海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2003年に借りたマンション

2011-05-17 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

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地下鉄、虹橋路駅から見える風景は徐々に変貌している。2003年SARSの時、上海に初めて拠点を持ったのがこのマンションの1Fだった。ラッキーな事に親しい友人が紹介してくれた部屋は天井が3.3mあり広さは110平米でスタジオとして改装した。家賃は、4500元で(約60000円)、このマンションの1Fのみ天井が高いので5部屋全部カメラマン事務所だった。こちらではレンタルスタジオが極端に少ないので自分でスタジオを持つのが当たり前だった。部屋を借りる場合、一般的にベットやテレビなど家具付きになっていて体一つで即生活できるが、私の場合はスタジオとしての広さが欲しかったのでほとんどの家具は撤去してもらった。

このマンションの敷地内と地下は駐車場になっているが、当時車を持っている人は比較的少なかったので空きスペースが多かったが今はすでに駐車スペースが無いらしい。時々このマンションに行くが、メンテナンスが良くないので築15年にしてはかなり古く見える。

上海は元々湿地帯だったので地盤は悪いと思った方がよい。水はけが悪く大雨が降ると1Fや地下は冠水する事がよくあるので、借りるなら北向きを避け3階くらいがちょうど良い。

キャノンFD50mm f1.4

コメント
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