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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

図書ボランティア

2013年05月11日 | 「図書ボランティア」のひきだし
新学期が始まり早、一ヶ月が過ぎました。
今更ですが皆さん、入学、進級おめでとうございます。
今学期初めての本読みは、2年3組です。2年生は今年から3クラスになりました。
我が子のクラスに関係なく読みます。

クラスに行って、まずは先生にご挨拶、新任の先生で、ちょっと緊張です。
みんなもう静かに待っていてくれます。



ブクログより

今朝の一冊目は、
小さくなった「きいろいくれよん」ゴミ箱に捨てられちゃった。
「ぼくまだまだきれいに描けるのに・・・」くれよんは他で役に立とうと外に出かけます。

最近の子どもは、落とし物をしてもとりに来ないとか、物を大事にしないとか言われますが、そんな子ども達に、捨てられたクレヨンちゃんの切ない気持ちが伝わったでしょうか?


2冊目。

ブクログより




ある日、おじいさんが森の一軒家に引っ越してきました。けれどそこには、ゆうれいや犬や猫が仲良く暮らしていました。おじいさんは人の家に勝手に住んで・・・とみんなを追い払ってしまいます。

せいせいして、ひとり暮らしを楽しんでいましたが、だんだん人恋しくなって・・・
おじいさん、そんな意地悪なままでいいの?

この森の中の家、おじいさんが「長い間人に使われて、こつこつ貯めたお金でやっと買った家」なのです、子ども達は聞き流してしまうでしょうが、私たち大人は身につまされるフレーズですねぇ。

絵本の中にこんな言葉が出てくるなんてびっくりです。

今日の子ども達は「あんたら今日はどうしたん?エライ静かやねぇ」と先生がおっしゃるほど、静かに聞いてくれました。さては連休明けでちょっとお疲れなのかな?
さあ、今日からまたお勉強がんばりましょう!



平成25年5月7日(火) 2年3組

小さなクレヨン / 篠塚かをり
ノックがとんとん / にしかわおさむ

          

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同窓ハイキング、繖山(きぬがさやま)

2013年05月09日 | 「山」のひきだし
幼なじみの友達との山歩き、第2回目です。
kちゃんにせっつかれて?、2週間ぶりの山は・・・
能登川の猪子山から行けたら、観音正寺まで行きましょうと、前回に比べて標高はぐんと下げましたが、なんと縦走です。万が一、途中で力尽きた時の場合を考えて、車は観音正寺に置かず、安土城考古博物館に置きました。

猪子山公園から観音さんに向かって歩かなければならないのに、おしゃべりに夢中になって行き過ぎてしまい、ちょっとロスしました。


北向観音から湖東平野を望む。

まずは、展望を楽しみ、先が長いので急ぎます。前回膝を痛めたk美ちゃん、早速サポートタイツを購入してはいてきたと、頼もしい意気込みを見せてくれました。




歩き始めると、あっという間に猪子山に到着です。展望もなく歩き始めなので、通過です。


どこで出会っても、このピンクはかわいい。




結構いろんな花が咲いています。

展望のない、うっそうとした中でいろんな花を見つけると、疲れを忘れてほっとします。


白い細かい花がいっぱい。かなり大きな木もあります。「なんじゃもんじゃ」かなぁ。

雨宮神社を越えて、地獄越えという恐ろしい峠にさしかかる頃、いつのまにか登山者が増えてきました。向こうからもやって来ます。そのころからワラビがあちこちに生えているのを見つけ、教えてあげると、kちゃんはワラビ採りは初めてだと、一生懸命探し始めました。


完全に目的が、違ってきた彼女。



一時、行列ができるほど。

展望のよい尾根に出て、歓声を上げながら展望を楽しみ、歩いてきた道を見て満足感に浸ったり・・・いいお天気です。


琵琶湖が見える!と大はしゃぎ。

やはり予定より遅れたので、展望の良いところでお昼にします。
今日はうどんはやめて、お湯を注ぐだけのスープとサラダパン。もういいの?と言うくらい彼女たちは食べません。小柄なのでかしら。

お腹もいっぱいになって、出発してもまだまだ道々、ワラビを求めてきょろきょろ。
山菜採りに来たという、おじさんに情報まで仕入れています。



繖山に到着です。時間はちょうど2時。ここから観音正寺までは距離にして1kmもありませんが、誰もが消極的です。
頷きあって、安土城趾、風土記の丘とある標識の方に足を踏み出しました。

降りはじめは、少し急で二人は足をかばいつつ、ゆっくり歩きます。

こちらの展望もすばらしく、開けるたびに立ち止まり、またワラビ採取にも忙しく、早く降りてきて正解でした。


ちごゆりの群生を見つけました。


マムシ草も

考古博物館と言っても、文芸会館や体育館や、その辺り一帯を風土記の丘というので、いったいこの道はどこに降りるのやら、車から遠かったらどうしようと内心心配していましたが、うまい具合に車の場所近くに降りてきてほっとしました。

お互い学校を卒業して何十年・・・結婚をして子育てをして、いろいろ抱えているものもそれぞれ・・・子供時代の無邪気で、身軽な体ではありませんが、こうしてひととき、有意義な時間を過ごすことができて、結構な一日でした。




平成25年5月4日 (晴)

猪子山公園(9時)~猪子山~繖山~近江風土記の丘(15時)






















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沢村貞子の献立日記

2013年05月05日 | 「本」のひきだし

ブクログより


沢村貞子さんというと、ちょっと意地悪でキツイお姑さん、というドラマのイメージが強い名脇役でいらっしゃいましたが、【「女優」と「家庭」のどちらをとるか・・・などと悩んだことはありません。女優はやめることがあっても、暮らしをやめることはないからです。】
とおっしゃるとおり、実に家庭的な方です。

沢村さんは、57歳から84歳まで27年間、1日も欠かさず「献立日記」というものをつけておられました。
それは大学ノートを5段ほどに区切って、日付(天気と気温が書いてあることも)と献立が書いてあるだけですが、
献立に使った材料だとか、誰それからの頂き物だとか、ちょこちょこと書かれていたり、それらを眺めていると、そこからは沢村さんの丁寧な日々の暮らしぶりがうかがえるようです。

その中から、フードコーディネーターの高橋みどりさんが、ある日の食卓、というようにいくつか献立を再現されています。
それは豪華ではないけれど、彩りよく、バランスよく、しみじみ日本の食卓だなぁ、と思わせるものです。

沢村さんのご主人は、新聞記者だった大橋恭彦さん、熱愛の末、一緒になられた、その時から沢村さんは献立日記をつけられているのだろうと思います。

家族のおいしそうな顔を思い浮かべながら、家族の健康を気遣いながら、主婦はそういう張り合いを持って、日々食事作りをしていると思いますから。

献立日記は、ある年の11月の朝食で途切れています。
多分、ご主人がもう普通の食事がとれなくなったんだと思います。

こういう暮らし方をされる沢村さんですから、自分ひとりになっても、食事を抜いたり、出来合のものですましたり、そんなことはされなかったと思うのですが、やはり張り合いというものを無くされたんだと思います。

「女は泣いてちゃいけないよ、おまんまの支度ができないからね」こう言って小さい頃からお母さんに台所仕事を仕込まれたという沢村さん。このお母さんにして、この娘あり。



沢村貞子の献立日記 / 高橋みどり
★★★★☆




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山シャクヤクを求めて、霊仙山。

2013年05月01日 | 「山」のひきだし





連休前半の最終日、山シャクを見に行きませんか?とお誘いいただきました。
行きます!行きま~す。 もしかしたら福寿草もまだ咲いているかも・・・楽しみです。

待ち合わせの集会所の駐車場で、準備をしていると、(地元の方か?)「山登られるんですか?ヒルがぼちぼち出始めていますよ」とご親切に、私に!  「ひっ!!」
今日は、最高気温が25度になるし、もしや・・・とは思っていましたが、あいにくジョニー君、忘れてきましたぁ。
初っぱなから、どよ~ん。出鼻をくじかれてしまいました。

他の人はと言うと、「まだ4月じゃない、大丈夫よ~」とか「今日は出る気がせんっ!」などと強気な意見に勇気をいただいて、今畑から登りはじめます。


登山届けのポストも完備されていて、わかりやすい登り口です。
しばらく歩くと昔の村のなごりの建物などがあらわれて、あたりには咲き終わった福寿草の葉っぱがいっぱい。ここにも咲くのね。
その昔、ここで人々が生活していた頃から花は同じ場所で、毎年同じ時期に咲き続けてきたのだなと、しばし感慨にふけりました。


右は植林、左は自然林という道をまずは、笹峠を目指して歩きます。



あっ痛っ! 新緑が目にしみます。

右側の植林も途切れた頃、若くて故に目がよく、より熱心な?yさんが、斜面に咲く山シャクヤクを発見。
指さす方を、老眼の目を細めて必死に見るワタクシ。白い花が見えますぅ~

みんなカモシカのごとく斜面をかけおります。足元など見てやしません。
柔らかい山肌の土に足をとられたり、ずるずる滑り落ちそうになったりしながら、目はその白い花に釘付け・・・



小躍りしている人もいますね。



群生があちらこちらに。


ここにも!

今まさに盛りの、見頃時期です。降りてみると、あっちにも、こっちにも、歓声を上げながら撮影タイムです。
こんなに賑やかにしているのに、その上の道を知らん顔して通り過ぎる人がいます・・・というか、誰も問う人はいませんでした。

もったいない、実にもったいないです。いかに花に関心がないにしても、山を歩く目的が違うにしても、これを見ないとは。


さあ~、今日の目的は達成?
いやいや一応周回ですから、先を急ぎましょう。

笹峠を過ぎると、いよいよ西南尾根です。



中どころで、振り返る。



青空の下、延々と続く。



絶景、なんですがキツイです。



近江展望台で、記念撮影をして、次は福寿草を探しに行きました。
結構残っていました、が 葉っぱが出て、ちょっと花も小振りで、雪の間を割って咲いている福寿草とは違う花に思えました。
でも福寿草もこんなに見られて、今日はほんとにラッキー、です。


お日様を浴びて満開。


頂上はもう少し先ですが、お昼です。ランチです!
風もないし、いいお天気で、その上ごちそうがいっぱいで、言うこと無いです。


ごちそうさまでした。


お腹もいっぱいになりましたが、まだ先がありました。
最高地点にだけ行き、霊山山頂はパスして、経塚山で伊吹を眺め、下山しました。
汗ふき峠からの道は、土砂崩れの跡なのでしょうか、大木が根こそぎ倒れていて、異様な風景でした。
道も一部、昔の道は通れなくなっていて、新しい道ができていました。


その他の花。







などなど。

本日は、私にとって、今年初めての晴れの山、恐れていたヒルにも遭遇せず、快適な山歩きとなりました。
ただ、以前登った時と、西南尾根の場所が違う気がしました。以前の時はいったん登り切ると、そこは岩はなくて、一面気持ちの良い草原のような場所でした。
また確認しに行きたいと思います。

ご一緒下さった皆様、ありがとうございました。


平成25年4月29日 晴れ

     今畑(9時頃)~笹峠~西南尾根~経塚山~汗ふき峠~落合(4時頃)

























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