今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

同窓ハイキング、繖山(きぬがさやま)

2013年05月09日 | 「山」のひきだし
幼なじみの友達との山歩き、第2回目です。
kちゃんにせっつかれて?、2週間ぶりの山は・・・
能登川の猪子山から行けたら、観音正寺まで行きましょうと、前回に比べて標高はぐんと下げましたが、なんと縦走です。万が一、途中で力尽きた時の場合を考えて、車は観音正寺に置かず、安土城考古博物館に置きました。

猪子山公園から観音さんに向かって歩かなければならないのに、おしゃべりに夢中になって行き過ぎてしまい、ちょっとロスしました。


北向観音から湖東平野を望む。

まずは、展望を楽しみ、先が長いので急ぎます。前回膝を痛めたk美ちゃん、早速サポートタイツを購入してはいてきたと、頼もしい意気込みを見せてくれました。




歩き始めると、あっという間に猪子山に到着です。展望もなく歩き始めなので、通過です。


どこで出会っても、このピンクはかわいい。




結構いろんな花が咲いています。

展望のない、うっそうとした中でいろんな花を見つけると、疲れを忘れてほっとします。


白い細かい花がいっぱい。かなり大きな木もあります。「なんじゃもんじゃ」かなぁ。

雨宮神社を越えて、地獄越えという恐ろしい峠にさしかかる頃、いつのまにか登山者が増えてきました。向こうからもやって来ます。そのころからワラビがあちこちに生えているのを見つけ、教えてあげると、kちゃんはワラビ採りは初めてだと、一生懸命探し始めました。


完全に目的が、違ってきた彼女。



一時、行列ができるほど。

展望のよい尾根に出て、歓声を上げながら展望を楽しみ、歩いてきた道を見て満足感に浸ったり・・・いいお天気です。


琵琶湖が見える!と大はしゃぎ。

やはり予定より遅れたので、展望の良いところでお昼にします。
今日はうどんはやめて、お湯を注ぐだけのスープとサラダパン。もういいの?と言うくらい彼女たちは食べません。小柄なのでかしら。

お腹もいっぱいになって、出発してもまだまだ道々、ワラビを求めてきょろきょろ。
山菜採りに来たという、おじさんに情報まで仕入れています。



繖山に到着です。時間はちょうど2時。ここから観音正寺までは距離にして1kmもありませんが、誰もが消極的です。
頷きあって、安土城趾、風土記の丘とある標識の方に足を踏み出しました。

降りはじめは、少し急で二人は足をかばいつつ、ゆっくり歩きます。

こちらの展望もすばらしく、開けるたびに立ち止まり、またワラビ採取にも忙しく、早く降りてきて正解でした。


ちごゆりの群生を見つけました。


マムシ草も

考古博物館と言っても、文芸会館や体育館や、その辺り一帯を風土記の丘というので、いったいこの道はどこに降りるのやら、車から遠かったらどうしようと内心心配していましたが、うまい具合に車の場所近くに降りてきてほっとしました。

お互い学校を卒業して何十年・・・結婚をして子育てをして、いろいろ抱えているものもそれぞれ・・・子供時代の無邪気で、身軽な体ではありませんが、こうしてひととき、有意義な時間を過ごすことができて、結構な一日でした。




平成25年5月4日 (晴)

猪子山公園(9時)~猪子山~繖山~近江風土記の丘(15時)






















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