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昨年の万博を契機に上海の街はとてもきれいになった。この和平飯店北楼も万博開催前には間に合わなかったが、外壁や内装も美しく改装された。
ここ2年ほど屋上に上がった事はないが、最近屋上を開放しているホテルやビルはほとんどない。そういう意味でも貴重な場所だ。この外灘の建物は、外灘の遊歩道から見ると夕方は逆光になる。なので、空が画面に入り込むと建物は当然ダークトーンになってしまうが、それが個人的には好きだ。
HDRを使ってハイライトからシャドウまでトーンを出すという方法もあるが、使い方を間違えるとつまらない写真になってしまう事が多い。トーンを豊富に出す事が写真のテーマだと勘違いしている人が多いようだ。
キャノンFD85mm f1.8
