松本零士デザインの遊覧船
上の画像は隅田川を遊覧する松本零士デザインの遊覧船。漫画からそのまま現実世界にワープしたようなこの遊覧船は、このまま速度を上げると空を飛びそうな雰囲気がとても良い。
誰のデザインか知らないが上海の遊覧船
一方こちらは上海の黄浦江を遊覧する船。右側が船首で二匹のドラゴンが雄叫びをあげている。2つの国の遊覧船の大きな違いは、船の中で食事か出来るかどうかと収容人数とネオンギラギラかそうでないかの違い。こちらでは何事も目立たないと意味が無いという事で、他の遊覧船と競うようにド派手な遊覧船がほとんど。
この日本と中国の遊覧船の違いを他の事に当てはめてみると、新しいビルやファッションや女の化粧など、ほとんどの事例に納得がいく。という事で、日本の会社も日本で良いとされる物が必ずしも中国で評価されるとは限らない事を認識すべき。今、中国人が日本で爆買しているというニュースが毎日のようにマスコミを賑わせているが、売れている物には偏りがありすべての物が売れているとは限らない。本気で中国に物を売りたいのであれば、中国人が求めているデザインや色や性能を追求すべきだ。これは、中国以外の国にも当てはまる。
☆本日23日の朝から地方の工場へ行き交渉とアドバイスを、もちろん遊覧船でなく車での長旅。ブログは25日まで予約更新済み。