今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

思いがけない樹氷に感激! 明神平~薊岳

2016年03月07日 | 「山」のひきだし
明神平は2度目です。
前回も樹氷を見に行きました。樹氷はきれいでした、青空が欲しかったんですけれどそれは叶わず・・・
それにもまして寒かったことの方が記憶に残っていましたので、今回も防寒はばっちりで出かけました。

大又林道はうっすら白い程度で雪はほとんどありません。
でもその下は凍ってつるつるなので気を引き締めて歩きます。
雪は少ないのですが、何しろつるつる滑るので、早々に簡易アイゼンをつけました。


4~5回渡渉があります。アイゼンをつけているので慎重に・・・

右側に滝が見えてくる頃、

樹氷が出てきました。とっても細かくて繊細。


トゲトゲ。


樹氷のトンネルを行く。積雪もほどよくです。


青空が欲しい~~

など言いながら歩いていると

明神平の小屋が見えてきました。まあこれはこれで幻想的できれいです(負け惜しみ?)
雪は少ないですね、地面の草がのぞいている状態です。
今日はまだ先があるので、風をよけて休憩をして先に進みます。


前回そり遊びをしたところを登っていきます。今日は遊んでいられません。


この森の中が前山。標識も何もありません。吹きだまりは雪が深いですがつぼ足でいきます。


素晴らしい樹氷の中を薊岳へ向かいますが、ここからは踏み跡もなくテープを確認したりしたり、道を外さないように気をつけていきます。

いくつかアップダウンがあり、そのアップがだんだんきつくなって、せっかくの樹氷も鑑賞する余裕が無くなり足下ばかり見ながら歩いていました。
最後の登りを何とか登り、やせ尾根をいくと

薊岳の頂上でした。細長~くて狭い頂上です。


寒いです。寒いけどお腹がすいた~  今日も暖かいうどんをごちそうになりました。

ご飯を食べてちょっと元気が出て、うろうろしていると

雲が切れてきました!  


青空やん!  国見山方面。


純白、きらきら。

わいわいがやがやみんな大感激で、足取り軽く帰ります。


青空。


青い。


満喫。

お天気も良くなってきたし、三ツ塚へ寄ってみましょう、ということになりました。


世界的な?そり大会が行われるという前山ゲレンデを右の方へ行きます。
本当に気持ちのいいところ。


ゲレンデの上部を歩いています。


このあたりの樹氷がまたいいです。
枝が木の下までついていて、そこにびっしり。白い花が咲いているよう。


三ツ塚。

明神平はみんな良く来るけど、明神岳はあまり行かない、せっかくだからと明神岳へも行きます。
つぎいつ来られるかわからないもの。


地図には穂高明神とあります。特に何も祀ってありません。


明神平へ帰ります。


振り返りながら・・・


振り返りながら。


小屋が見えてきました。

東屋で休憩をして、さあもうひとくだり。

明神平から薊岳。


朝来た時とこの違い・・・ 小屋の屋根に粉砂糖をまぶしたように雪が着いているのが最高!なんだそうです。
これでも十分きれいですよ。

明神平のすぐ直下、登りの時も転んだのに、下りもまだ凍っていて転びそうになりました。
あぶないあぶない、気を引き締めて行こう。
今までアイゼンは4本爪でまあいいかな、軽いしコンパクトだし、と思っていましたが、やっぱり自分の身を守るものですから、状況に応じて使い分けなければいけないなと今回、身にしみたのでした。

山歴○十年の先輩が10本爪を履いているのに、ぺーぺーのわたくしが4本とは身の程知らずもいいとこです。
すみません、次から気をつけます・・・

でも無事降りてきて、本当のところ今日は青空はあきらめていたのですが昼から予報通りお天気が回復して、すばらしい景色を堪能することができました。
おそらく今期最後で最高の樹氷、でした。

今回も皆さんに感謝!です。





平成28年3月2日(水)曇り/晴れ
奈良 明神平~薊岳

林道駐車場(8:12)~明神平小屋(10:05)~薊岳・1406m(11:53~お昼)~三ツ塚(14:40)~明神岳・1432m~明神平下山開始(15:41)~下山



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 図書ボランティア | トップ | 図書ボランティア »
最新の画像もっと見る

「山」のひきだし」カテゴリの最新記事