海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

小型で大光量LEDライトYONGNUO YN160改造版 3種のバッテリー対応

2011-05-05 | 使える中国製カメラ機材

'

昨年販売された小型で大光量LEDでYONGNUO製「YN160」という機種があります。このLEDライトは、ほとんど合格点を付けられるのですが、大きな欠点がありました。それは、取り付け部が柔なアームで出来ており誰が見ても即壊れそうな造りでした。また、カメラに付けた時にパンすると本体が揺れてしまい使い物になりませんでした。

しかし、この大光量はスチールでも動画でも見逃せません。そこで、本体取り付け部のアームを外しカメラの小ネジ規格の部品を数百個特注し改造しました。(この国では、こういう部品は数百個単位でないと造ってくれない)

'

'

そして、オリジナルのアームの代わりに自由雲台とホットシューマウントアダプターを取り付けるとほぼ私が求めていた小型LEDに生まれ変わりました。

このLED「YN160」の最大の長所は、大光量(1mの距離で1/30 f5.6+2/3 ISO400)もある事と同距離でf1.4半まで落とせる。LEDを160個使用しながらこれだけの光量を確保した製品は他にありません。(LEDの個数と光量は正比例しませんLEDを300個使ってもこれより暗い物が多い)

また、金属製のバーンドアが標準装備されていてスポット的にも使える事とバーンドアを狭めてトレペなどを貼ればとてもソフトな光になるのでこれ1灯でも十分撮影が出来る事。(自由雲台付きクリップを使えばアイランプ代わりもなる)

'

'

また、単三電池6本ソニービデオ用、パナソニックビデオ用リチウムにも対応しているので大変便利だ。また、気になる色温度と色傾向だが、色温度は5900ケルビンでややG色傾向であるが、これは他のLEDとほとんど同じ程度なのでホワイトバランスを取ればまったく気にならない。

興味のある方は、東京白金台のパンプロダクトで販売中。商品説明ブログへどうぞ。

YONGNUO「YN160」とサンパックPF20XDをソフトボックスに入れ撮影

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンパクトデジカメ用フィルター リコーGXRやGRなど

2011-05-05 | 使える中国製カメラ機材

'

私はリコーのGXRのレンズ前にレンズ保護用フィルターを取り付けている。これを取り付けて半年になるが、とても便利だ。こちらでは、日本と比べてホコリが多く黄砂も多いので一日中デジカメを持ってあるくとレンズがホコリだらけになる。また、他の人のコンパクトデジカメを見ると指の油でベトベトのカメラをそのまま使っている人がほとんどだ。

また、海など潮風が当たる場所で使うとレンズクリーニングはとても難しい。なぜなら小さな砂がレンズに付いている事が多いので慎重に掃除をしないとレンズ面を傷つける事になるからだ。

このフィルターは張り付け式なので、ネジ切りされてないコンパクトデジカメのレンズに最適だ。サイズも色々あり全機種確認した訳ではないが、ほとんどのコンパクトデジカメに使えそうだ。

'

'

ただし、欠点が一つあるとすれば、開閉式のレンズキャップを取り付けるとフィルターの厚み分ふたが少し開いたままになる事だ。でも気軽に掃除できる点は評価できるので私は無視している。

GR用やG12,S95,LX3など専用もあり。

東京のパンプロダクトで扱ってます。

YONGNUO 「NY160」とサンパックPF20をソフトボックスに入れ撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紹興料理+上海料理+紹興酒の店 上海孔乙己酒家

2011-05-05 | 写真日記

'

一昨日、撮影帰りに一人で文廟横の「上海孔乙己酒家」に立ち寄った。その日は労働節の連休が終わった次に日だったので比較的店内は空いていた。私がここに一人で行く時はオーナーと奥さんと3人で飯を食う事が多い。

中国国内に「孔乙己」という名前の会社は4社あるそうだ。その中の飯屋は2件で、北京孔乙己と上海孔乙己だ。ただ、名前は同じでもまったく経営も味も違う店だそうだ。

最近、この店に250cc98元(約1300円)の紹興酒が登場。この値段は、かなり高いが旨い。旨いが私にとっては、まろやかすぎる。生紹興酒を初めて飲む人は、数人で行きこの一番高い紹興酒を最初に飲んでみる事を勧める。理由は、下から攻めるより上から攻めた方が味の基準を定めるには好都合だからだ。

この店には、生紹興酒が9種類あり一番高い満江紅が98元で、一番安いのが8元(250cc)とかなり開きがある。飲み方は、常温が主だが人肌に暖めるのが好きだという人も多い。

'

'

私が常飲しているのは、加飯皇29元で上から4番目だ。上級者になると古い酒に新しい酒を混ぜて飲む人もいるようだ。古い酒はまろやか過ぎるので、まだ若い元気のよい酒を何割か入れるとちょうど良いらしい。これは、会社も同じようなもんだな。

この日の酒量、青島ビール大瓶2本と加飯皇半斤(250cc) その後、音にて赤ワイン数杯。

キャノンFD50mm f1.4 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする