お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

道明寺・ロールケーキ

2011-02-28 00:13:01 | 自宅教室

二月出前講座をしました。

ひとつは子どもたち向け。アップルシナモンケーキを焼いてデコレーション。子どもたちのデコレーションは色々工夫して楽しいです

もうひとつは、熟年の方の多い社会学級。

道明寺をつくりました。1時間ほどでと言う事だったので、春にむけて、電子レンジで簡単にできる和菓子にしました。総勢12名で男性も5名ほどいらしたのですが、男性の方々の計量の正確なこと。あんこの丸め方の上手な方。出来た餡玉をきれいに並べる方。

いやはや、システィマティックで敬服しました。話が弾んで、写真が疎かになってしまいましたが、仕上がりもきれいでしたよ。

こちらは、社会学級の1年間の閉校式とのことで、最後に召し上がっていただこうと思って作っていったロールケーキ。ロールケーキのスポンジシートもやはりいい加減につくると『それなりに』できるし、きめを整えて卵を泡立て、しっかり粉を合わせて丁寧につくると美味しくなります。シンプルなケーキだけに、手を抜けない1品です。甘さ控えめで美味しいと、好評でした

楽しい会におよびいただき感謝です。

 


フレジェ・イチゴのムース

2011-02-25 22:53:22 | 実験室

イチゴが美味しいシーズンです。小さめで、味の濃いイチゴを使って、ケーキをつくりました。

カルピスバターを買って、大事に冷凍庫に取っておいたのですが。。。。賞味期限がきになってきて、早く使わなくっちゃってことで、バターを使うケーキにしました。

フレジェ。真中のクリームはカスタードクリーム+バターのクレームムースリーヌといいます。かなりたっぷりのバターが入っていますが、美味しいバターを使うとくどさのない美味しいクリームになります。

クリームをつくるのはひと手間かかりますが、組み立ては楽しいんですよ、このケーキ。

イチゴを並べ、クリームを絞り出して隙間の無いようスパチュラでのばします。

 

細かく切ったイチゴをたっぷり入れて、クリームでふたをしてスポンジを重ねます。上面はナパージュ+ラズベリージャムなのですが、きれいに仕上がるよう、本来はクリームを少し取っておいて塗ってから上掛け。。。。ですが、ぜ~んぶきれいに入れてしまいました。それで、ナパージュの上掛けがしみ込んでしまいました。ちょっとおしかったですね。

 

イチゴのピュレをつかって、イチゴのムース。表面の飾りにお花を描こうとしたのですが、どうもムすかしそうだったので、アラベスク模様・・・・というより、唐草っていう感じですが、いつもより少し華やかになりました。

切り口はこんのようです。今回は、余裕を持って作ったので、真中のゼリーも冷凍庫できれいに固まりました。


バターロール・うぐいすロール

2011-02-24 21:59:32 | 修業

バターロールとうぐいすロールを教わりました。

10年近く前に子連れでパン教室に通っていた記憶をもとに色んな成型をしていましたが、再度教わると、結構いい加減に自分でアレンジしてたりして

左は途中の過程。手前がうぐいすロール。うぐいす豆たっぷりです。うしろはバターロールにするための生地。ほそなが~いしずく型のパン生地を丸めてバターロールにします。

 

ロールパンは生地ののばし方によって仕上がりが違うので、美味しそうになるように先を細めにしたいのですが、バランスがなかなか。。。焼きあがりは上手に出来たものを上にしてみました。うぐいすロールも、「切りすぎないように」とのアドバイスに従いすぎ、初めの方はほとんど模様がなく、ゴマを並べたコッペパン状態になってます。

 

教わりながら作ると、忘れていたことを思い出したり、ちょっとしたコツがつかめます。

習うより慣れろという言葉もありますが、基礎を侮るべからず、とも思いますね。


リンツァートルテ・ドミニカン

2011-02-21 23:44:08 | 修業

今月教えていただいたケーキは、リンツァートルテとドミニカン。

こんがりの焼き色ですが、このリンツァートルテには、ココアのケーキクラムが沢山入っているので、このような色合いです。それにしても、今回はいつにもまして凝ったお材料。材料をそろえるのが一仕事ですが、作り始めればジャム入りのクッキーを作る要領ですね。

左は作っている途中。生地の中のジャムですが、クロゼイユ(赤スグリ)とラズベリーで作ってます。酸味があって美味し~。

右は、試食。ケーキクラムが沢山入っていて、今まで余り食べたことのない食感。レースお皿。おニューだそうですが、とっても素敵です。

 

トルテの残った生地は、左のように7センチ位に絞り出します。一口サイズで可愛いです。右はリンツァートルテの焼きあがりともう1品、ドミニカンのスポンジ部分の焼きあがり。クグロフ型で焼きました。こちらも作り方は別立てのスポンジ生地に近いですが、中に入れたチョコチップ・アーモンドを切ったり、材料をそろえるのにお手間がかかりますが、作り始めればビスキュイ生地の要領。

バターも入った生地なのですが、ビスキュイ生地に7ミリ角に切って冷やし固めたバター・チョコチップ・アーモンドを散らして入れます。このようなバターの入れ方は初めて

 

仕上げにコーティングチョコをた~っぷりかけます。ざくっとした歯ごたえですが、時々アーモンドの歯ごたえあり、ビターチョコありでなんとなく後をひくお菓子です。

 

今回のケーキはどちらもいつもと違う食感でした。美味しかった~


スーパー料理教室・スープカレー編

2011-02-18 21:56:01 | 修業

2月のスーパー主婦の料理教室は、スープカレー編です。

とはいうもののいつものように、メイン料理になりそうな品々が何品もならびました。

こちら手前がスープカレー。

巷にもいくつかスープカレーやさんありますが、それに勝るとも劣らないおいしさ。秘密は、台所にあるスパイス+焼肉のたれ。そうそう、焼肉のたれは、普通のカレーの仕上げにいれてもコクが出ます。だまされたと思って、試してみてください。

アップの写真。上にのっている野菜ですが、お店では油で揚げてあるのが普通ですが、自宅ではヘルシーに、蒸してあります。しかも、全ての野菜を1つのフライパンに入れ、1cmくらい水を張って、一気に蒸す(ゆで)ます。その際、卵もペーパータオルをひいて転がらないようにおいて、9分でこのような半熟玉子ができます。これにはびっくり

かぶと春菊のサラダ・豆腐に山芋と味噌マヨネーズを混ぜたルーをかけた和風グラタン。

 

あさりとタラのプロバンス風。このプロバンス風のソースがまたすごいです。トマトの水煮とツナ缶、レモン汁、オリーブオイル、ハーブを混ぜただけ。ツナ缶を汁ごと入れることによって風味が増して、びっくり美味しいです。今回は、サイコロ状に切ったもちをいれてくださいましたが、自宅ではペンネにして、チーズをかけたらとっても美味しかったです。

デザートもきれい・簡単なティラミス。マスカルポーネチーズのかわりにクリームチーズを使ってお手軽にできます。チョコフォンデュ。ガーナミルクチョコレートを溶かして植物性のクリームを冷たいまま入れて、適当にのばしただけ。植物性のクリームのおかげで冷えても固まらない、目から鱗のデザートです。

 


チョコレートケーキ

2011-02-14 21:34:06 | 実験室

バレンタインですが、家では、極シンプルな大人のチョコレートケーキをつくりました。

と、いうとかっこいいですが、実は、ガナッシュが足りなくなったのでした(^_^;)

今回の上掛けのガナッシュは、澄ましバター入り。やはりツヤが違いますね。

 

ガナッシュの中ですが、左は、別立てのココアスポンジにチョコクリーム。ラム酒を効かせたビターなチョコレートケーキ。

残ったガナッシュは、前の日作った桜草のジェノワーズを使って、縞模様のケーキに上掛けしてみました。この季節、ガナッシュはどんどん温度が下がり、クレームシャンティを塗ったケーキは冷蔵庫で十分冷えていたせいか、上掛けすると同時に固まって行き、つやがない状態に。。。。あせりましたが、こうなるとどうしようもありません。チョコレートの温度管理はやはり難しいです。

 


桜草

2011-02-13 00:57:58 | 実験室

2月末の自宅教室でつくるケーキの試作。

年度末でもありますし、ひなまつりも近いので、昨年教わった桜草をつくることにしています。

イチゴの美味しい季節ですので、ぴったりですね。

見た目、シンプルですが、切るとこのように鮮やかな菱餅(!)仕立て。

抹茶のジェノワーズにはた~っぷり抹茶が入っているので、大人の味わいです。


あんパン・チーズパン・プルマン・甘食

2011-02-12 21:32:39 | Weblog

最近、パンの基礎を学んでいます。

自己流でやってきたことで、「うまくいかないな~」と思っていたことや、基本の基が分かっていなかったことに気づいたり、気付きがあって楽しいです。

こちらは、あんパンとチーズパンをつくったところ。きれいな照りは、裏ごしした(茶こしでこしたのですが)卵液をうす~くぬったから。ここでは、生地にあんこがぎっしり入れる(空洞が出来ない包み方を教わりました。

ところが、自宅で作ると相変わらず、自己流(^_^;)

生地をいろいろアレンジまでしていい加減な出来上がり。適当にすると、適当に出来上がるの典型ですね。照り卵をしないとこんなふうな色合い。左はチーズパン。真中、チョコチップ入り。右は、くるみとレーズン入り。

こちらは別の日、プルマンと甘食を教わりました。

プルマンですが、大きなパンは、アバウトなのかと思いましたが、巻き方など結構作法があって、想像以上に気をつかいました。2山がきれ~いにそろうのが良い食パンとのことで、まずは及第点をいただきました。

 

昔懐かしい甘食もつくりました。手前の平たい方は、FPで生地作りしたもの。小さめ、山が高いのは、手混ぜ。配合は同じですが、なぜか手混ぜの方が断然美味しいです。

自宅jでプルマンの復習はしておりませんが、チョコシートを使ったパン。いつもと違った方法でシートを巻き込んだら、偏りがでて、あまりきれいな模様になりませんでした。それで、もとに戻して巻き込んでみたのですが、仕上がりが今3歩手前位に後退してしまいました

毎回、「この位で、まあいいか~」と、いう気の抜けた感じでつくってるので、再現性がいまひとつ。

 

パン作りも気軽にできたらいいな~と習い始めましたが、教わってゆくと、ちょっとしたコツと気遣い、見た目が大切。。。。ですね。


ブルーベリーのタルト・キャラメルロール他

2011-02-11 00:01:47 | 実験室

最近つくったケーキ。

季節を問わず出来るブルーベリーのタルト。タルト生地にアーモンドクリームを敷きこんで焼いた上に、カスタードクリームとブルーベリーのフィリング。ブルーベリーは、実家で取れたものを冷凍しておきました。

ブルーベリーは冷凍を使うので、いつでもできます。こちらは、ゼリーではなくコーンスターチでとろみをつけて、上掛けしています。今回は特別にカシスも混じっています。カスタードの甘みとブルーベリーの酸味が合います。

タルト生地の余りを無理やり敷きこんで、タルトレットも作りました。生地のさくさくがなくならないよう、タルトレットの底面にはチョコレートを流しました。邪道ですが、そんなときは、チョコを電子レンジで温めると簡単です。

北山にある里奈のキャラメルロールをイメージしながら作ったキャラメルロール。

ロールの芯にかなり苦めのキャラメルを沢山入れたつもりでしたが、、思ったより甘めのキャラメル。量も『多い?』と思って入れたのですが、もっと沢山入れても十分大丈夫でした。

定番ですが、フロランタンとチョコフィナンシェも焼きました。お友達に差し上げたいという事で、20袋分のご注文。

フィナンシェはうまく焼けましたが、フロランタンはキャラメル部分がサクッと仕上がるよう若干温度を高めにしてしっかり焼いたら、裏が見事に焦げてしまいました

焦げている部分を削り取ってなんとか事なきを得ました。

 


タルトタタン・シュクセドマロン

2011-02-09 23:35:20 | 修業

1月末ですが、ケーキセミナーでタルトタタンとシュクセドマロンを作りました。

タルトタタンの出来上がり。色つやよく仕上がりましたが、アツアツの出来たてをひっくり返したので、リンゴが分離しやすいです。

タルトタタンは1度作りたいと思いつつ、適当な型がないのを言い訳に作ったことがありませんでした。オーブンで焼く時間も随分かかるし。。。。

今回の研修では、その点をクリアするために、フライパンでじっくり焦げるまで焼いて、型に敷き詰めます。これだとオーブンで焼くほどの時間はかかりません。こちらが、焼いた後、型にしきつめたところ。15cmマンケ型にリンゴ6個!更に、オーブンで10分焼きます。

この後、別に作ったプリゼ生地をのせて(押し込んで)、焼きます。

 

もう1品はシュクセドマロン。卵白でつくるシュクセ生地にマロンのムースをサンド。ムースにはパータボンブ(卵黄に熱いシロップを加えて攪拌したもの)が入っているので、ふわふわで濃厚です。

2,3月はケーキ研修のため、セミナーはお休み。次回は、4月です。