整理中のHDから発掘
以前の写真展で使った首長亀と同じ亀。使ったレンズは1970年代の銘玉RE Auto Topcor58mm f1.4。この亀は甲羅の中に収まりきれないほど首が長いので、目にピントを合わせると亀の体は相当ボケる。しかもこの室内の条件だと、シャッタスピードが結構スローなので、ボケとブレの相乗効果が面白い。ただし、亀もたえず動いているのでかなりの枚数を撮った中で目にピントが合っていて使えるカットは数カットのみ。(これは左目のピントが、かろうじて合っている)
こんな状況の時はピントリング固定で、カメの動きに合わせて自分が動いた方が確実にピントが合う。しばらくするとカメの動き方が読めるようになるのでヒットする確率は相当上るのだ。AF?そんなもの使い物になりません。カメラの手持ち撮影で人を寄りで撮る場合も大まかなフレームを決めたら、自分が前後に動いてピント合わせをした方が良い場合も結構ある。
トプコール58mm f1.4 EOS 5DⅡ