
運動部のお子さんにはエネルギー補給にぴったりの
焼き菓子(。。。って、単に高カロリーってことです)。


バラ型、ハート型、オーバル、円形と色々焼きましたが、
やはり、ちょっと深めのバラ型が大きさ、ふんわり感とも
いいようですね。


ちょっと失敗もありましたが、楽しんでいただけたでしょうか。

クラブハリエのバウムクーヘン

2009-12-14 23:07:12 | おいしいお店
先日、「クラブハリエ」のバウムクーヘンをいただきました。

前に、一度いただいて、とてもおいしかったので感激です。


こちらのバウムクーヘンはふんわりやわらかめ。
回りのフォンダンのシャリ感もいい感じです。
この季節、ちょうど冷蔵庫に入れずに
すずしい(寒い!?)ところに置いておくと
ちょうど食べごろの食感になります。


ネット販売もあるそうなので、
また、食べたくなったら、お友達をさそって
購入しようかなと思っています。

チョコケーキ・チョコバナナケーキ

2009-12-13 21:28:56 | 実験室
週末に作ったケーキ。

お友達のお嬢様のお誕生日のケーキです。
チョコが大好きということで、
シンプルでチョコガナッシュたっぷりのチョコレートケーキです。

気が早いですが、来年の1月の自宅教室では
このケーキをつくりますので、お楽しみに。

チョコケーキ用のスポンジが余ったので、
先日教わったチョコバナナムースに仕上げました。

チョコとバナナの組合せっておいしいですよね~。

ツオップ・オーナメントクッキー

2009-12-12 23:14:23 | 自宅教室
12月のパン教室。

粒あんを煮たので、あんパンとマーラーカオと考えていたのですが、
クリスマスを前にして余りに地味なメニューなので、急きょ変更。

ツオップという編みこみのパンとオーナメントクッキーにしました。

生徒さんのパンの焼きあがり。
きれいに焼きあがりましたね。


オーナメントクッキーは、先日教わってきたばかりですが、
パン教室には3歳・4歳のお子さんが一緒に来ているので
お楽しみということで、作りました。

(先日のお教室では、先生に
「こういう細かい細工ものは不器用なので向かないですよね~
 家では作ったことないんですよ~」
と、お話したばかりですが、楽しんでつくるにはいいですよね。

型ぬきまではママにしてもらい、
飾りつけは子供たちメインにしてもらいました。



満足していただたようで、「パパとお兄さんお姉さんにも分けてあげる~。」
と可愛い発言もありました。

ところで、ツオップの作り方ですが、
生地はバターリッチなロールパンの生地。

30センチx18センチにのばしグラニュー糖を振り、
端から巻いてゆきます。

巻き終わりの閉じ目はしっかりしましょう。

片方を2cmほど残して、包丁で3等分に切ります。


そして、三つ編み。なるべくグラニュー糖が付いている面が
下にならないように気をつけます(焦げの原因になります)。

編み終わりをしっかり閉じます。

最終発酵します。

塗り卵をしてスライスアーモンドを乗せて、180度20分焼成。

焼きあがり。上の写真と見比べるとよくわかりますが、
右の閉じ目をいい加減にしたら、この通り横に広がってしまいました


余談ですが、パンを編みこむときに使っているのは
ガラスのまな板。50センチx30センチのものですが、
パイ生地、パン生地をのばしたり、成型したりするのに最適。
細かい溝があるせいかくっつきにくいです。
パンをのばすときは、逆にストッパーになって縮みにくいです。
出来上がったケーキを切る時もよく使ってますし・・・。
難点は、ガラスなので、果物などのスライスは、
大きな音がするし滑るし、向きません。
ブログ上でよく出てくるまな板なので、ご紹介でした。

スノードーム・フルーツケーキ

2009-12-11 16:07:20 | 自宅教室
自宅教室。
再度、インフルエンザの影響でお休みの方もいましたが、
4名でスノードームを作りました。



皆さんの作品。仕上げの星型の絞り出しに苦労していた方も
いますが、それぞれデコレーションすると可愛く仕上がりました。


試食です。
紅茶はクリスマス時期にでるルピシアの「カシュカシュ」
酸味があって大好きな紅茶です。

切り口はこのとおり。
いちごをたっぷり入れたので食べ応えがあります。
前回の方はまだイチゴがでていなかったので
チェリーと洋梨でしたが、やはりイチゴがあいますね。

ご自宅で簡単につくるには全部ジェノワーズまたは
ジェノワーズショコラにするといいかと思います。
クリスマスにどうぞ。

フルーツケーキも焼きました。
ちょっと忙しかったですが、バターケーキの復習になりましたでしょうか。

ちょうどクリスマス頃食べごろになると思います。


プリン・シフォンケーキ

2009-12-09 23:23:36 | 実験室
週末、卵がたくさんあったので、プリンを作りました。

全卵をつかって、牛乳の量を多めにします。
卵4個に砂糖90g牛乳500mlが定番。
柔らかめだけれど、さっぱりしていて本人は気に入っています。
こちらは、15cmの大型にしました。
プリン好きのお友達へ。好きなだけ取り分けるのが、お気に入りとか。


こちらは、小のココット型。自宅用。



シフォンケーキもず~っと焼いていませんでしたが、
小笠原登茂子さんのシフォンケーキの本を図書館で借りたので
(今は絶版、中古で買うと結構びっくりなお値段です)
久しぶりに作ってみました。


いままで、作った方法と全くちがいます。
(と、いっても小嶋ルミさんと共著で作り方も
 同じでした)
プレーンに仕上げればよかったのですが、
チョコチップとドライアプリコットを入れ、
ちょっと混ぜすぎ(泣)。
いつもより、だいぶ生地がだれてしまいました。
仕上がりはまあまあですが、
やはり、思ったよりも膨らまず、詰まった感じ。

基本に戻って、プレーンでリベンジします。